![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/80/68bf4174a4bd147d311b8a333c2aab0d.jpg)
今日お預かりした2台の内の1台で、多分 Ford 用のモデル 12BDT (1961年)。 この種のカーラジオの
修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ
下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/eb/a92b28ea3182d07287c596c7f5ecf97c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/73/6e7c56e174eec99c7013fb455b22fefc.jpg)
Bendix製で、構成は真空管2球(実質4球、12FX8-12FR8)+トランジスタ2石のハイブリッド・モデルです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/a9/7ad4d5be4837e50351e45102c43e02f3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/a8/f1a5a9ad7b2b966a188061422680a8e5.jpg)
選局は出来るのだがダイアル・ポインターが動かない。 下の画像に見られるギアが本来はシャフトに固
定されてなければならないのだが何故か外れていた。 これをシャフトに半田で固定し事なきを得た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/01/beaa4cfab8e98e15e41d377d323f739a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/15/69562e1ab1cd0e2f07ca33b1dfe7576b.jpg)
AR-14 (Auto Radio Manual, Vol.14) Feb. 1962 には姉妹機種として12BD、12BF等が網羅されていたが
下の12BT、12BUに外観は似ていたが、回路は12BD、12BFと同様だった。 しかしこの時期は機械式の
バイブレータを使った全真空管モデル、電源にトランジスタ使用のDC-DC を使ったモデル、或は今回の
機種の様なハイブリッド・モデルもあり面白い。 因みにこの機種にも使われている低圧動作可能な真空
管(日本では作られなかった)は驚くべき性能で電源電圧を8V程度に落としても問題なく機能する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/15/5acaaf3a6052bfdf756b84f65483cd34.jpg)