哲仙の水墨画

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しをるるは 貞徳(書)

2007-04-04 06:31:09 | 
しをるるは何か杏子の花の色       松永貞徳

 貞徳は江戸初期の俳人で京都の人。細川幽斎に和歌を、里村紹巴に連歌を学んだ。後年多くの門弟を抱え、貞門派をなした。芭蕉の師の北村季吟は貞徳の弟子。しおれるは何か思案でもあるのか、アンズの花よと心配げに問いかけている。アンズの花は早春に咲き、梅に似て淡紅色。実は夏に熟し、ほとんど丸く梅のようである。


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