古今集第四百二十四番波の打つ(書) 2013-08-14 06:30:52 | 書 波の打つ瀬見れば玉ぞ乱れける ひろはば袖にはかなかたらむや 在原滋春 波が寄せては返す岸辺を見ていると、その美しさは、まるで宝玉が乱れているようだ。拾って袂に入れるならば、たちどころに消えてしまうだろう。