UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

関電さんの本社ビルの上空に迫る放射能雲・・・

2014-02-08 01:15:56 | 日記

今日(27日)の朝日新聞朝刊に関西財界セミナが昨日から始まったという記事が掲載されておりました。この記事のなかの「再稼働早くの大合唱」という見出しが付けられた、日本の新たな成長をテーマにした分科会についての囲い記事があり、以下のように報じておりました

【(この分科会では)電力不足が景気回復の足かせになりかねないとして「原発を早く再稼働させるべきだ」との声が相次いだ。

岩谷産業の牧野明次会長(72)は、原子力規制委員会による新規制基準への適合審査が終わる見通しが立たないことを「規制委が原発を動かさないためにだらだらと審査をやっているようにしか見えない」と批判。

三菱商事の伊藤博・神戸支店長(59)は「マスコミが福島第一原発の汚染水問題などを繰り返し報じ、主婦らの不安が大きくなっている。国や自民党は、国家の繁栄に原発が必要だともっとPRすべきだ」と述べた。

関西電力の八木誠社長(64)は「東日本大震災から3年近く経つのに電力不足が慢性化しているのは異常。成長の足かせにならないよう再稼働を実現させる」と応じた。

一方、滋賀銀行の吉田郁雄専務(59)は「メタンハイドレートのような自前の資源開発に国を挙げて取り組むべきだと」と主張した。】

 湖国のメインバンクである滋賀銀行さんを除き、関西財界のみなさんはなんと品格に欠け低レベルなのでありませう、あきれるというよりは、今や福島原発事故なんか完全にどこ吹く風という関西財界諸氏の無神経ぶりに寒気がいたします、これらの財界諸氏は、救いようのない、謝るだけのことならできるあのおサルさんにも劣る存在であると言わざるを得ません

 GGIらはあの大事故が起きた2011年の春、関電の社長さんや会長さんに「原発はまともなビジネスといは言えません、だから、もう原発なんかやめなさい」とアピールの手紙を湖国の関電支店ビルのまえで脱原発デモを行ったさいに送ったことがあります、また湖国の関電支店で原理力広報担当などの諸氏らと何度も面談したことがあるのですが、事故後も、国の方針に従うとしながら、関電の原発に関する方針はほとんど変わっておりませぬ

 関電の社長さんは再稼働を実現させると明言していますが、どうやら福井県若狭湾沿岸にある自社の原発(美浜、大飯、高浜の原発)で大事故が起きても関電自体を安泰、大丈夫、何ともないと思い込んでいるようでありますが、そう都合よく事が運ぶとは限りません

 実は、大阪市内の関電本社ビルにまで放射能雲が達して、本社ビルが放射能で汚染される可能性が明らかに存在しているのです、GGIはデタラメを言っているのではありませぬ、その証拠が今夜の写真です、いつもながらお手数ですが、写真をクリックしてご覧くださいませ

 24日の日記にも記しましたが、一昨年県は自らが行った福井県で原発事故が起きた場合の放射能拡散シミュレーションの結果を公表ましたが、その際、湖国の周辺の府県などに関するデータはあれこれ理由をつけて公表しませんでした、このためGGIらが情報公開請求に際して異議申立てを行ったところ、県の情報公開審査会がGGIらの異議はもっともであるいる結論を下しました、その結果、この1月末に福井県を含む周辺地域のデータが公表されるに至ってのですが、今夜の写真はその公表されたデータの一つです

 福井県の大飯原発で大事故が起きた場合、放射能雲(放射性ヨウ素)がどこまで広がるかを図示したものです、福井県の部分がこのたび初めて公開されました(大阪と京都に関しては県が最初に公表した後、大阪府と京都府が公表するよう要請したため、すでに公表されています)

 ご覧になればわかりますように、大飯原発で大事故が起きた場合、若狭湾沿岸のほとんどが放射能雲に包まれてしまうことが見て取れます。大飯原発の事故であっても、高浜原発の周辺に住む人々もすぐに逃げ出さなくてなりません、

 赤色の部分は放射性ヨウ素を内部被曝した場合の線量(等価線量)が500ミリ・シーベルト/一日以上、黄色の部分は100500ミリシーベルト/一日、緑色の部分は50100ミリシーベルト/一日、白色部分は050ミリシーベルト/一日であり、カラーでしめされている地域ではヨウ素剤の速やかな摂取が必要とされるものと考えられます

 この図で京都府と大阪府をご覧ください、大飯原発を発生源とする放射能雲は京都府を縦断する形で南方向に広がっていき、大阪府を縦断し、その最先端は、もう少しで和歌山県というところにまで達しています

 関電の本社ビルがあるのは大阪市、大阪市は大阪湾の一番奥に位置していますので、この地図では放射能雲は関電さんの本社ビルの上空には達しておりませんが、ほんの少し風向きがかわれば簡単に本社ビルに達するであろうことは、この図から一目瞭然であります、

 「再稼働を実現させる」と明言する関電社長の八木さん、よくこの図を凝視しなさい、むかしから自分の蒔いた種はなんとやらと申します、関電がまき散らした放射能はブーメランのごとく関電本社ビルの上に、関電のみなさんの上に舞い戻ってくるのです!

 グッドナイト・グッドラック!

 

コメント
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