金沢の中学を出て東京近辺に住んでいる連中の新年会の案内がメールされてきた。
集まる場所は東京駅八重洲口の近くの居酒屋だ。
「みずほ銀行の看板のあるビルの右の細い道を入って・・・」と幹事役のEくんは道案内をくどいくらい何回もしてきた。
1954年に卒業して、20年ほど前彼から声をかけられそれ以来東京駅近辺に住む同窓生と集まっている。
毎年、近くの温泉場とか、ゴルフ場とか、今日のような居酒屋で。
卒業して60年だからみんな70歳をはるかに超えたじいさん、ばあさんだ。
声掛けもしつこくなるわな。
道順は頭に入った。そういえば、このところデジカメが不調だ。
このブログでもご覧のように赤くなったり、白い光線が入ったりする。
近くにニコン銀座がある。寄ってみようと早めに家を出た。
バス停でポケットに手を入れると財布がない! またやっちゃった!
ともかくニコン銀座に到着。2階の修理サービスのコーナーへ。
「これ調子悪いんですが・・・」とカメラをさし出す。
「これ、他社の製品ですね」
「えっ? うそ!」
改めて見るとASAHIPENTAXではないか!
息子に喜寿祝いでもらったものだが、今の今までニコンと信じて疑っていなかった。
「旭は今リコーと一緒になったんですが、近くにありますから・・・」
男性受付の指示で女子社員がパソコンを操作して案内マップをコピーしてくれた。
他社のことなのに何と親切! 今度買う時はニコンにしようと決めた。
でも、リコーの修理サービス受付は板橋とかで目的は達せられないまま、新年会の場所へ向かう。10分前に無事到着。
気配りの幹事Eくんが待ち受けていた。
「上階にもあるので間違うといけないので・・・」というわけだ。
ところがあれだけ懇切丁寧な道案内にもかかわらず間違えたやつが二人いた。
「みずほの看板が二つあって・・・」と言い訳しながら遅れて来たイケメンの弁護士くん。
「ここに座って」ふたりのおばさん(あっ! この言葉は使っちゃいけないんだ。このブログで使って、未熟者!ってコメントいただいたじゃないか)、レディーから言われて逡巡する彼。
「怖いの?」「いやそんなこと・・・」と言いながら間に座る。ちょっとふらつく。
「最近足が弱ってきて・・・」
ごく最近までバリバリの現役だったのに今は、家でごろごろ孫と寝ているという。
「だめよ!歩かなきゃ。わたしなんか日に5000歩は歩く」と元気なA嬢。
「あちこち痛くって」と言いながら社交ダンスに、お茶にと毎日が忙しいY嬢。
保険事務の専門職で今も現役のH嬢。毎週ゴルフというE嬢。
四人参加したレディーはみんな元気だ。
欠席したK嬢も昔、日本代表クラスの体操選手で今日も若手指導だという。
その点じじい?は・・・。
いつも大幹事として「ほら、飲み放題なんだからみんな飲まなきゃ!」と酒を勧めまくるMくんの元気がない。まだ徳利1本しか空けていない。
「ちょっと熱があるんだ。この間寒い日にお餅つきで張り切りすぎて。インフルじゃないよ・・・」
そのくせ、明日はゴルフが予定されていて「ドタキャンが嫌いなんでなんとか行きたいので今日はおとなしくしている・・・」ってわけだ。
それでも彼の手土産・<リーフメモリー>をつまみながら、みんな子どものころの話で盛り上がったね。
犀川でモリを自作して鮎を獲った話とか。
「パンツで泳いだんだろう?」とY嬢に話を向けると、「パンツじゃないわよズロースよ。こっそり隠し持っていて、よく泳いだ」と言う。
他の女性群も「私も、私も」
今どきの女の子では考えられない。
「最近の言葉づかいは変だね」とMくん。
「ずぼんのことパンツなんて・・・」
「パンツじゃなくて、パンツ↑」とアクセントをレディたちから修正される。
また、技術系のYくんからは「加賀藩は江戸時代、バイオテクノロジーを使って、つまりウンコやおしっこを使って、火薬を作ったんだぜ」などという郷土自慢話も出た。
ともかくいろいろとしゃべった二時間。
帰ってから早速Eくんから写真が送られてきた。
何じゃこの頭! 家内からしょっちゅう言われていたがこれほどとは!
それにしてもEくんの白髪の素晴らしさ。
プラチナホワイトだ! 壮年時代からこの頭髪とでかい声がトレードマークで、大会社の工場長を経験、イギリスの子会社の社長も務め、退職後もベトナムへ経営指導で出かけた。
その彼にデジカメの不調を訴えたら、同じ銘柄を修理代より安く手に入れることができるからと手配までしてくれた。
素晴らしきかなわが友よ!
