手のヒラアジのメッキ道鍛練中

千葉県をホームにライトタックルのルアーフィッシングしてます。特に外房のメッキはライフワーク・・・かな?(^^;

1027 チビモンゴ不発のちメッキ

2013-10-30 00:00:08 | 2013今日のメッキ

1027 南紀遠征やら季節外れの台風やらで、三週間ぶりの房総出撃です。
久々の房総メッキロードに出る・・・はずなのですが、毎年この時期限定でついつい狙ってしまう釣りモノがあるんです。
それは、げんこつサイズのチビモンゴウイカ。(^^)
この時期、内房を中心に漁港の船道を叩いていくと、かなりな高確率でげんこつ1つ~2つくらいのモンゴ君にありつけるのです。
エギを放り込んでボトムでピヨンピヨンさせるだけのぬる~い釣りなのですが、このチビモンゴ君を侮ってはいけません。
こいつはとっても美味しいのです。(~o~)
アオリやヒイカもさることながら、このチビモンゴ君は身厚でとってもやわらかいグルメなイカなのです。
そのモンゴウ君を一度経験してしまうと、ついつい釣り気より食い気が先行してしまう・・・そんな10月下旬なのでした。(^^;

11:30 特に朝一がいいわけでもないので、釣りもぬるければ出撃もぬるい、こんな時間の到着でした。(^^;
漁港の船道や港内の砂地を狙うので、鼻息の荒いアオリエギンガーとはポイントがかぶらないはずです。
ところが、この日の内房は別の強敵だらけでした。
季節外れの台風に二週も続けて出撃を阻まれたエサ師がポイントを占拠しています。
・・・想定外。(T_T)
しかも、思ったより風が強く、台風の影響も残ってそこらじゅうニゴニゴです。
・・・想定外。(T_T)
テンポ良く3ヶ所ほど流してみますが、げんこつモンゴ君の気配はさっぱり。

13:00 Commyさんと合流したのち、流れ流れて館山エリアに来てしまいました。
ここでも、お目当てのポイントにはエサ師、エサ師、エサ師・・・&濁り、濁り、濁り。(T_T)
結局、ポイントを探して走り回ったわりにまともに釣りをさせてもらえず、チビモンゴ狙いはあえなくギブアップとなってしまいました。
・・・冒頭で引っ張ったわりにショボくてすいません、また別の機会にレポします。m(__)m

14:00 仕方がないので、こんな時間ですがメッキロードに切り替えてベイトの溜まっていそうな場所を探します。
ところが、そもそも川筋が全滅なのに加えて、漁港にもなかりの濁りが入り込んでいます。
数ヶ所回りましたが、メッキの気配などかけらもありません。(T_T)
「川の影響を受けない漁港じゃないとダメそうですね。」
「じゃあ、途中を飛ばして〇〇港まで行っちゃいますか。」

