UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

誰も来そうもない場所で堂々の宣言・・・

2014-02-22 00:46:30 | 日記

湖岸の大通り、くら寿司さんのお店の隣に関電滋賀支店のビルがあります、関電さんのビルの側面、通行人の多い湖岸道路に面してい側面の壁に、掲示版のコーナーのようなものが二つ設けられています

 ここでいつもながらお手数ですが、今夜の写真をクリックしてご覧くださいませ、左の掲示板には何やら消費者様へのお知らせの一文が貼られているのではないかと思われますが、歩道からは読み取ることはできません、右の方の掲示板には、よく分からないのですが、オール電化の宣伝ポスターのようであります、

 この掲示板、今夜の写真をご覧いだけると分かるのですが、歩道より一段と高い、関電さんのビルの脇の通路のようなところに設けられています、ですから、通行人が歩道から一段高いところに上って、わざわざ掲示されているものを眺めに来ることはほとんど期待できません、

 したがいまして、通行人がこの左側の掲示板に貼られた消費者のみなさんへのお知らせのようなもの目にして読んでみる可能性は皆無に近いと考えられます、このように掲示するに最も適していないのではないかと思われるところに、なぜ、消費者のみなさんへのお知らせなんかを掲示するのでありませうか

 GGIの叡智に満ちた推理によれば、これはおそらく関電さんのアリバイづくりに違いありません、

 「えっ!消費者であるあなたさまはご存知なかったのですか!今頃そのようなことをおっしゃっても困りますね、私どもは消費者のみなさまにとても大切なことでありますので、このことを明確に記してちゃんとした人目に付く場所にわざわざ掲示しておいたのですよ、それに気がつかなかったとおっしゃるのですか、それはあなた様の責任ではございませんか?」

 かような疑惑が濃厚でありましたので、GGIは念のためわざわざ歩道からさらに一段と高いところに上って左側の掲示板に貼られている一文を読んでみました、

 《今冬の需給見通しにつきまして》と題されて一文です、前半に、今冬いまのところ何とか電力が足りる見通しであるけれども、発電設備のトラブルなども考えられるため引き続き節電・省エネに御協力を、と記されており、そのあとに次のように記されておりました

 ひきつづき火力、水力などの供給設備を可能な限り活用しながら安全安定運転に万全を期すとともに、停止中の原子力プラントの再稼働に全力で取り組み、お客様に電気を安全・安定してお届けするという使命をしっかりと果たしてまいります。 平成2511月 関西電力株式会社」

 どうです、人目につきそうでありながら実際にはきわめて人目に付きにくい場所で、すでに関電さんは原発再稼働宣言を堂々と行っていたのです、恐れ入りましたではすまないのですが、GGIはおそれいってしまいました、日付が昨年の11月となっていますから、近くを毎日のように通りながら、GGIは四か月近くこの掲示に気づかなかったわけであります・・・

 グッドナイト・グッドラック!


禅ネコ?との対話・・・

2014-02-21 01:03:29 | 日記

先日、湖都にしては珍しい大雪が降りました、その翌日、雪の大半は溶けたものの冷たい風が吹いていました、寒い一日でしたが、わが庵のデッキにとなりのネコ君がやってきて体をまん丸にしてじっと座っておりました、こちらに背を向けて座っておりますのでネコ君がどのような表情をしているのか見ることはできません

 ここでいつもながらお手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ、隣のネコ君です、 いつまでもじっとしておりますので、GGIは気になり、そっと声をかけました

 あの~ネコ君、ちょっと話してもええか?

誰かと思ったら庵主のGGIさんですか、残念ですけれども、ボク、ちょっと今は誰かと話す気分ではないのですが・・・

どうしたんや、どこか具合でも悪いのか?

いいえ、そういうことではないのですが、実はボク、いまGGIさんの庵の枯山水を眺めながら、沈思黙考しているところなのです、ですから誰にも邪魔されたくないのです

沈思黙考?それはGGIのお得意芸やけど、ネコも沈思黙考するのかね?これは初耳や

GGIさんの沈思黙考は、ただそのふりをしているだけです、ただ無為の時を過ごしているだけで、実際には何も考えていないでしょう、でもボクのはそうではないのです、真剣に沈思して黙考しているのですから、どうか邪魔をしないでください

わかった、そやけどなあ、沈思黙考してどうするんや

悟りを開くのです、覚醒するのです、正覚に達するのです

悟り?おまえ本気か、ちょっと脳の留め金がはずれているとちゃうか?

いいえ、真面目に言っているのです

ふ~ん、そうかぁ、それならさしずめ君は禅ネコ君やなあ、むかし哲学のライオンというのがいたけど、君は哲学のネコというわけや

ボクは禅ネコかどうかなんて、そのようなことはどうでもよろしいのです、GGIさん、邪魔だからはやくどっかに消えてくれませんか

えらいご挨拶やなあ、ではすぐに退散するから最後に一つ質問させてくれ

いいですよ、一つだけですよ

では聞くけど、ネコ君、なぜ君は悟りを開こうなどと思いついたのや

ああ、それはとてもグッドクエスチョンです、GGIさん、よくぞ聞いてくれました、そのそもそもの動機は・・・・ちょっとヒトには聞かせたくないのですが・・・実は・・・

実はどうしたんや?

