先週、大雪が降りました、湖岸に雪原が出現しました、雪原の向こうでわが湖が鉛色に沈んでいました、この雪の光景が目にして、やはり琵琶湖が一番美しいのは冬だなあなとあらてめて思いました
よろしければ写真をクリックして琵琶湖の冬をご鑑賞くださいませ
ところでGGIは、真っ白の雪景色を目にしますと、なんとなく中原中也のあのあまりにも有名な詩がこころに浮かびます
「汚れちまった悲しみに・・・」
汚れちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる
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汚れちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れちまった悲しみは
倦怠のうちに死を夢む
・・・・・・・・・・・
この中也の詩、汚れてしまったのはいったい何なのか、「私」なのか、それとも「悲しみ」なのか、それとも・・・と人によって解釈は様々でありませうが、GGIは脳は単純構造でありますから、雪景色を目にしますと、なんとなく、汚れちまったのは白い雪ではないかと思ってしまいます
汚れちまったのが雪であるとしますと、日本近・現代史上の最も汚れちまった雪は、あの2・26事件でありませう、1936年(昭和11年)の2月26日に起きた帝国陸軍皇道派によるクーデター未遂事件です、もうすぐ2・26です・・・2・26の雪は汚れちまったではすまない雪でありました
グッドナイト・グッドラック!