「猛暑で野菜が高騰」ということは、毎年言われていますが、
今年の暑さは、もう殺人的と言ってもいいですよね。
すでに12名の方が熱中症で亡くなっています。
昨夕から、野菜高騰のニュースが頻繁に流れているので、
先ほどスーパーを覗いてみました。
今日は、火曜市なので多少お安く設定されているとは思いますが・・・。
まず、ミニトマトのコーナー
まず商品が並んでいません。
猛暑で、トマトが色付かない、形が丸くならない、
実が割れてしまうなどの症状が現れ、
出荷できずに廃棄してしまっているそうです。
セロリ
1本98円というのは、わりと平均的な価格です。
でも、手に取った時、1本が軽いのです。
やはり、猛暑が原因で、葉が黄色くなったり、
茎にひびが入るという症状が出ています。
それを取り除いて出荷するというのが、
生産者にとって、大変な手間になっています。
そして、レタス。
1玉138円は、この異常気象を考えればありがたい価格です。
でも、夏レタスの一大産地 長野県産なのに、棚はガラガラですね。
長野県のレタス産地の特徴は、
日中は28℃くらいまで気温が上がっても、夜は10度前後まで下がること。
この寒暖差で、レタスは夜の間に糖分やミネラルを蓄え、
甘みとうまみのあるレタスに仕上がっていきます。
ところが、この夏は、長野県の高地でも夜間の気温が下がりません。
せっかく日中に作り出した糖分は呼吸に使われてしまい、
この糖分をエネルギーとして土中の養分を吸収することもできません。
これでは、甘みもうまみも蓄えることはできませんね。
どうやって、この夏の野菜高騰を乗り越えましょうか?
我が家は、庭のきゅうりとゴーヤを食べ続けるしかない!?(@_@)