実はですねえ、GGIさんもご存知でしょうけれど、夏目漱石さんの小説に「吾輩は猫である」とうのがあるでしょう、ボクはあのネコに非常な疑問を感じているのです

どんな疑問や、あのネコが「吾輩は猫である」と言うのはあたりまえと違うのか?言い方がすこしエラそうかもしれんけど、ネコがオレはネコやと言ってどこが悪いのや?

そこですよ、GGIさん、そこが大問題なのです、あのネコは自分の存在に何も疑問は抱いていないのです、自分の存在に何も疑問を感じないなんて・・・それでは生きることの意味が半減どころから、激減してしまいますよ、いえ、別にGGIさんのことを言っているのではありません・・・

君は結構口が悪いなあ、でも、まあいいや、それで君は自分の存在にどのような疑問を感じているのや

お~GGIさん、まさにそれこそグッドクエスチョン中のグッドクエスチョンです、よくぞ聞いてくれました、実はですね、ボクはあの夏目さんが書いたようなアホねこではないのです、ですからある日、突然、大きな疑問がモクモクと真夏の入道雲のごとく湧いてきたのです、ボクはネコであるとしても、ボクは何ゆえネコなのであろうか?ボクは何故人間ではなくネコであるのであろうか?

それで?

それで、GGIさんの庵で、ただ手入れが悪いだけの枯山水を眺めて沈思黙考していれば悟りの境地に達して答が見つかるかもしれないと思ったのです

GGIはこのネコ君の答をきいて、こんな屁理屈コネの禅ネコ相手にしていても時間の無駄だと思い、その場を立ち去りました

 グッドナイト・グッドラック!


オッチャン、危機って管理できるんかぁ?

2014-02-20 01:26:28 | 日記

先日の日記に、GGIはリッパなリッパな県の危機管理センターなるものが県庁の敷地内に建設中であることを記しました

 GGIは、「なんとリッパすぎることよなあな」などと思いながら建設現場を横目に見て県庁に出向き、若干の用事をすませてから階段を下りてきましたら、正面玄関のホールに小学生の一団がたむろしておりました、この寒いのに県庁に見学に来たのでありませうか

写真は小学生の一団です、よろしければクリックしてご覧くださいませ、みんな、先生のことをよくきく、すなおな良い子ちゃんたちのように見えます、それで、小学生たちのよこを通り過ぎるときにGGIは言ってやりました

おい、君たち、こんなところにいたら危ない、いま大地震がきたら、みんな県庁の下敷きになって死んでしまうぞ

ウソや、オッチャン、こんな太い柱もあるし、大丈夫や!

ウソやない、あのなあ、この県庁で一番エライ人、知事さんはなあ、大地震で県庁がつぶれたらえらいことになるって言わはって、そのときに逃げ込むための頑丈な建物をいま、この県庁の横手に建ててはるのや

 オッチャン、ボクらのその話知ってる、さっき聞いた、知事さんが言うてはった、いま大地震がきてもみなさんを救うことができるように、リッパなリッパな建物つくってるとこやと言うてはった

 そうか、オッチャンが言うてるのはそのことや、その建物、「危機管理センター」って言うのや

 ふ~ん、危機管理って、いったい何をすることなの?

危機を管理することや

危機って何?管理ってどうすること?

危機っていうのは何か危ないものや危ないことや、それをしっかり捕まえて冷蔵庫か何かの中に閉じ込めて、悪させんようんしておくことが危機管理や

ふ~ん、そうか、そやけでオッチャン、危機管理っていうけど、危機って管理できないから危機じゃないの?管理できるような危機は危機とは言えんのちゃうか?

君、なかなかカシコイなあ、その通り、ほんまは君の言うとおりや、管理できんから、すなわちコントロールできんから、ノーコンやからまさしく危機なのや、そやなの、いつの頃からか、誰かが「危機管理」というケッタイは言葉を勝手に発明して世の中に大流行させよったんや、それでアホなオッサンたちが危機は管理できると信じよったんや

オッチャン、その流行させたヤツも悪いけれど、流行に乗せられるヤツも悪いのちゃう?

君、ほんまにカシコイなあ、そのとおりや、こんなケッタイな詐欺のような言葉が蔓延したため、アホな連中が何でも、どんな危機でも管理できる、コントロールできると言いふらしてるんや、大地震も、大雨も、原発事故も、汚染水も、不景気も、大恐慌も、物価も、戦争も、テロも、歴史感も、特定秘密も、宇宙人も、市民も、小学生たちも、なんでもかんでもコントロールできると思い込んでいるのや、

そうか、オッチャン、ボクわかった、そやから「危機管理センター」というのは正確には「危機を管理できたらええけど、ほんまは管理なんかできんなあセンター」ということなんや

君、ほんまにカシコイ!オッチャン、自分ではカシコイつもりで長年生きてきたけど、おさない君のほうがよっぽどカシコイ・・・

オッチャン、べつに無理してほめてくれなくてもいいよ、オッチャンと違ってボク、自分のことはよ~く分かっているから・・・

 グッドナイト・グッドラック!


