「京都の干しネギ、食べたことありますか?」
と、ご近所の野菜の先生からお電話をいただきました。
干したネギではなく、栽培法らしい・・・。
「いいえ、食べたことはありません。」と言うと、
夜だと言うのに、すぐに畑で収穫し、届けてくださいました。
そのネギは、こちらです。
そう、これは九条ネギです。
栽培方法で、干す工程があるので、九条干しネギとも呼ばれます。
それでは、ここで九条ネギの栽培を種採りから見ていきましょう。
1年目の春
ネギ坊主から、種を採ります。
1年目の秋
種を畑に蒔きます。
2年目の春
冬を越し、細く軟らかいネギに育ちます。
2年目の夏
育ったネギをいったん抜き、1ヶ月干します。
2年目の秋~冬
9月頃、ネギを畑に戻します。
11月~3月半ばまで収穫されます。
干す理由は、発根がよくなり、分けつが進み太くな るからです。
つまり、過酷な環境に置くことで、たくましく、おいしく育つというわけです。
九条ネギは、種採りから数えると収穫まで2年かかるのですね。
この九条干しネギ、まずは先生おすすめの食べ方で!!
九条干しネギうどんです。
さっと煮たネギと生のネギ、焼いた油揚げが入っています。
だしは、羅臼昆布とかつおの枯節厚削り。
加熱してもシャキシャキ感が残る九条ネギが
だしとよく絡みます。
それに、甘みがあるので、うどんがやさしい味に仕上がります。
ごちそうさまでした。
次は、すき焼きに入れようかな? ヽ(^o^)丿
早春にもう一度種を蒔き定植、夏まで食べ、その残りを掘り上げて、秋に定植、種採り用を残して冬から春まで食べるんよ
坊主がいっぱい出来たら、種がいっぱい採れるよ〜(笑)
ぷ~ちゃんちでは、九条の春ネギ、夏ネギ、冬ネギ、
1年じゅう新鮮な九条ネギが食べられるのね。
今度、干しネギ栽培にも挑戦してみてね。
味が違うのかな?(^-^)