”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

日本のごま塩と寒梅粉

2021-10-22 00:01:42 | 調味料

こんなごま塩をいただきました。

その名も「日本のごま塩」。

信州産のごまが使われている香り高いごま塩です。

  

 

なかなか、ごま塩を使うお料理が作れなくて、

(と言うのも、うちにはもち米がないので、お赤飯も作れません。)

秋になってやっと、このごま塩が似合うさつまいもご飯を作りました。

甘いさつまいもに香り高いごま塩の塩気がよく合います。

  

 

さて、ごま塩の原材料を見てみると、見慣れぬ文字が!

「寒梅粉」と書かれています。

  

 

寒梅粉というのは、

もち米を蒸して餅生地を作り、更に煎餅状に焼き上げて製粉したもので、

和菓子や豆菓子を作る時に使われる米粉です。

「梅」と書かれていますが、梅は入っていません。

ちょうど寒梅が咲く頃に新米を粉にしたことが、その名の由来とされています。

  

で、なぜ、その寒梅粉がごま塩に使われているのか?

 

それは、塩とごまの比重を合わせるため。

比重が違うと、振った時に塩とごまが二層に分かれてしまうため、

塩に寒梅粉を付着させることで、ごまと同じ比重にしているのです。

 

以前、自分でごま塩を作った時に、

ごまと塩がうまく混ざらなくて、不思議に思ったことがあったのですが、

それを防ぐために寒梅粉が使われているのですね。

 

勉強になりました。

そして、ごちそうさまでした。m(__)m

 

コメント
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