テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

自転車の修理 (ラジオ、テレビに無関係で恐縮です)

2013-06-07 15:53:05 | Weblog

 

ラジオ、テレビには何の関係も無いが3日前我が家の近くに真新しいマウンテンバイクが粗大ゴミと
して出されていた。 今の若い人は(実際はどの様な方か知らないが)物を大事にしないものだと想
っていたがフト思い返すと我が家でも昔娘が高校生の時に買った自転車が10数年使われずに放置さ
れていることに気付き、先ずは米式と英式のバルブを変換するアダプタを買って帰り、家の回りを
乗ってみたが変速機とブレーキに幾つかの問題が診られた。 折角なので直して見るかと買った自転
車屋さんで見積もって貰ったところ想像を可也超えた2万円程だった。  ならば自分で出来るところ
までやってみようと先ずはブレーキを分解してみたがブレーキ・シューを開く方にテンションが掛
かっておらず、この為のスプリングを格納しているプラスチック部品4個にクラックが入っていたり、
一部が欠けていた。 この部品が手に入らないか再度自転車屋さんを尋ねたが残念ながらブレーキ全
体を買わなければならず4千円から5千円程度を要することが分かった。

ならばと自分で修復に取り組んでみた。 単にクラックが入った物は問題が無いが一部欠落してい
る物は若干梃子摺ったがマア機能してくれれば見た目は殆ど気にならないし、左程テンションも掛
から無いので何とかなるのでは無いかと想像する。

今日も早目に帰路に付いたので持ち帰り組み立ててみようと考えていたが夕食後は既に真っ暗とな
って仕舞い明日以降取組むことにしよう。 ところで昨夜見積もって貰った変速機とブレーキの修理
見積を見直してみたがアレッとなったのはその内容で、変速機用シフトレバー+チェーン+ブレー
キ用ワイヤー(前後)の部品代と工賃でもう片方の問題、ブレーキ(カンチ・レバー)本体のこと
が漏れていた。 しかし昨夜再度お邪魔した際、この種のブレーキのプラスチック部品は経年変化で
どうしてもクラックが入って仕舞うとの説明が為されたがならば何故この部分の費用を入れて無い
のか(単に忘れたのか)?。単純計算では2万5千円以上となって仕舞い益々遠いものとなって仕舞った。

6月9日 構造から左程応力は掛からないと想像していたが実際は可成りの力が加わり簡単に壊れて仕舞
ったので作り直し何とか機能する様になったので変速機に取り掛かった。  元々使われていた変速用のレ
バーは自分には馴染みの無いフリクション・タイプの物でハンドルを握ったままでも簡単、確実に変速出来
る(ハズ)の物なのだが、可成り仕組みが複雑で修理は諦めた。 ここは親しんだ昔ながらの単純なレバー
に交換しようと車で出掛けたついでに数軒自転車を扱っている所を回ってみたが何処にも無く、我が家に
戻り件(町内)の自転車屋さんを尋ねたが、最早その種の物は取り寄せなければならないとのことだった。
自転車に熱心だった40年程前はこの種の部品と云えばイタリア、カンパニョロ(通称カンパ)の物が性能、
デザインから全盛で今でも物置を探せば何処かに在るハズだがサテ。  自転車で思い出したのが矢張り
40年近く昔ヨーロッパに自分で作った自転車を持って行こうと考え、当時本郷に在った競輪用自転車では
トップ・シェアだった土屋製作所から独立し北区浮間で自転車の製造を始めたKさんに師事して蝋付けに
取り組んだが実際は殆ど師匠が作ってくれて自分は回りをウロウロしていただけだが、この師匠の腕は正
に神技で、ある日骨の折れた傘をアセチレン・バーナーで直しているのを見て驚かされた。 片手でアセチ
レン・バーナーを持ち、片方で骨の折れた部分を拡げ1,000数百度のバーナーの炎を当てて真鍮蝋を溶か
し蝋付けを行うのだが無論傘には布が張られており一寸でも炎の向きが可笑しいと穴が開いて仕舞う。

 

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お願いと PLANET-A

2013-06-07 12:09:59 | Weblog

修理に関するお問い合わせは以前と同じ様に少なからず頂くのだが、実際にお預かりすることはめっ
きり減って来ており仕事場として借りている4LDKの家賃にも事欠く始末で先行きが危ぶまれて来た。 
そこで改めてお願いしたいのは....このブログに修理の問い合わせメッセージを頂くことが時々有るが
質問のみで連絡先が記されて無いことが多い。折角質問を頂いてもメールアドレス、或は電話番号等
の連絡先が記されて無いとこちらからは連絡のしようが無いので是非この点はお忘れ無きよう。サテ
仕事が減って来た分、図書館に通う機会が増えてきたが先日訪れた際、数ヶ月前に読み大いに感銘を
受けた  『シャープを創った男』 早川徳次伝 をリユース資料(廃棄するのでご自由にお持ち下さいと
云うもの)の所に見付け早速頂いたがその隣に プロジェクトX 関連の2冊も見付け頂いて来た。 

ハレーすい星に突入せよ を読み始めて驚いたのはそこに PLANET-A 計画の文字を見付けた時で、かつ
て30年程前に自分が人工衛星に搭載する各種観測装置用の主に高圧電源を担当したことを思い出した。
観測装置は東大、阪大、名大、東北大の各観測チーム毎に全く異なる物で、各々の仕様に見合う高圧
電源を自分が担当していた米国のメーカーに開発して貰い(記憶だが)5、6種を各2台ずつ作り一台は
地上で温度、衝撃、加速度、振動、真空 (+当然電気的な機能) 等の各種試験を行い、もう1台は全く
試験を行わずそのまま衛星に搭載される。 当時プロジェクトの名称が PLANET-A のことは当然知って
おり、学術免税の申請書に何度もこの名称を記したが、その衛星の観測目的を30年以上知らずにいた
ことに気付かされた。 時系列に並べることが出来無いが当時は PLANET-A 以外にもエクゾス-C、-Dと
云う別の衛星用の観測機器用電源も担当したが、これらの取り纏めをしてくれた宇宙科学研究所の平
尾研で助手をしていらしたMさん(碁の名手)を10数年前に別件でJAXA(宇宙航空研究開発機構)の
相模原の研究施設を訪れた際にお尋ねてみたが恰幅の良い教授となっていらした。

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