今日お預かりしたもう一台はビクターの BR-42と、外付けの FMチューナー FU-1004 で
近々取り組ませて頂こう。 この種の装置の修理に付きましてはこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。
10月29日 ペーパーコン、 ケミコン、真空管(12AV6 のピンが1 本折れていた)、電源部
の抵抗、出力トランス等の交換を終え、ラジオ部分は良好に機能することを確認した。
10月30日 レコードプレーヤ部分の修理に取り掛かった。 インダクション・モーター
に問題は無かったが、それを固定しているゴム・ブッシング(生ゴム製)が解けて仕舞
っていた。
上の画像は16 回転のポジションだが設定は33回転の位置で本来の位置(高さ)より
4 mm程低くなっている。 先ずは適当なゴム・ブッシングを探さねばならない。
10月31日 モーター固定のゴム・ブッシングを交換し、駆動軸の高さも調整した。
33 回転と45 回転双方で動作を確かめたがレコード針の先端が丸くなっている様で可也針
が(音が)跳んだので下の画像の様に軽い物をトーンアームに乗せ演奏させた。 左右共
出力は出ていたが片方は可也出力が小さくピックアップを交換した方が良さそうだった。
11月1日 FMチューナー FU-1004 に取り掛かった。 動作は良好だったが
クリーニングを施し、念の為ペーパーコンを交換した。
11月5日 クリスタル・ピックアップを組み込み好結果を得た、明日は全体の組み立てに
掛かろう。
11月7日 FM チューナー (モノラル) も実際に接続し動作を確かめた、中々の音質だった。