昨日、午後1時過ぎ、GGIは近くの平和堂さんのスーパーに行きました、食べ物を買いにいったのでありませぬ、店の隅っこにおいてある1枚5円のコピー機でたくさん某謀議のためのコピーをとるためです
コピー機がセッセと働いているあいだに、ふとコピー機のとなりにある「処分品、大幅値引き」と書いてある売り場に目をやりましたら、お米がどっさりおいてありました
今日の写真はこの「処分品」とされて安売りされているお米君たちを撮ったものです、クリックしてご覧いただければ幸いです
大きな袋は10キログラム入り、こしひかり・こなん米と書いてあります、湖国の湖南地域でつくられたものでありませう、値段は1740円也、なんと1キログラムあたりわずか174円、小さい袋は1キログラム入りで279円のコシヒカリ、
ですから10キログラム入り「こなん米」の値段は1キログラム入りコシヒカリの約6割にすぎません、どちらのお米の袋にも「新米」と記されております
お米一合は約150グラムです、ですから「こなん米」は一合あたり約26円に過ぎないことになります、どこにでもある大してうまくない100円の缶コーヒーや本物の果汁なんかほとんど入っていないジュースの類の4分の1に過ぎないのであります!
GGIは一日二食御飯主義でありますが、一合半あれば二日分のご飯ということになります、ですから二日でたったの40円、一週間でも何とわずか約140円、たとえ一日に一合たべたって200円たらず、キッチャ店でのコーヒー一杯分にもならないのです・・・
こんなことがあってよいのでありませうか、毎日の食生活になくてはならないお米がこんなに安くてよいのでありませうか、GGI、農業のことやTPPのことなんかよく分からないのですが、不安になります、GGIがお百姓さんであれば、もうお米を作る気がしなくなるでありませう・・・・
などと思いながら庵に帰ってきました。しばらく某謀議の準備をしてから、夕方、4時ごろになって今度は食べ物を買うためにスーパーさんへ行きました、
店に足を踏み入れて処分品の売り場に目をやりましたら、なんと十袋ほどあった10キログラム入りの「こなん米」のみなさん、すべて姿を消しておりました!
そうなのです、たしかにこの「こなん米」というお米の値段は安すぎるとGGIは思ったのですが、でもやはり一円でも安いものをというのが庶民なのです、こなん米君達が早くも姿を消してしまったのを目撃して、GGIはこの先はともかく今のところ時おり外で喫茶したりアルコールを摂取するなどしておりますので、「下流老人」と言われるほどには貧しくありませぬが、貧困問題の波がひたひたと押し寄せていることを実感いたしました(「下流老人」というこの流行語、マスコミは人の上に人をつくり、人の下に人を作っているように思えて、GGIは好きでありませぬ)
こんなことを書きますと、今さら何をそんなこと、分り切った話じゃないかとお叱りを受けそうでありますが、今日も天気がよろしいので、どうかお許しください
グッドナイト・グッドラック!