今日の2台目は Collins, 75S-1 で初めてとなる機種だった。 USB/CW が機能しないとのお話だった
が、更に添えて頂いた 200kc事のキャリア調整 の意味が不明だった。 この種の受信機の修理の
ご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
1月5日 動作の確認に取り掛かった。
上は LSB 用の 453.68 (453.65) KHzの発振波形。
予想通り USB 用は全く発振していなかった。
USB 用の 456.35KHzは死んでいた。
1月7日 水晶が出来て来ないと先に進めないので真空管の gm を測定した。 幸い受信感度に関係
する真空管は全て問題の無い値だった。
1月26日 予定より2日早く頼んでいた USB/CW 用の水晶が届いた。
-65V 回路用の電解コンデンサがパンクしていたので交換した。
早速水晶を組み込んでみたが負荷容量30pFで作られた物なので周波数が10Hz高かった。
補正用に 20pFのトリマと 8pFを加え周波数を 456.35KHzに合わせた。
周波数表示を合わせたいとのお話が有ったので診てみた。 7MHz帯での表示は-0.6KHzだった。
上は補正後の 7.00MHzでの表示。 ただ下の 15.00MHzでは +1.4KHz程となった(途中使われ
ている周波数変換用水晶の発振周波数を合わせる必要が有る)。