UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

いたずらお誘いボタン?・・・

2014-02-09 01:35:25 | 日記

国鉄がJRになってから、儲けるためにどんどん人減らしを進めようということで、どこの駅でもプラットホームで駅員さんの姿を目にすることが少なくなりました、そして駅員さんを減らしたために事故が起きてはタイヘンということで、最近はプラットホームに非常時に列車を停止させるためのボタンがめったやたらあちこちに設置されています

 今夜の写真はGGIが乗り降りするJRの駅、プラットホームに設けられている非常ボタンです、よろしければ写真をクリックしてご覧ください

 ご覧の通り、できるだけボタンが目立つようにと明るい派手な色彩が施されております、それはそれでよろしいのですが、いやでも目に飛び込んでくる「いたずら禁止」の文字・・・

 これだけ目立つように記されておりますと、思わず「ちょと押してみようかなあ」などと誘惑にかられるのはGGIだけでありませうか、ですからこのボタン、設置者のお気持ちはよく分かるのではありますが、これは「いたずらお誘いボタン」ではないのと冷やかしたくなります

 いたずらといえば、むかしむかし「いたずらの天才」という本がありました、アメリカ人のアレン・スミスさんという人が書いた、1960年代に出版された本です、いろいろケッサクな話を満載していたのですが、その中から今でもGGIが覚えております話を一つだけご紹介しますと

 いたずらを仕掛ける相手の友人Aに真夜中に電話をかけます、「もしもしBさんですか?」相手の友人Aは当然「ちがいます」と言ってすぐに電話を切りますが、一回でやめにせずに、何度か繰り返して友人Aに「Bさんですか」と電話します、そのあとしばらく間をおいてから、友人のAがイライラして怒り心頭に達しそうになったころを見計らってもう一度電話します「もしもしA君?ボクはBだけど、さっきボクに電話なかった?」

 アメリカ人のなかにはこのようになかなか手の込んだイタズラを趣味にする人が少なくないようであります、いつだったか、イラク戦争まっただ、オバマ氏が大統領選に出馬する情勢になってきた2008年の11月、第一面にでかでかと「イラク戦争終結」と記されている、何から何までニューヨークタイムズそっくりサンの新聞を大量に印刷して全米数カ所で大量にばらまいた連中がおり、、一時、ニューヨークの街などで大騒ぎになったという事件がありました、以下はこの事件を報じた東京新聞の記事です

【「イラク戦争終結」「ブッシュ氏を国家反逆罪で起訴」などと見出しを打った本物そっくりの米ニューヨーク・タイムズ紙が11月12日、ニューヨーク市内の路上で大量に無料配布され通勤客の目を引いた。ー途中省略ー米メディアなどによると偽新聞をつくったのは進歩派の団体「ザ・イエス・メン」。14ページのカラー刷り。社説や広告まですべてが「偽物」。日付は2009年7月4日(米独立記念日)。数千人の“ボランティア”が動員されロサンゼルスなどと合わせ、全米数カ所で合計120万部を配ったとみられる。同団体の関係者はロイター通信の取材に対し、紙面化した内容は「ぼくらの夢」といい「オバマ次期政権に、政権を託された理由を念押ししたかった」と答えているという(2008年11月13日夕刊)】

まあ、これは社会派のユーモアあふれるなかなかのイタズラであると言ってよいでありませう、GGIはいたくこのイタズラに感激いたしましたので、さっそくインターネットからこの偽新聞をダウンロードして、若干の日本語を書き加えて加工、日本人向けの偽新聞を作成いたしました、そしてコピーをたくさん作り、張り切って、自衛隊の基地がある湖北の町で行われた日米共同演習に反戦集会へと足を運び、「号外!号外!」と称して集まっている方々に配ってあるいたのであります

けれども、反応はまったく期待はずれというか予想外のものでありました、受け取った方は「これ、何?」といった迷惑そうな表情を浮かべるだけ、ニヤリとしたり、笑いだしたり吹き出したりする方は皆無でありました、おまけに主催者の許可なく勝手にチラシなんかを撒くなという人物まで現れる始末・・・

どこがジョークであり面白いのかをわざわざ説明するなんていうのは、まことにシラケることであり、また愚の骨頂でもありますから「縁無き衆生、分からんヤツはしょうがない」とあきらめて、デモにも加わらずサッサと退散いたしました

まあ、所変われば品変わるということでありませうか、ヒトが何をユーモアと感じるか、なかなか難しき問題であります

 グッドナイト・グッドラック!

 

 

コメント
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