お預かりしていたビクターのステレオ装置を発送し、Quad の FM チューナーも一段落したの
で先日オークションで落札して頂いた三菱 6P-125 の追加レストアに取り掛かった。 このテレ
ビの内部をご存知無い方もいらっしゃるかと内部の画像も撮ってみました。ご覧頂けるか内部
はビッシリと部品が詰め込まれており見ただけで戦意を喪失すると云う仲間も居るくらいです。
小さく、軽くしようとした結果でしょうが同時期の SONY さんの 5-303、或いは 5-202等マイ
クロテレビより小さく、軽く作られております。その分修理屋は大変な想いをさせられますが!
この種のテレビの修理、改造に関しましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ から
お問い合わせ下さい。
通常レストアを行う(プリント基板を取り出す)にはこの状態にする必要がある。
表面を覆っているパネル、トリム、ツマミ、ネジ、外付け電源トランス、絶縁用ネット。
3枚のプリント基板。 永くお使い頂くには見えているケミコンを全て交換する必要が有る、可
也道のりは遠い!
9月24日 電源回路以外の 2枚の交換は何とか終った。 同時期の SONY さんに比べ部品番号と
ケミコンの極性が基板にプリントされているので助かるが、残念ながら全てでは無くプリント
されていない部分もあるので注意が必要だ。しかし後付けの部品、配線が多く部品交換にも気
を使う。
9月25日 ケミコン (経験上問題の無かったブロック型を除き) を交換し終わったので組込を始
めました。プリント基板で 3方の壁を作る様な作りです。 組込も上手く行ったので明日からは
変換アダプタの製作に取り掛かりましょう。
9月26日 今朝から変換アダプタの製作に取り掛かり少し前に終了した。 テストに使った画像
は、昨年 3月にテレビ東京 (東京12Ch) で放送された小生の活動を紹介した【修理礼賛】の一駒
です。 可也丁寧に作られた番組でしたが短期間で終わってしまったのが悔やまれます(因みに
小生の 3分の番組の収録には 7時間半を要しました)。