昨日今日と取り組んでいるのは1980年頃のロールスロイスとベントレーに使われているスピー
ドメーターの一部で (オートマのレバー位置、走行距離、燃料の量、バッテリー電圧等) 諸々の
情報を表示する部分の修理でマイクロ・コントローラー MC68HC11 を使っており詳細に亘る情
報無しでは修理は困難 (仮に有ったとしても困難だろうが) と想われたが無謀にも取り組んでみた。
お預かりした 3台の消費電流を見たところ 1台だけ 1.2A程と他の物より1A程多く流れ、全く動
作せず、ディスプレイも光らない物が在った。 細かく部品を見たところセラミック・コンデ
ンサが熱で焼けている物が見付かり (表面実装なので定数不明) 適当なコンデンサに交換したと
ころ消費電流が下がりディスプレイも光始めた。 しかしこれ以外の2台には目視に依る問題は
見られなかった。