昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(457)徳川慶喜の潜在意識が明治を作った!

2016-12-19 03:20:29 | なるほどと思う日々
 静岡県御前崎市に徳川慶喜の扁額「池宮神社」
 晩年を過ごした静岡市でも初めて見つかったという徳川慶喜の揮毫が、御前崎市の有形文化財に指定された。

 彼が6歳のとき揮毫したという額が残されている。慶喜は1837年江戸の水戸藩邸にて徳川斉昭の7男として生まれた。その神童ぶりは当時から注目されていた。
 黒船来航の混乱の中、第15代将軍になった彼は日本の大変革期の舵取りを任されることになる。  
 そして天皇家との血筋を引き継いでいる慶喜の潜在意識が、結果的に大きな役割を果たすことになる。
 むしろ朝廷と結合を強めることで幕府を生きながらえさせる、これが自分の使命だとし、元治元年(1864年)に幕府は「開国」の方針を「攘夷」へと変更。
 大政奉還から新政府軍の江戸開城、結果として明治という国家の地ならしや道具立ては慶喜の潜在意識が作ったと言える。

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 今年も我が家の「寒がり」パッションフルーツ、ベコニア、シャコバサボテン等がベランダからリビングへ。