集まる場所は東京駅八重洲口の近くの居酒屋だ。
「みずほ銀行の看板のあるビルの右の細い道を入って・・・」と幹事役のEくんは道案内をくどいくらい何回もしてきた。
1954年に卒業して、20年ほど前彼から声をかけられそれ以来東京駅近辺に住む同窓生と集まっている。
毎年、近くの温泉場とか、ゴルフ場とか、今日のような居酒屋で。
卒業して60年だからみんな70歳をはるかに超えたじいさん、ばあさんだ。
声掛けもしつこくなるわな。
道順は頭に入った。そういえば、このところデジカメが不調だ。
このブログでもご覧のように赤くなったり、白い光線が入ったりする。
近くにニコン銀座がある。寄ってみようと早めに家を出た。
バス停でポケットに手を入れると財布がない! またやっちゃった!
ともかくニコン銀座に到着。2階の修理サービスのコーナーへ。
「これ調子悪いんですが・・・」とカメラをさし出す。
「これ、他社の製品ですね」
「えっ? うそ!」
改めて見るとASAHIPENTAXではないか!
息子に喜寿祝いでもらったものだが、今の今までニコンと信じて疑っていなかった。
「旭は今リコーと一緒になったんですが、近くにありますから・・・」
男性受付の指示で女子社員がパソコンを操作して案内マップをコピーしてくれた。
他社のことなのに何と親切! 今度買う時はニコンにしようと決めた。
でも、リコーの修理サービス受付は板橋とかで目的は達せられないまま、新年会の場所へ向かう。10分前に無事到着。
気配りの幹事Eくんが待ち受けていた。
「上階にもあるので間違うといけないので・・・」というわけだ。
ところがあれだけ懇切丁寧な道案内にもかかわらず間違えたやつが二人いた。
「みずほの看板が二つあって・・・」と言い訳しながら遅れて来たイケメンの弁護士くん。
「ここに座って」ふたりのおばさん(あっ! この言葉は使っちゃいけないんだ。このブログで使って、未熟者!ってコメントいただいたじゃないか)、レディーから言われて逡巡する彼。
「怖いの?」「いやそんなこと・・・」と言いながら間に座る。ちょっとふらつく。
「最近足が弱ってきて・・・」
ごく最近までバリバリの現役だったのに今は、家でごろごろ孫と寝ているという。
「だめよ!歩かなきゃ。わたしなんか日に5000歩は歩く」と元気なA嬢。
「あちこち痛くって」と言いながら社交ダンスに、お茶にと毎日が忙しいY嬢。
保険事務の専門職で今も現役のH嬢。毎週ゴルフというE嬢。
四人参加したレディーはみんな元気だ。
欠席したK嬢も昔、日本代表クラスの体操選手で今日も若手指導だという。
その点じじい?は・・・。
いつも大幹事として「ほら、飲み放題なんだからみんな飲まなきゃ!」と酒を勧めまくるMくんの元気がない。まだ徳利1本しか空けていない。
「ちょっと熱があるんだ。この間寒い日にお餅つきで張り切りすぎて。インフルじゃないよ・・・」
そのくせ、明日はゴルフが予定されていて「ドタキャンが嫌いなんでなんとか行きたいので今日はおとなしくしている・・・」ってわけだ。
それでも彼の手土産・<リーフメモリー>をつまみながら、みんな子どものころの話で盛り上がったね。
犀川でモリを自作して鮎を獲った話とか。
「パンツで泳いだんだろう?」とY嬢に話を向けると、「パンツじゃないわよズロースよ。こっそり隠し持っていて、よく泳いだ」と言う。
他の女性群も「私も、私も」
今どきの女の子では考えられない。
「最近の言葉づかいは変だね」とMくん。
「ずぼんのことパンツなんて・・・」
「パンツじゃなくて、パンツ↑」とアクセントをレディたちから修正される。
また、技術系のYくんからは「加賀藩は江戸時代、バイオテクノロジーを使って、つまりウンコやおしっこを使って、火薬を作ったんだぜ」などという郷土自慢話も出た。
ともかくいろいろとしゃべった二時間。
帰ってから早速Eくんから写真が送られてきた。
何じゃこの頭! 家内からしょっちゅう言われていたがこれほどとは!
それにしてもEくんの白髪の素晴らしさ。
プラチナホワイトだ! 壮年時代からこの頭髪とでかい声がトレードマークで、大会社の工場長を経験、イギリスの子会社の社長も務め、退職後もベトナムへ経営指導で出かけた。
その彼にデジカメの不調を訴えたら、同じ銘柄を修理代より安く手に入れることができるからと手配までしてくれた。
素晴らしきかなわが友よ!