”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

磐田で干し野菜料理教室

2016-08-28 20:21:10 | 干し野菜

8月最後の日曜日、磐田市の富岡交流センターで

干し野菜の講義と調理実習を組み合わせた講座を

やらせていただきました。

   

見せるための干し野菜と食材としての干し野菜、

両方を用意しなければならないので、準備は大変です。

   

今日も約30種類の干し野菜を見ていただきました。

 

  

 

何を干したものか、受講生さんに考えてもらいました。

 

  

 

皆さんが干し野菜に対して疑問に思っていることは、

どこまで干せばいいのか?

そして、それをどう使えばいいのか?…ということです。

  

どこまで干せばいいのか?

その質問に対しては、「干し野菜に正解はありません。」

とお答えし、このきゅうりを見せます。

 

  

これは、どれもきゅうりを干したものです。

干し時間やもともとの大きさによって、

出来上がりが違ってきます。

でも、どれも正解。

干し加減を自分で変えられるのも、干し野菜の良いところです。

    

「あ~、干し野菜ってこういうことだったのね。」

と、腑に落ちたような声が聞こえてきました。

  

 

さあ、いよいよ実践編。

干し野菜を使った調理実習に入ります。

 

次の3品を実習していただきました。 

・干しきゅうりの和え物

・干し野菜のラタトゥイユ

・干しみょうが入り鶏つくね

  

 

  

  

 

干しタケノコと桜エビの炊き込みご飯は、まとめて炊いておき、

デザートにはこのようなものを用意しました。

 

ヨーグルトに、自家製干しぶどうと干し梨をのせたもの。

  

 

干し野菜づくし料理が完成しました。ヽ(^。^)ノ

 

    

「生の野菜で作るラタトゥイユとは比べ物にならないくらい

 コクがあって、味が濃い。

 特に、干したズッキーニの食感がおもしろい。」

 

「きゅうりの歯ごたえがいい。

 これでもう、育ち過ぎたきゅうりを捨てなくて済む。」

 

「鶏肉の匂いが苦手だったけど、干しみょうがの香りのおかげで

 おいしく食べられる。」

 

「日本の気候でも、干しぶどうってできるんですね。」

 

などなど、うれしい感想をいただきました。

   

これで、また干し野菜ファンが増えました。

皆さん、秋みょうがを干すところから始めるそうですよ。

   

今回も楽しい時間を過ごすことができました。

受講生の皆さま、そして

この講座を企画してくださった「ゆびプロジェクト」のTさん、

ありがとうございました。(*^-^*)

 

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