UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

雪は降る、あなたが来ないとは限らない・・・・

2014-02-10 01:21:26 | 日記

この土曜日はひさしぶりの雪でした、大雪というほどではありませぬがほどほとに積もりました

 雪が降ると申しますと、GGIはおフランスのアダモさんが歌っていた「雪が降る」というシャンソンをつい思いだします、アダモさんは日本語でも歌っておりましたが、彼が歌うのを聞いておりますと、その歌いっぷりから彼はフランスの森進一ではないかなあなどとだ思ったりいたします

 このシャンソン、ご存知のように、悲しい悲しい恋の歌でございます

 雪は降る あなたは来ない
雪は降る 重い心に
むなしい夢 白い涙
鳥はあそぶ 夜は更ける
あなたは来ない いくら呼んでも 白い雪が ただ降るばかり

 この雪が積もった土曜日の朝、まだカーテンをあけずにウロウロしておりましたら電話が鳴りました、某友人からでありました、湖の東の奥地にすむ人物であります

「今日、あの何とかいう集まりに行くつもりや、途中でGGIを拾っていくつもやけど、雪、そっちはどうや」

GGI、たいしたことないよ、と答えながらカーテンを開けましたたら、たいしたことでありました、かなり積もっております

「いや、たいしたことあるぞ、奥地から湖都に出てくる途中、道路が凍結していたりしたら危ないぞ、今日は無理するな、まだ雪は降っている、来なくてもいいぞ」

是非行かなければという用事でもありませんし、GGIはたいして気のりしているわけではないのですが、この友人が誘うので、まあ行こうかと思っていただけなのです

雪はまだ降り続きそうだし、外は寒そう、別に無理してこなくてもいい、こんな寒い雪の舞う日にわざわざ出かけることもないというのがGGIの本音でありました

 ところが午後1時過ぎ、やって来てしまったのです、もう一人、別の友人を引き連れて・・・GGIはニッコリ笑みを浮かべて友人たちを迎え入れながら、心のなかで絶叫いたしました

 雪が降るからあなたは来ないなんて真っ赤なウソじゃないか!雪が降っているのに君たちは来てしまったじゃないか!たいして呼んでもいないのに君たちは来てしまった!白い雪がだた降るばかりなのに君たちは来てしまった!

 まあ、あたりまえのことでありますが、現実はシャンソンのようには進行しないということであります、GGIは重い心を押し隠して、迎えの車に乗りました、県庁の議員専用の駐車場に不法駐車して某集まりのある某会場へ向かいました

 会場ではひごろ何かと世話になっている東北は山形出身のマジメな人物が受付でがんばっておりました、実はこの集まり、某組織の会員のみを対象としたものであり、GGIはモグリも参加者でありましたのに、さっさと受付を素通りしてすまして席についていたのですが、この東北出身氏がすぐに気がついてやって来てのたまいました「GGIさん、1000円払ってこの組織の会員になってよ」

 でもGGIはいかなる類のものであれ、組織なるものはできる限り敬遠する主義であります、組織はおおむね諸悪の根源であると確信しているからであります、深沢七郎というノーベル賞級の作家がかつておりましたが、彼は、生前、「人間、徒党を組んでろくなことをしたためしがない、そのことは歴史が証明している」と喝破しておられました、GGIは七郎氏を畏敬しておりますので東北出身氏に言いました「ほら、1000円、会費やないこれ、日頃の君のマジメな活動ぶりに敬意を表してのカンパ、寄付や、会費じゃないぞ」

 この東北出身氏、なかなかモノのわかった人物でありますので、それ以上無理強いすることなく、わかりましたと1000円を受け取り、ニッコリ笑みを浮かべてのたまいました「要するにGGIさん、会員になって何かを押しつけられてはたまらんと言うことでしょう」、まことに御名算であります

 帰り道も雪でした、寒い一日でした、寒くなくてもGGIの日々は収穫の乏しい日々の連続でありますが、この日の集まりもたいして収穫はなく、しかたがないので何かを今日は是非ゲットしよう、収穫を得ようと思いました、それで、、友人たちを西武さんのなかのカフェに誘い、友人の一人が持っていた「チェ」と言う名のタバコを一本たかってやりました

 今夜はなんだかまとまりのない話になってしまいました、ゴメンナサイ、よろしければ写真をクリックしてご覧くださいませ、八重葎庵に降り積もった雪でございます

 グッドナイト・グッドラック!

コメント
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