ちかごろ、より便利な駅へとJRや私鉄の駅が改造されますと、エレベーターやエスカレーターが付けられたりします。これで確かに便利にはなるのですが、これまで地上にあった駅が橋上駅なんかに改造されたりなんかしますと、階段のほうはこれまでより長くなったりして、GGIも一員であるところの高齢者にとっては必ずしも好ましいものではありませぬ
ところがGGIが愛用しております京阪電鉄さんの石坂線の駅は、なかなか感心な駅なのです、なぜでありませうか、それは京都への分岐点になっている浜大津の駅と先年改造されJRの駅と合体した石山駅は別としまして、いずれの駅にもエスカレーターやエレベーターはないのですが、プラットホームへの階段はせいぜい十段ぐらいに過ぎないからです・・・
ですからチョコチョコと階段を上ったり下りたりするだけで、かんたんに電車に乗ったり降りたりできるのです、長い階段で足元に注意なんて煩わしいこともなく、GGIのような後期あるいは前期高齢者にも、小さな子どもにも優しい駅なのであります
今日の写真は石坂線の膳所本町の駅を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧になり、とくとご観察ください
右端に電車の先頭部分が少しだけ写っていますね、これは石山寺行の電車です、この電車に乗るには、改札口を通って右側にある階段をチョコチョコと登ればよいのです、反対方向の坂本行に乗るには、改札口は入って小さな踏切を渡って、同じく右側にある階段をチョコチョコと登ればいいのです、降りる場合はこの逆でチョコチョコっと階段を下りてくればいいのです。ときおり踏切で待たなくてならにことがあるのですが、二両連結の短い電車ですので、それほど長い間待たされるわけでもなく、待つのがわずらわしいというほどではありませぬ
車いすの人はどうするんだと思われるでしょうけれど、スペースがある駅では緩やかなスロープがあったりますが、おおくは階段は十段ほどの短いものでありますから、ヨッコラショと誰かが手伝って何とかなっているようです、この点は欠点であるかもしれませんね
ちかごろは「誰にでも優しい社会を」をなどと言われることが少なくありませんが、たいては口先だけ、そこへいきますと、この京阪電鉄の石坂線の駅はこのスローガンを地で行く、なかなかの優れもの、表彰状ものであります、そのうえ電車は7~8分間隔でやってきますから、いつ行ってもたいして待たずにすみます、そのうえ、朝晩の通勤通学時で別として、ひるまは空いておりますから、まことに結構な電車であります!
別におカネをもらっているわけではありませぬが、今日は京阪電鉄さんの宣伝になってしまいました
グッドナイト・グッドラック!