UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

とつぜん炎のごとく老化が・・・・

2015-11-07 01:36:33 | 日記

昨日もよい天で天気でありました、午後、土曜日にわが賢妹がやってきますので、また、ゼンソクの大発作以来、「ホコリ、チリ,アクタはゼンソクのもと、だから家の中を清潔にしておくように」と、賢姪や知人からも言われておりまので、家の中をソージいたしました

 夕方から市内某所で某謀議はあることになっていましたのでテキパキと掃除、トイレもピッカピカ

 夕方、今日はこれから謀議のために外出というわけで、日がな一日デッキでひなたぼっこと居眠りをしていたノラのニャン公に早めに夕食を提供、着替えをすませ、おカネもポッケに入っている、ゼンソクの救急薬もポッケに・・・

これで用意万端と午後5時半ごろで出かけようとして台所の壁にぶらさげてあるカレンダーに何となく目をやったときに、アレッと思いました、突然疑惑が浮上しました

 謀議は第二金曜日の夕方からと言っていたなあ、今日は6日だ、ならば今日はまだ第一金曜ではないか・・・・一週間をかん違いしていたのであります、こんな経験は初めてであります、今日が予定の日であると完璧に確信していたのでありました、GGI、これまですっかり忘れていて予定をすっぽかしたという経験はほとんごありあせぬ、ましてや予定を間違えるようなことはなかったのでありました・・・一瞬愕然、これはりショックでありました・・・

 これで今日が予定の日と確信して出かけていたら、まあ市内某所といいましても不便なところですので二時間か三時間は完全にムダづかい、もう何もやる気にならなかったでありませう

 危うく気が付いよかった、でも夕食は外でというつもりをしていましたので、晩餐の食材を買っておりませぬ、急きょ、近くの平和堂さんのスーパーに出かけました、買い物をすませてレジでの支払い、1281円なりです、ズボンのポケットからおカネを取り出しましたら、万札が3枚、千円札が一枚と硬貨がジャラジャラ、千円札と硬貨で支払を済ませ、万札をポケットに戻し、近くのテーブルに移動、買ったものをポリ袋にいれてから何気なくズボンのポケットに手をやったとき、衝撃が走りました!

 万札がないのです・・・・三枚あったのに一枚もポケットに入っていないのです!あれっ、おかしいなあ、あわててポケットというポケットをすべて調べましたがありませぬ、こつ然と消えたのであります・・・・

GGIは支払をすませたレジのオバサンに「カネ忘れてなかった?」と聞いたのですがノーという返事でありました、となりのレジを受け持っていた大柄の青年がやってきて「間違ってゴミ箱にすてたりしませんでした?」といって探してくれましたがありませぬ

 こつ然と消えた三万円、これはGGIにとりまして大金であります、これまでこのような大金を落としたりわけもなく失ったことはありませぬ(なんか急にカネがへったような気がするなあ、何に使ったのかなあ、と計算が合わないことはしばしばあるのでありますが・・・)、

 弱ったなあ、オレの錯覚かなあと思ったのですが、さきほどのレジのオバサンは「確かにお札を手にされていました」と申しますのでますますオツムが混乱

これは神隠しであろうかと途方に暮れておりましたら、しばらくしてさきほどのレジの青年が静かにGGIのほうに寄ってきて申しました、「これじゃありません?おきゃくさん」、手には万札が三枚

 「おお、それやそれや!どこにあった?」「お客さんが支払をされたレジの台の下に落ちていました、レジのほうからは見えないのですが、ボクが受け持っていた隣のレジからは見えたんです」GGIはあつくあつく、あつすぎるぐらいこの親切な青年にお礼を申しあげました

そうしましたら、この青年、あわれな老人を諭すが如くのたまいました、「お客さん、おカネどこに入れてはるんですが、ハダカでポケットにですか、それでは落としますよ、財布にいれなさい、財布にいれたほうがいいですよ、財布に・・・」まことに恥ずかしき話であります、ほんとにトシはとりたくないなあ・・・

 やれやれと思って帰宅、まだネバっているニャン公に今日はもう何にもないぞ宣告してから、食事のしたく、無事準備完了、どうれ、まずはビールからと思ったのでありますが、今度は栓抜きが見つかりませぬ、アッチャ―・・・あちこち探しましたが見つかりませぬ、しかたなしに台所の引き出しをひっくり返しておりましたら声がしました、「GGIのオッチャン、ボクを使ったらどう?」

 声の主はワインの栓抜きでありました、グルグルとワインの栓に穴をあけ、両側についているレバーのようなものを上下に動かすと栓が抜けるというタイプのものです

「ボクを使ったらどう?とはどういうことや、オマエはワインの栓抜きやろ、それではビールの栓は抜けんやろ」「オッチャン、頭悪いなあ、ボクの頭をよく見てご覧よ、ビールの栓抜きの形をしてるじゃない」、なるほど、そうでありました!

ワインの栓抜き君のおかげでまずはビールをひとト口、次いで、メガネをかけてテレビのニュースを横目に広げた新聞を読みながら、これ結構ウマイなあと思いながらボローニャソーセージなるものを食しておりましたら、電話のベルがなりました

電話にでようと、メガネをはずして立ち上がろうとしましたら、目元でヘンな音がしました、なんだろうと思って見てみました、そうしましたら、GGIは御叮嚀なことに、メガネを二つかけていたのでありました!ああ何たることか・・・これまで、メガネをかけているのに、どうも見えにくいなあとメガネを探すということはあったのでありますが・・・・

 電話の主は怪老人、齢七十、ひと月ほどまえに、食道がんと胃がんと結腸のガンで大手術、食道を摘出、胃の3分の1を切除、残った胃の一部を引っ張り上げて新たに食道をつくるという複雑な手術、そのあと4回にわけて制癌剤の投与による治療、

「おいGGI、制癌剤の投与による治療、もうすぐ終わる、これがすんだら完全退院、メシも今までどおり食べられる、もう職場にも出てる、まわりの人が、ほんまにそんな大手術しはったんですか、と言いよる、ヨメメさんは言うんや《あんた運がよかっただけや、咽頭がんや肝臓がんなんかやったろ、とってももとには戻らんから》、まったくワッハッハや、まあ、今後転移するかどうか、そんなこと心配してもしょうがない、そのうちまた遊びに行くからな」、まあ、GGIとは大違い、老化とは無縁そうな元気怪老人であります

 かようなしだいでヘンなことの連続の一日でありました、もう今日はヘンなことは何もないだろうと思っていたのですが、さきほどこの日記を書こうとたらパソコンのAのキーがうまく作動しないのです、強く何回もキーを押さないとだめなのです、これはヤバイなあ、最悪や、昼間机の周りの掃除したときにパソコンを持ち上げたり、裏返したりして掃除したから、ヘンになってしまったのかなあ、と思って、あちこちいじくりまわしておりましたら、何となく元にもどり、Aのキーは正常に使えるようになっておりました・・・・

 というわけで突然やってきた老化現象に悩まされ続けた一日でありました

 今日の写真は「GGIさん、今日はしのびよる老化にお手上げの一日でしたね」と言っているワインの栓抜き君を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

グッドナイト・グッドラック!

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