さあ、春一番で～す・・・

みなさま、あいかわらず寒い日が続きますね、日は長くなりはじめましたが、未だ「春よ、ソチは何処に？」という感じでございます

 先週の金曜日、雪の中を西武さんの横にある大きなスーパーに買い物にいきました、寒くてやってられないよなあ、なんかええことないかなあなどと思いながらお酒が並べてある棚をぼんやり眺めておりましたら、そこに春が来ておりました！

 ここでいつもながらお手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ、早くもやって来た春を撮ったものです、オリオンビール謹製の缶ビール「いちばん桜」でございます、GGIうれしくなって、さっそく買ってかえり、早くもやってきた春を味わいました

 ちょっぴり甘ったるくてライト、沖縄のビールでありますが、やはりアメリカさんの影響でしょうかアメリカンビールに近い結構な味わいでありました

 いっときは地ビールのブームというものがあったようですが、最近はあまり地ビールさんは御見かけいたしませぬ、しかしながら、オリオンビールというのはいわば地ビールの元祖とも言うべき存在であり、今でも沖縄ではビールと言えばオリオン、オリオンと言えばビールであります

 ウィキペディアさんなどをカンニングいたしますと、オリオンビール株式会社さんは1957年設立の古い会社であり、ビール大手5社（サッポロ、アサヒ、キリン、サントリー、オリオン）の中におけるシャアはわずか0.9％でありますが、沖縄でのシェアは本土復帰直前の最盛期には8~9割、最近でも5割を超すとされています

 東京一極集中、地方はすたれるばかりというこの時代、オリオンビールさんは大健闘であります、「オリオン」でありますから当然のことでありますが、オリオンビールさんは「地方の星」であるといっても過言ではありませぬ、オリオンビールさんは唯一の生産工場を名護市に持っており、そのためオリオンビールは《名護ぬ水小（なごぬみじぐぁー）》＝《名護の水》と呼ばれているそうです、さしずめ名護の名水というところでありませうか

 こんな美味な名水が湧く町に軍事基地を作るなんて、とんでもないこと、まことに罰当たりであります！

 グッドナイト・グッドラック！

名護市長に会い、辺野古も視たケネディ大使、市長にも会わず現地にも行かないアベ君

２月１１日、ケネディ米国大使が沖縄を初訪問したため、沖縄の地元紙、琉球新報と沖縄タイムズは一面に大きく社説を掲載、基地問題の解決を強く訴えました、同時に英文の社説も掲載していました

 沖縄タイムズの社説は、ケネディ大使は名護市長に会うべきだとしていました、そのためであったかどうかは定かではありあせぬが、１２日朝、大使側の申し入れで、急きょ名護市長との会談がセットされ、短時間ではありましたが市長との会談が行われ、同大使は辺野古を訪れることを約束、翌１３日、沖縄を離れるまえに辺野古を視察しました

 どうですかアべ君、名護市の市長と会うつもりもない、辺野古を自分の目で見てみるつもりもない、日本国首相のアベ君、このケネディ大使の行動をどう思いますか？

 ことの是非はともかく、とにかく一番の当事者と直接会ってみる、現場に足を運んでみるというのは、どのような問題であれ、相手がある問題に取り組もうとする場合のまっとうなアプローチではないでしょうか

 ケネディ大使は米軍基地も見て回り、沖縄の基地負担の軽減に努めたいと述べたそうです、沖縄の基地問題は、一大使の力で簡単にどうこうなる問題ではありません、すなわちケネディ大使が名護市長に会ったところで辺野古を視たところで、また基地負担軽減に努めるといったところで、すぐに事態が解決に向かうわけではありまん、しかしながら、まず当事者に直接会って話を聞く、現地に足を運ぶという大使の姿勢は、フェアなものである言ってよいでありませう

 アベ君、ケネディ大使のあとでは恥ずかしいかもしれませんが、いまからでも遅くありません、すみやかに市長に会い、辺野古を訪問すべきでありませんか、それが一国の指導者としての最低限の責任ではありませんか、普天間の一坪ならぬハンカチ一枚地主の一人であるGGI、心からお願い申し上げます

