UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ひさしぶり県庁での記者会見でしたが・・・・

2014-02-02 01:02:06 | 日記

先日、ひさしぶりに県庁の記者クラブで記者会見なるものを行いました、と申しましてもGGIはわき役、主役は某青年、といっても四十代半ばの人物であります、この青年、初めての記者会見主役、ちょっぴり緊張ぎみであります

 予定時刻の十分ほど前に会見室に入りますと、すでにテレビカメラが一台、しかしながら記者諸氏の姿はまばらでであります

 「えっ!テレビカメラが来てるのか、かなわんなあ」

「大丈夫や、名前だけはBBCとリッパやけど、湖国の田舎テレビ局や、何もテレビカメラが男前の君を喰うわけやない、心配いらん」

 このたびの記者会見、県が市民にとって大切な情報を「非公開」と称して隠していたのですが、県の情報審査会から「そのようなアホなことはやめなさい」というお達しが知事さんにあったため、しぶしぶ市民たち(=GGIら)が求めていた情報を公開しましたので、その内容をご披露いたします、という趣旨のものでありました

 情報の内容はお隣の福井県にいまのところまだ鎮座しっぱなしであるところの原発君たちに関するものであります、このため記者諸氏がもっと集まってもよさそうなものでありますが、予定時刻の5分前になっても数人の記者しかおりませぬ

 そこでGGIはマスコミ諸氏の怠慢ぶりを証明するため、デジカメのシャッターを切っておきました、でもファインダーをのぞかずに、記者諸氏に気づかれぬように低い位置から撮りましたため、残念ながら、ピンボケ写真になってしまいました、よろしければ今夜の写真をクリックしてご覧くださいませ

 5分前になってもこんな有様ではなあ、と思っておりましたら定刻まぢかになって何名もの記者が駈け込んできました、これで計8人ばかり、広い部屋のあちこちにパラパラっという感じであります

 記者会見を仕切るのは、以前は記者クラブに属しているいずれかの社の記者さんだったのですが、最近は県の広報課がでしゃばっており、県の役人が仕切るのであります、これはよく考えれば、いや、たいして考えなくても、記者たちが役所に頼っていることを意味しており、こんなふうに役所に頼っていたのでは公正な報道に歪が生じることが懸念されます、ですから、決して好ましいことではありませぬ、などといろいろGGIお得意のイチャモンをテンコ盛りしたいところですが、今夜は脱線しないことにいたします

 広報課のお役人の司会で記者会見が始まりました、今日の主役の某青年氏がこれまでの経過を要領よく述べます、初めての記者会見主役にしてはなかなか上出来であることよなあ、と感心しながら聞いておりましたら、「あとは、県が公開した情報、放射能拡散シミュレーションのデータの詳細に関しては、GGIのオッサンに説明させます」とこちらに話題を振ってしまいました、えっ、君、そういうことだったのかと思ったのですが、しかたがありません、用意した七、八枚ばかりの資料を見ながらGGIは説明に努めたのであります

 「あの~ですねえ、今日お配りした資料をご覧ください、実は県が公開した資料は三十ページばかりあるのですが、みなさんにお配りしたのはその一部です、と申しますのは、シミュレーションの図がカラーコピーされたものが二十数枚あるのですが、カラーコピーの値段が高くて、白黒一枚5円のコピー機でも、一枚30円はするのです、ですから、みなさんにお配りした資料にはカラーコピーが5枚入っておりますから、それだけでも資料一部につき150円を要しているのです、先ほど広報課の方に15部お渡ししましたので合計で、え~っと、カラーコピー代だけで150円×15部で・・・ええっと・・・ほんとはですねえ、県がこの情報を自らリリースすべきだと思うのですが、県はイジワルしてリリースしないのです、そのおかげでコピー代がかさんで・・・」

 広報課のお役人が口を挟みます、「GGIさん、コピー代のことはよろしいですから、話をさっさと前へ進めてください」

 この言葉にGGI、若干の不快感を催しました、ですから「詳細については時間がありましたらあとでまた説明することにいたしまして、県の情報公開に対する姿勢に関して、情報公開制度に精通しておられる人物に話していただきましょう」と、サッサと話を切り上げて、同席していた湖国のミスター市民オンブズマン氏に話を振ってやりました

 でもミスター・オンブズマン氏は、このような会見は手慣れたものでありますので、あわてることなく見事に格調の高い話をされました

 かようなしだいで無事会見は終了、広報課の職員に「今日、記者の数、少なくなかった?」と尋ねましたら、「いやそんなことありませんよ、朝日、毎日、読売、産経と全国紙の記者は来ていましたし、地方紙も二社、それにテレビ局も来ていましたから」という返事でありました、そこでGGI、今日の主役であった某青年氏に申しました、

 「マスコミは主なところがほぼ来ていたようだし、よかったなあ、でもなあ、どれだけのことを書くのか、明日になってみなければ分からん、朝刊開いたら、どこに書いてあるのか分からんほど小さな扱いだったり、まったく掲載していないこともよくあるから、あまり期待するな!」

 (この日記、続くかもしれません)

 グッドナイト・グッドラック!

コメント
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