今日の夕方お預かりしたのは Braun の Atelier Hi-Fi System 他 TS 45/1, Atelier 1-81, PCS 5 等
で近々取り組ませて頂こう。 この種の機器の動作確認、修理、改造等のご依頼はこちらのホームペ
ージ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
個々の装置の動作確認に取り掛かった。C3 カセットユニットの動作に特に問題は診られなかった。
CD3 CD ユニットの動作も略良好だった。
T2 チューナーユニットの動作(海外バンド)も良好だった。
電源は T2 の裏面に在る ACジャックから分配した。
A2 アンプユニットの動作も良好だった。
P4 ターンテーブルの動作も良好だった。
TS 45/1、 2台
11月23日 音量は十分だがノイズが混入すると云う方の動作を診てみた。 前面のランプ2個が消え
ておりメーター用のランプも点灯して無い様だった。 メーターも機能せず。 ラジオ部分はロータ
リースイッチに接触不良が診られた。 実際に FM を聴いてみたがノイズは感じられなかった、ただ
バランス調整が殆ど機能していなかった。
Atelier 1-81。 ピントがぼけているので撮り直そう。 11月20日 撮り直した。
11月22日 セラミック・カートリッジの組み込みに取り掛かった。
先ずシェルの内部にバルサを削ったベースを納め、その上にカートリッジ取り付けた。
トーンアーム先端の切り替えツマミはストックが無いので付けて無い。
回転数は約 -2~-2.4% 程だった。
音声出力2系統の内 2 の出力が少なかった。
PCS 5、2台
PCS 5 の1台目に取り掛かった。
モーターは回っているのだがターンテーブルが回転しなかった。 ゴムプーリーがモーターのシャ
フトと殆ど結合していなかった。
スプリング等をアレコレいじった結果何とかターンテーブルも回転する様にはなったが擦れる音が
していた。 ワッシャー数枚をターンテーブルのシャフトに加えてみたが変化は無かった。
11月20日 ターンテーブルが何処かと擦れる音の原因を探った。 結果判明したのはターンテーブル
にゴムベルトで回転を伝える為のプーリー?の頭頂部が擦れていた。
アルミ製の円柱状のプーリーの高さを低く出来れば良いのだが高さ調整は出来なかった。
フト気付いたのは上の画像に見えるシッピング・ビス2本で、これを外した結果少し下がった。
擦れる問題は解決したので 100V で動かしてみたが回転が遅い様だったので 220V に換えた。
11月21日 昨日は隣の駅に在るホームセンターでトランスを内部に固定する為の台座用に木片を
買って来た。 ただ 100Vでも使えない訳では無いので少し頭を冷やしてみよう。 何れにしても
必要な出力ケーブル/コネクタをご依頼頂いた長さで用意した。
回転数は略合っていた。
もう1台の PCS 5 は一応100Vでも回転したが本来の回転速度に達するのに時間を要した。
11月20日 もう1台の PCS 5 ではシッピング・ビスの問題は診られなかった。
11月21日 こちらの出力のケーブル/コネクタをご依頼頂いた長さで用意した。 サテ電源電圧を
どうするか悩ましいところだ。
11月22日 2台の出力ケーブル (1.2m/コネクタ Din 5pin) を交換した。
11月23日 進相コンデンサの容量が若干少なかったので念の為 0.47μFのフィルムコンを添えた。
結果 100Vで良好に回転する様になった。
回転数は約 -3%