 写真は２月１３日の朝日新聞の記事です、よろしければクリックしてご覧くださいませ、GGIは以上に申し述べました理由から一面でトップ記事として扱うに値するニュースではないかと思うのですが、まことに恥ずべきことに、この日、朝日新聞の朝刊第一面はスポーツ新聞を化しソチオリンピック銀メダル万歳、万歳と叫んでおりました、まことに情けない限りであります

 グッドナイト・グッドラック！

湖国のハコモノ大疑惑物件：危機管理センター

先日県庁の前を通りかかりましたら何やら大工事が始まっておりました、県庁本庁舎の横にあったが元県警本部のビルが取り崩され、新たなビルが建てられようとしているのです

 ここでいつもながらお手数ですが写真をクリックしてご覧ください、工事現場を囲むフェンスに掲げられていた、新たな建物、すなわち湖国の「危機管理センター」なる建物の完成予想図です

 ずいぶん立派そうな建物であります、この「危機管理センター」で地震雷火事親父だけではなくテロにも対応するのだそうであります、総工費は３０億円超だとのこと、湖国の財政も逼迫しておりますが、大地震でも来たら現在本庁舎内にある危機管理部局が機能しなくなるかもしれない、そんなことにならないようにこのビルを建てるのだそうであります

 GGIは福島原発事故のずっと以前から県の防災危機管理局に対して原子力防災計画に関してあれこれ注文をつけてきた経験がありますので、ビルを建てる前に職員の能力を高め真のパブリック・サーバントして働くよう教育を施すことが先であろうと考えるのであります・・・

 湖国は６年ほど前にも総ガラス張り１０階建てぐらいのリッパなリッパな県警本部ビルを湖岸の近くに新築しました、設備費を入れての総工費は何と２４０億円、国からの補助金もあったのでしょうけれど、巨額の費用です

 建物の周囲をガラスの壁で二重に覆うなど、あまりもリッパに作り過ぎたので携帯電話の電波が室内に届きにくくなって、あわてて電波増幅装置を室内に導入したというアホな話もありました、京都府の人口は湖国の２倍の約２４０万、京都府警本部は古びた３階建てのレトロなビル、わが湖国は人口約１３０万、ですからこのポストモダン豪華県警本部新築工事は明らかにハコモノ、ムダ遣いの象徴であると、GGIの勇気ある知人が建築工事差し止めの訴訟を起こしたのですが、あえなく敗退・・・

しかしわが知人の訴えを退けたものの、マスコミに対して、機器や設備に関してはできるかぎり再利用に努めると弁明せざるを得ませんでした（ただし、ほんとうに再利用に努めたかどうかは、大いに疑問です）

 現知事さんは、新県警本部ビルが完成したときに「これで県民の砦ができた」とのたまいました、アラモの砦でもあるまいし、インディアンか誰かが湖国に攻めてくるとでも言うのでありませうか、GGIは知事さんの語彙不足というか無教養ぶりにあきれてしまいました、ちなみに昨年の湖国における犯罪増加率は全国で二番目か三番目という高い値のものであり、まことにリッパなものであります

 そしてこのたびは、懲りもせずに、写真でもお分かりなように、リッパなリッパな危機管理センタービルでございます、このビルが完成してほんとうに「危機管理」とやらができるのかどうかは別といたしまして、全国でも有数のリッパな危機管理センタービルとなることは間違いないでありませう、この湖国の危機管理センターの完成予想図を政府の安全保障関係者が目にしたら、そうだ日本版NSCもこれに負けないリッパはハコモノを建てなければと思ったりするのではないかとGGIへ懸念しております

 国土強靭化や防災などを理由にヒトからコンクリートさんへの再来が公共工事への税金垂れ流しが全国で始まっており、湖国はその先駆けとなりつつあるのでせうか・・・

 グッドナイト・グッドラック！

テレビ出演可能性予告！・・・・

早くも二月の半分が過ぎようとしています、二月が終われば当然ながら三月が訪れます

 そして三月に入りますと、GGIがテレビ出演する日が迫ってきます、毎年恒例のテレビ出演であります、このテレビ番組は全国に中継されます、したがいましてGGIが出演しますと、みなさんは好き嫌いにかかわらずGGIサマを拝顔されることになります

