変ったフクロウ(水墨画)

夕闇の目覚めに森の梟は
低きに鳴きて恋をささやく　　　　　　　樋田哲夫

　フクロウは年中いるが、夜行性が強く日中の観察はほとんど出来ない。山地の林、農耕地、草原に住む。ネズミを主食とするからだが、小鳥、昆虫、小動物まで食べる。耳で獲物の出す音をとらえ捕獲する。雨や風の強い日は耳のパラボラアンテナが使えなく昼も動く。繁殖期にはよく鳴き、３月ごろからである。