哲仙の水墨画

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古今集第百六十七番塵をだに(書)

2011-07-06 06:10:41 | 
塵をだにすゑじとぞ思ふ咲きしより
妹とわが寝るとこなつの花       凡河内躬恒

 誠に残念だが、この花には塵一つ積もらせまいと思っている。我々夫婦の大切な寝床に名前が似ている常夏だから。それに塵がかかったから一大事。これが咲いたときから夫婦が秘蔵している花なんだ。常夏の花はなでしこのこと。前詞がないと理解できない難しい歌。


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