ぞろぞろと連れもてわがガーデンを出ていった葉っぱ君たち、いい具合に適切なる強さの風がふいて、ガーデンが面している広い歩道を無事全面占拠とあいなりました
今日の写真は、以前にも似たような写真を掲載したように思い真に恐縮でございますが、ガーデン前の歩道の全面占拠に無事成功してご機嫌のナンキンハゼの葉っぱ君たちを撮ったものです、もう葉っぱヤロウなんか見飽きたと思われる方はどうかクリックするのをお控えになってくださいませ
葉っぱ君たち、またしても何やらざわめいております
「ワレワレは遂に歩道の全面占拠に成功したぞおぃ、成功したぞおぉ!」
「そうだ、ワレワレはこれから何処でも占拠するぞおぉ!」
「そうだそうだあぁぁ!ワレワレは占拠するぞぉ、どこでもいいからとにかく占拠するぞおぉ!」
「あいつら、いい気になって何を大声でほざいてるんや、アホちゃうか、ただうまい具合に風が吹いてくれたおかげで歩道を占拠できただけの話やないか」
「ほんまや、それにあいつら、言い方が古くさい、かつての学生運動の連中をまねして叫んでいるだけやないか」
「そんなこと言うなら、どんな言い方したらええのや?」
「あのなあ、高橋なんとかというオッサンが最近本書いて、《ぼくらの民主主義なんだせ》というカッコええ言い方をはやらせたの知ってるやろ、そやから、言うなら、たとえば《ぼくらの歩道なんだぜ》とでも言うんや」
「ああ、あの高橋のオッサンか、でもあの言い方はなんか締まらんなあ、パンチがない、あんなヤワでお上品なシティボーイみたいな言い方してたら官憲にイチコロやでぇ、そんなお上品なこと言うても、《ああ、そう、そうでっかぁ》と言われたらおしまいやないか」
「じゃあ、どんな言い方したらええのや?」
「言うなら《あんたら、あのなあ、言うておくけどなあ、わいらの民主主義やでぇ!わかってるかあぁぁ!》や、そしたらちょっとは迫力でるやろ」
「そうか、それなら《あんたら、わかってるかぁぁ、オレらの歩道なんやでぇ、占拠して何かが悪い!》というたらええのやな」
「おまえら、さっきから何をゴチャゴチャしょもないこと言うてるんや、それよりオレたちこれからどうするのや、どうしたらええのや」
「おまえなあ、さっきから心配ばっかりしてるなあ、何が心配なんや、死ぬのが心配なのか?」
「そうや、ボク、まだ死にたくないのや、このままでいったら、五輪真弓さんが言うてはるみたいに小雨降る夕暮れになって、愛をささやく歌もないままにぬれ落ち葉になって皆に嫌がられて、あげくはGGIみたいなオッサンたちに踏みにじられて死んでしまうことになるのや、ボクそんなの・・・」
「おまえ、泣いてるのか、情けないなあ、それなら《葉っぱのフレディ》でもよんで昼寝していろ」
「ワレワレは占拠するぞおぉぉ、どこでも占拠するぞおぉ、首相官邸でもパリの共和国広場でも、ISでも、ペンタゴンでも、ぼくらの民主主主義でも、何でもかんでも占拠するぞおぉ」
「まだあいつらアホなこと叫んどる、おいあんなアホな連中なんかほっておいてビール飲みに行かへんか?近くにドイツビールが飲めるGGIの迎賓館もあることやし」
「そやそや、グッドアイディアや、それなら連れもてビール飲みにいこら」
「お~い、みんな歩道の占拠なんてアホなことやめて連れもてビール飲みにいくぞおぉ!」
「おい、君ら、そんな呑気なこと言うていてええのか、オレたち、これからいったいどうなるんや、どうしたええのや、死ぬのちゃうか・・・」
「あの~ボク、おしっこチビリそうなんやけど・・・・」
さあて、ナンキンハゼの葉っぱ君たちの運命や如何に・・・(彼らの運命が判明いたしましたら続きを書きます)
グッドナイト・グッドラック!