”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

アミノ昆布

2018-07-31 15:18:57 | だし

これは、私のいけない点だと思う。

昨年、夏、北海道へ日高昆布の視察に行った。

昆布漁師さんご家族も、漁協のみなさんも、えりも食品株式会社の方も

本当にいい方たちばかりだった。

でも、それ以外の部分で良い思い出がなく、

「もう二度と北海道へは行かない!!」と思っていた。

 

そうなると、さらに私の悪い点は加速し、

あの時北海道で買ってきたものは、すべて封印した。

  

この箱を開けたのは、1年が過ぎようとした頃。

モニターになるということで送っていただいたのに、

箱さえも開けていなかった・・・。

 

  

アミノ昆布。

日高昆布の表面に特殊な切り目を入れたことで、

通常の1/3の時間で、うま味が約2倍のだしがとれるというもの。

  

  

ちょうど使っていた真昆布が無くなったので、

アミノ昆布を使ってみた。

10分~15分浸けておくだけで、ものすごく濃いだしがとれ、

さらにかつお節と合わせると、コクが深まる。

  

このお味噌汁も、アミノ昆布とかつおのだしで作ったが、

驚きのおいしさで、みんなに喜ばれた。

  

   

今日は、こんな実験をやってみた。

アミノ昆布(左)と一般的な日高昆布(右)を水に浸けてみた。

昆布の重さは、ともに3g。

水は150ml。

  

   

15分後

アミノ昆布水の方が色が薄い。

  

 

どうみても、アミノ昆布の方が色が透明。

一般的な日高昆布の方が、黄色味が強い。

   

 

でも、味を比べて、びっくりした。

色が薄いアミノ昆布水の方が、うま味とコクが感じられる。

一般的な日高昆布水は、昆布の風味と酸味が感じられる。

 

それに、2つ前の写真に戻ってみると、よくわかるのだけれど、

アミノ昆布は15分でしっかり戻っている。

とても軟らかい。

  

だから、だしをとったあとの昆布も料理に使いやすい。

●だしをとったあとのアミノ昆布と梅のミルフィーユカツ

   

   

●だしをとったあとのアミノ昆布とゴーヤの炒め物

  

   

こんな便利なものを1年もしまい込んでいて、

モニターとしての役割を果たすこともないまま、昨年末には発売されている。

本当に人としてどうなのかと深く反省する。

    

※アミノ昆布については、こちらをご覧ください。

 

コメント
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