テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

東芝 かなりあQ (5YC-606)

2010-12-30 21:15:03 | Weblog

今日お預かりしたのは東芝のトランスレス、Mt 管 5球の 2バンド、かなりあ Qでお話しでは
SSB を受信している様な状態とのことでした。 この種のラジオの修理に付きましてはこちら
の ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

テッキリ AVC 用のコンデンサが容量抜けを起こし、AVC が機能しない為に周波数変換辺りで
発振しているのではないかと想像し、先ずは可也の絶縁低下が想像出来る コンデンサ類を交
換してみた。 他にイヤフォンジャックにも問題が診られたので修理を加えた。

コンデンサ類を交換したが発振は収まらない(周波数の高い方で顕著だった)。 周波数変換
の 12BE6 を交換してみたが変化無し、中間周波の 12BA6 を手元に在った 12BD6 に交換した
したところ状況は大きく変ったが年明けにも 12BA6 を探してみよう。

1月2日 12BA6 を新品に交換し、またトラッキングも調整し完了とした。

1月26日 今月初め修理を終えお返ししたところ短波が聞こえないとのご連絡を頂き再度送っ
て頂いた。 届いた物に特に問題は見られず動作確認をしただけでお返しした。 その後再度ご
連絡を頂き確かに戻って来たときは動作したがその翌日からまた問題が発生したとのことだっ
た。 中波は問題が無いが短波は通電直後は上端 (10Mc以上) しか動作せず、時間経過と共に低
い周波数も動作する様になると云う症状とのことだった。

今日受取った物には伺った通りの症状が見られた。 多分短波用局発に使われている
コンデンサ(スチコン、2800pF)が怪しいと想ったので交換してみた。

容量を測定してみたが見る見る容量が変る。 当初 2400pF程度だったが 10分程で 2800pF程
度まで増加した。出来れば Q も測定したいところだが Q メーターは持っておらずパスした。

 


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