テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

VW用カーラジオ Blaupunkt, Frankfurt ATR

2011-10-16 17:50:22 | Weblog

今日お預かりした 4台目は Blaupunkt の Frankfurt-ATR で全トランジスタ式の初期の
モデルです。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの ホームペー
ジ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

通電したが音が出ない。無信号時の電流は約 1Aと多く、多分本来は 0.3A程度のハズ。

多分1960年頃の物なので既に半世紀を経ており仕方無いが電解コンデンサが可也劣化
している様だった。 それと本体とアンプ・ユニットを結ぶコネクタ付近がビニール
テープでぐるぐる巻きにしてあったがこの辺りで接触不良が診られた。

10月17日   ゴーサインを頂いたので先ずはコンデンサの交換を行い、次いでカバレッジ
の改造を終えた。 コネクタ部分のやり直しと iPod 用アダプタは明日取り組ませて頂こう。

10月18日 コネクタ部分の半田付けをやり直し、また破損している部分を修復し iPod 用ア
ダプタも装着して動作を最終確認した (若干ノイズが多かったが初期のトランジスタなので
この辺りは我慢して頂こう)。 電流はパイロット・ランプの 0.1Aを含め 0.5A程度となった。

 

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Bang & Olufsen, Beomaster 3000

2011-10-16 17:15:58 | Weblog

 今日お預かりした 3台目は昨日到着が予定されていた B&O の Beomaster 3000 で以前 同
2000 の修理、改造をやらせて頂いた方からのご依頼で今回もカバレッジの改造と Phono
入力の一つが機能して無いとのことで近々取り掛からせて頂こう。 この種の機器の修理、
改造に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

10月17日 カバレッジの改造に取り掛かった。特に問題なく改造を終え、可笑しいと伺った
Phono 2 の動作を確かめてみたが Phono 1 に比べると感度は落ちるが回路図から見るとこの
2 つの入力は感度も異なり、例えば Phono 2 が MMカートリッジ、Phono 1 が MCカートリ
ッジ用の様に変えているのでは無いかと想像出来る。スペックには謳われているのだろうが

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Hallicrafters, SX-28

2011-10-16 17:04:08 | Weblog

今日お預かりした 2台目は Hallicrafters の SX-28 で一応動作はしているものの感度が若干
低くアマチュア無線用としては不十分とのことで全体の調整と、コンデンサ類の交換のご
依頼を頂いた。   余談ながら今夜から TBS で始まる【南極大陸】用に多くの機材を貸し
出したがその中にも同じ SX-28 が含まれているがそちらはお預かりしたこのモデル程綺麗
な物では無いが時間が有ればご覧下さい。 サテ、近々取り掛からせて頂くことにしよう。
     この種の受信機のオーバーホール、修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

10月18日 検波付近のコンデンサの交換を行ったがシャーシーが深く予想以上に
時間を要した。 

10月19日  昨日に引き続きコンデンサの交換を行い略全てのペーパーコンを交換した。
いよいよ明日はトラッキング、IF 等の調整に取り掛かろう(今日はマニュアルに目を通
し予め作戦を立てておこう)。 

10月20日  トラッキング等の調整に先立ち動作を確かめて驚いた。幾つかの周波数でしか
未だ診ていないが、例えば 810KHzは約 945KHz辺り、954KHzは 1,110.KHz。また 6.055MHz
は約 6.410MHz、7MHzは 7.7MHzと大きくズレていた。 先ずは IF の調整に取り掛かり可也
ゲインは上がった。  しかしここまでダイアルの指示と実際の受信周波数がズレていること
は珍しい。

10月21日  サービス・マニュアル に目を通した結果 IF は 455KHzでは無くクリスタル・フ
ィルターに使われている水晶の共振周波数で行うことにし、再調整を行った。次いで周波数
の低い方から調整に取り掛かったが大きくズレており想定した時間の倍近くを要して仕舞っ
た。 特にバンド 6では局発のダスト・コアが殆ど外れる位に出さねばならなかったのでワッ
クスで止めたが経年変化でインダクタンスが増すとは考え難いが? 結果各バンド共可也ゲイ
ンは上がったが、SSB の復調に関しては芳しく無かった。 その後改めて現物と回路図を眺め
て判ったのは局発の各コイルとバリコンの間に半固定のコンデンサ(パディング・コンデン
サ)が入れられているがその値が変化した様想われる。 前面パネルには SX-28 となってい
るが回路からは SX-28A と判った。

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RCA Victor, Model 6-HF-5 (オートチェンジャー付き電蓄)

2011-10-16 16:49:24 | Weblog

先週は結局自分の物を若干修理したが修理の問い合わせは可也有ったものの実際のご依頼
は 1件も無く久しぶりにノンビリした(し過ぎた)時間を過ごした。 サテ、今日お預かり
した 1台目は RCA Victor の 6-HF-5 オートチェンジャー付き電蓄 で先日通電したところ煙
が出て動作しなくなって仕舞ったと云うお話だった。  この種の電蓄等の修理に付きまし
てはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

ラインナップは 12AX7-50C5p-pで電源回路のソリッド抵抗(焼けて仕舞っており、クラッ
クも入っている為、抵抗値測定不可)が焼き切れていた。 予想される抵抗に交換し、Si ダ
イオード始めペーパーコン、ケミコンを交換し好結果を得た。

実際に動作を確認したが 60Hz 用モーター?の様だが回転数に問題は診られなかった。

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