 テレビ出演の話はガセネタではありません、なにゆえGGIがテレビ出演するのか、その理由を知りたい方は写真をクリックしてご覧くださいませ、理由なんかどうでもよろしい、という方もクリックなさってかまいません

 写真は近くの湖岸の大通りに設けられている、先日ご紹介しました高齢者の交通事故死の新記録を期待しているかのような電光掲示板とは別の掲示板を撮ったものです

 電光掲示板には「3月2日、毎日マラソン」と表示されておりますが、わが八重葎庵はこのマラソンコースに面しているのであります、このためGGIは八重葎庵の前で、懸命に走る選手諸氏ではなく、テレビ中継車のカメラに向かって懸命に手を振ることにしております、全国に散在するわが一族郎党などにGGIが無事生きていることを公共の電波をお借りして知らせるためです

 ただし、いまどきのテレビカメラはきわめて気まぐれであり、選手諸氏の前方から撮ったり、横から撮ったり、後方から、あるいは上空から撮ったりと、妙に技巧に凝りますので、GGIの姿を撮影するとは限りませぬ、また撮影しても、このオッサン、毎年このあたりでカメラに手を振っている、公共の電波に便乗して自分の姿を全国に宣伝しようという常習犯や、カットしてしまえ、ということになるかもしれませぬ

 かようなわけで《テレビ出演予告！》と高らかに宣言できないのがまことに残念であります

 グッドナイト・グッドラック！

ノーコン汚染、ノーコンのアベ君・・・

今夜のお話は「ノーコン」についてです、ノーコンの意味がすぐにお分かりになる方、貴方はおそらく高齢者です、少なくとも前期から中期にかけての高齢者であります

 ノーコンというのは和製英語、ノー・コントロールの意味です、むかしはコントロールの定まらない、コントロールが悪い野球の投手のことを、あいつはノーコンや、ノーコン・ピッチャーやなどと悪口をいったものです

 でも今夜は野球の話ではなく、またか、もうたくさんや、と思われる方も少なくないでしょうけれど、放射能の話であります

 先日、GGI、国の原子力関係の研究機関で原子力規制委員会の現委員長氏と同期であったという人物による講演を聞きにいきました、この人物、言いたいことがいっぱいあるのでしょう、次から次に様々な数値やデータを駆使して説明するのですが、まことに話は分かりにくく、もう一つまとまりに欠けるものでありました、

 そのうえ原子力規制委員長ことをしばしば口汚く罵ったりしておりました、まあ、個人的ないろいろ恨みごとのようなものがあるのでしょうけれど、聞いていてあまり気持ちのいいものではありませんでした

 かようなしだいで、あまり収穫はなかったのでありますが、一つだけ注目すべきスライドが示されことが若干の収穫でありました

 ここでいつもながらお手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ、福島原発事故後の放射能による海洋汚染の様子を示した予測図です

 ドイツの海洋に関する研究機関が2012年7月に発表した、福島原発事故以後、放射能汚染が太平洋においてどのように拡散していくかを予想したシミュレーション図です。

 上の図は福島原発事故が起きた2011年3月11日から891日目にあたる2013年8月21日の図です、下の図はあの3・11から2276日目、すなわち約6年後、つまり今から3年後の予測図です、スライドを見ますと、今から3年後には北米大陸西海岸一帯にまで福島原発事故に由来する放射能が拡散していることになります

 この図からも明らかでありますように、いったん放射能汚染が拡散しはじめたら、汚染の拡大をコントロールすることなんかまったく不可能、すなわち放射能汚染はまったくノーコンなのであります

 そのうえ、福島原発からは今でも毎日々々、汚染水が海へと漏れ出ているものと考えられます、あのアベ君は「汚染はアンダーコントロールだ」とうそぶいておりました、しかし、アベ君自身が、アベノミクスをはじめ何もかもがうまく行っていると思い込んで、そのうちだんだんノーコン状態に陥るのではないか、ノーコン首相になるのではないかと懸念される今日この頃であります

 野球ですとノーコンのピッチャーは監督が交代させれば済む話しでありますが、ノーコン首相には監督がおりませぬ・・・・

 まだまだ寒い日が続きそうでありますが、みなさんも風邪に注意されるだけでなく、ノーコン状態におなりにならないよう、お祈り申し上げます

 グッドナイト・グッドラック！