何が汚れてしまったのか、それが問題だ・・・・

2014-02-19 01:41:03 | 日記

先週、大雪が降りました、湖岸に雪原が出現しました、雪原の向こうでわが湖が鉛色に沈んでいました、この雪の光景が目にして、やはり琵琶湖が一番美しいのは冬だなあなとあらてめて思いました

よろしければ写真をクリックして琵琶湖の冬をご鑑賞くださいませ

ところでGGIは、真っ白の雪景色を目にしますと、なんとなく中原中也のあのあまりにも有名な詩がこころに浮かびます

「汚れちまった悲しみに・・・」

汚れちまった悲しみに

今日も小雪の降りかかる

汚れちまった悲しみに

今日も風さえ吹きすぎる

・・・・・・・・・・・ 

汚れちまった悲しみは

なにのぞむなくねがうなく

汚れちまった悲しみは

倦怠のうちに死を夢む

 ・・・・・・・・・・・

この中也の詩、汚れてしまったのはいったい何なのか、「私」なのか、それとも「悲しみ」なのか、それとも・・・と人によって解釈は様々でありませうが、GGIは脳は単純構造でありますから、雪景色を目にしますと、なんとなく、汚れちまったのは白い雪ではないかと思ってしまいます

汚れちまったのが雪であるとしますと、日本近・現代史上の最も汚れちまった雪は、あの2・26事件でありませう、1936年(昭和11年)の2月26日に起きた帝国陸軍皇道派によるクーデター未遂事件です、もうすぐ2・26です・・・2・26の雪は汚れちまったではすまない雪でありました

グッドナイト・グッドラック!


確かにどれほどの効果があるのかはまことに疑問でありますが・・・・

2014-02-18 00:45:46 | 日記

先日の日記に米国大使のケネディ氏が沖縄を訪問したことについてGGIの感想を記しました、ケネディ氏が沖縄入りしたのは211日でしたが、同じ日、湖都市内で基地問題についての講演会がありました、講演をしたのは琉球新報の論説委員長も務めたことのある前泊博盛氏(沖縄国際大学教授)でした、

 同氏は連載記事「国家機密法と沖縄」で日本ジャーナリスト大賞を、「検証、地位協定不平等の源流」で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、日本ジャーナリスト会議大賞などを受賞しておられ、なかなか聞きごたえのある講演でありました

 GGIはケネディ大使がこの日沖縄を訪問することは知らなかったのですが、普天間基地のハンカチ一枚地主でありますので、この講演会に参加されるみなさんに配るために作っておいたケネディ大使気付オバマ大統領宛てのハガキを会場に持って行ってバラマキました、ハガキを作るに若干のコストを要しましたので入場料を払うのは遠慮させていただきました

 講演が終わって帰ろうかなと思っておりましたら若き知人がGGIのほうに寄ってきました、若いといっても40代の人物ですが、この人物がおもむろにのたまいました

 GGIさん、このようなハガキ、出しても何か効果はありますかねぇ?何かの役に立ちますかねぇ・・・

さあ、それはわからんなあ、何にも効果なんてないかもしれんなあ、気休めにもならんかもしれん、それに、このハガキ、オバマ大統領宛てにしてあるけど、ケネディ大使気付にしてあるから、まあホワイトハウスに転送してくれるようなことはまずないやろな

でもひょっとした大使が気まぐれに君のハガキを手にして、この汚い字で書いてある日本語、どういう意味やと大使館員に聞くかもしれんなあ

まあ、そうでなくても、このごろは日本語の達者な館員がいるから、そいつが配達されたハガキに目を通すかもしれんなあ

まあ、ハガキに書かれていることに目を通さなくても、大使館員の担当者が今日は何通オバマ大統領宛てのハガキが来たか、記録に留めるかもしれんなあ

まあ、それに場合によっては、ハガキの差出人の住所と氏名を記録に留めるかもしれんなあ

まあ、この効果のほどはさておき、第一の当事者に対して君自身のメッセージをできるかぎり直接的に伝えることが大事やと思わないかね?他にもっと効果的な方法があるならともかく、まずは君が自分の手で自らのメッセージを書き、切手を貼って投函する、その行為が大切とは思わんかね、要するにこのハガキ、何もせんよりはええのちゃうかという程度のことやなあ・・・・

 とまあ、若干エラそうなことを言って煙に巻いて話をゴマカシテしまったのでありました、しかしこの人物が煙にまかれたどうかは定かではありませぬ、でもハガキを受け取った人のなかには、このハガキ、コピーして配ってもいいですかとお尋ねになる方がおられたりして、感謝であもありました・・・

 写真はケネディ大使気付オバマ大統領宛てのハガキです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 グッドナイト・グッドラック!