UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

久しぶりの県庁での記者会見でしたが(その2)・・・

2014-02-04 00:37:54 | 日記

今日の日記は22日の続きであります

 無事記者会見を終えたのですが、問題はマスコミさんがどれだけ報道してくれるかということでありました

 翌朝、可愛さ余って憎さ百倍であるところの我が朝日新聞を見てみましたら、無事掲載されておりました、それも地方版のトップ記事であります、この記者会見は県が一昨年行った、福井県の原発で福島原発事故並みの大事故が起きた場合の放射性物質の拡散シミュレーションの結果についてでありました

 県は当初、滋賀県に関するデータだけしか公表せず、滋賀県の周囲の府県における拡散状態のデータは、いろいろ理由を付けて公開しませんでした。県が公表した後、大阪府、京都府、岐阜県の行政当局が要請しましたので、これらの府県については追加して公開しました

けれども、火元ともいうべき肝心の福井県に関するデータや上記の府県以外の県(兵庫県、三重県、奈良県)などに関するデータは依然として公表しませんでした、このためGGIたちはこれはいけないことだ、とくに肝心の福井県に関するデータを公表しないとは何事だ!湖国の人々に限らず、福井の人々にとってはとうてい許し難いことであると考え、異議申立てなるものを行ったのであります

 その結果、賢明なる湖国の情報公開審査会が、知事さんに対して、それは良くないことだ、公開しなさいと命じました、その結果今年の1月末になって県がシブシブ福井県などに関するデータをGGIらに開示するに至ったのでありました。ところが県はGGIらに開示しただけであり、県自ら広く公表することは行いませんでした、意図的にサボったのであります、これはいけないことです、このため県が自ら公表しないのであれば我々がマスコミに公表するしかないではないかということになり、記者会見を行ったのであります

 ここでお手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ、記者会見の内容を伝える朝日新聞の記事です、GGIはサボリですので朝日しか見ていないのですが、記者会見の主役を務めて某青年によれば、その他、二つの全国紙、一つの地方紙が報じていたとのことでありました、ですから、まあ、記者会見の成果はあったというべきでありませう

 朝日新聞は放射能拡散の様子を示すカラーの地図も掲載しておりましが、他の新聞は地図は掲載していなかったようですので、その意味ではなかなかグッドであると、たまには朝日さんをほめておきませう、でもこの地図の意味するところに関する説明が不十分であり、その点がまことに残念であります、ですから、ここでGGIが勝手に説明を付け加えておきます

 この地図の福井県部分のデータはかなり意外なものでありました(湖国の部分はすでに公表されているデータです)。この地図は敦賀半島の西側にある美浜原発で事故が起きた場合のものですが、嶺南と称される福井県の若狭湾地域ではとくに冬季は北~北西の風が吹くとされていますので、放射能の雲は南から南東の方向に広がるのではないかと思われていたのです、ところが、このシミュレーションではそれだけではなく、北から北東に向けても広がっており、その一部は内陸部だけではなく敦賀湾の海にまで達しております

 着色されている部分は放射能が危険なレベルに達することを意味しているのですが、この地図を見ますと、とくに美浜町や敦賀市の人々は、どっちを向いても危険地帯、場合によっては逃げ場がない状態に陥りかねないことがわかります・・・

 かようなしだいですので、ほんとうは、GGIはとくに福井県の人々に対して福井県内での拡散状態のことを報じて欲しいと思っていたのでありました。そのため記者会見の前日に福井県の地元紙に電話として会見を行うことを知らせたのですが「ああ、そうですか、わざわざお知らせくださりありがとう、でもそちらのニュースは共同通信さんにカバーしてもらうことになっています」というのんびりした返事でありました、

 ところが会見の当日、共同通信の記者の姿はなかたのであります・・・・また朝日さんもせっかく湖国版にこれだけの記事を掲載したのだから、福井県版に転載するぐらいのことをしたらいいじゃないかと思ったのですが、残念ながら転載していないようでありました、福島原発事故から3年近くも経つと、マスコミさんも緊張感が薄れているということでありませうか・・・

 グッドナイト・グッドラック!

コメント
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