”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

猛暑で野菜が高騰

2018-07-24 12:54:47 | 野菜

「猛暑で野菜が高騰」ということは、毎年言われていますが、

今年の暑さは、もう殺人的と言ってもいいですよね。

すでに12名の方が熱中症で亡くなっています。

  

昨夕から、野菜高騰のニュースが頻繁に流れているので、

先ほどスーパーを覗いてみました。

 

今日は、火曜市なので多少お安く設定されているとは思いますが・・・。

  

まず、ミニトマトのコーナー

まず商品が並んでいません。

猛暑で、トマトが色付かない、形が丸くならない、

実が割れてしまうなどの症状が現れ、

出荷できずに廃棄してしまっているそうです。

  

  

セロリ

1本98円というのは、わりと平均的な価格です。

でも、手に取った時、1本が軽いのです。

やはり、猛暑が原因で、葉が黄色くなったり、

茎にひびが入るという症状が出ています。

それを取り除いて出荷するというのが、

生産者にとって、大変な手間になっています。

  

  

そして、レタス。

1玉138円は、この異常気象を考えればありがたい価格です。

でも、夏レタスの一大産地 長野県産なのに、棚はガラガラですね。

 

長野県のレタス産地の特徴は、

日中は28℃くらいまで気温が上がっても、夜は10度前後まで下がること。

この寒暖差で、レタスは夜の間に糖分やミネラルを蓄え、

甘みとうまみのあるレタスに仕上がっていきます。

 

ところが、この夏は、長野県の高地でも夜間の気温が下がりません。

せっかく日中に作り出した糖分は呼吸に使われてしまい、

この糖分をエネルギーとして土中の養分を吸収することもできません。

これでは、甘みもうまみも蓄えることはできませんね。

  

どうやって、この夏の野菜高騰を乗り越えましょうか?

我が家は、庭のきゅうりとゴーヤを食べ続けるしかない!?(@_@)

 

コメント
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