哲仙の水墨画

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百人一首第七十七番瀬を早み(書)

2009-12-13 05:05:15 | 
瀬を早み岩にせかるる滝川の
われても末に逢はむとぞ思ふ         崇徳院

 瀬が早いので、岩にせき止められ、砕けて流れ落ちる滝の川のように、今は人にせき止められて会えず別れ別れになっているが、水が川下で合流すと同様に、時がたては必ず会えることになろう。崇徳院は5歳で即位し、22歳で近衛に譲位。近衛崩御後、息子が即位できなかったことから乱を起こしたが、失敗して讃岐に配流された。


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