15:00 ポイントに到着すると、さすがに真水の流れ込みがない漁港ではそれほど濁りが気になりません。
係留船周りをのぞくと、2~3cmのベイトもビッシリ溜まっています。
「ベイトありで期待できそうですね~。(^^)」
さっそく、港内の潮通しのいい場所にあるストラクチャー周りでキャストを始めてみます。
しばらく反応なしでしたが、ストラクチャーの先で小ボイル発生!
間違えなくメッキのボイルです。
Dコンタクトのフルキャストで、ボイルの出た辺りまで大遠投しますが・・・意外にも反応なし?
そのルアーを足元まで回収してくると、とんでもなく動きの速いメッキがチェイスしているじゃないですかっ!
足元ギリギリまでアクションを入れて粘りましたが、見事に見切られてしまいました。(T_T)
「フツーあれは食ってくるけどなぁ・・・???」
ところが、同じことがもう一度起こります。???
叩かれてスレてる?
ベイトが小さくて選択的?
魚が小さい?
ロウニンだけの群れ?
もしかして、カスミだけの群れ?
・・・。
色々考えて想定したのは「ベイトが小さすぎてかなり選択的、もしかするとカスミの群れ?」というもの。
これに結果を出すには、クリア系の小さ目のミノーでそこそこの水深をキレキレにダートさせる必要があります。
出した答えは「エルフィンフィッシュ」のクリア。
そして、2~3投でその結果が帰ってきました。(^^)
 ギンガメでしたが、ひとまずルアーの選択は良かったみたいです。(^^)
更に数キャストすると、カツーンと激しい反転バイト。
 やっぱり動きの速いヤツはカスミちゃんでした。(^^)
続いてスレ掛りのギンガメを追加すると、隣でもCommyさんが20cm↑のギンガメを上げています。
そして、更に激しくジャークを入れたところで、一際早く強烈なひったくりヒット。
 イエローフィンがとってもきれいな18cmのカスミちゃんでした。(^^)
ここまで、一連のヒットで4つ続きましたが、さすがにルアーを見せすぎて反応はここまで。
ほんの10分か15分のことでしたが、秋シーズンのメッキを象徴するような気難しいボイルパターンだったのでした。

げんこつモンゴはエサ師と濁りに阻まれてしまいましたが、狙ったポイントで狙った釣り方でお目当てのメッキが出てくれれば言うことなし。(^^)
これからのメッキはますます厳しくなっていきますが、一匹との出会いを大切にすれば、それなりに楽しい釣りができるはずです。
終盤戦もがんばりましょー。(^^)


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さすがです♪ (saku-37)
2013-10-30 19:09:39
チビモンゴがそんなに美味とは.…
食したくなりました(^^;

ヒイカ狙いで
チビモンゴやチビアオリが
釣れたら良いっすね~

それにしてもさすが巨匠です。
文中の表現からすると
秋メッキ?は難しい様ですが
しっかりと状況を把握し対応して
らっしゃいますね。
経験の成せる技ですね^^v

今時期のボイルパターン攻略.…
まだまだ奥の手がありそうですね.…(;゜∇゜)

今度教えて下さい( 〃▽〃)
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Unknown (take)
2013-10-30 20:40:22
うーん、さすがですね。

ダメな状況を正確に分析して
対応策でしっかり結果を出す!

しかも綺麗なカスミちゃん!!

ホント勉強になります。
返信する
こんばんは! (習志野M)
2013-10-30 20:53:59
カスミちゃんって、たまにしか釣れないけど
なんか綺麗でいいっすよね~

もう終盤?  20↑を数釣りたいなあ
なにか異変がおきて大きな群れが入って
来るなんてことはないでしょうか?
(o^-^o)
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遅れたので (手のヒラアジ)
2013-10-31 08:26:40
suku-37さん>
ども。
今年は尋常でないほど接岸が遅れたので、秋パターンで難しくなるのも遅れていました。
メッキは群れの最大魚が20cm近くになると、適正サイズのベイトを求めて?回遊を始めてしまいます。
本来なら9月中旬には始まるはずなのですが、今年は接岸が遅れたので回遊のスタートも遅れていました。
この回遊が始まると、それまでスロープ周りや河川の河口域等限られたエリアを狙えば釣れていた魚がさっぱり釣れなくなってしまうのです。
回遊する群れを捕まえなければ釣りが成立しない状況になるってことです。
今年の場合に当てはめれば、10月にチビメッキをすべて捨てて20cm級だけを狙うのは難しかったはずです。
時期的にそろそろチビメッキがいなくなるので、いよいよこれが起こるってことです。

メッキをやっていると、毎年必ず発生する試練ですので、上手くなるにはキチンと向き合って打開策をひねり出さなければなりません。
がんばってくださいね。(^^;
返信する
カスミちゃんは (手のヒラアジ)
2013-10-31 08:34:19
takeさん>
ども。
やっぱり、秋の回遊パターンは難しいですね。
群れが狙っているベイトも日によって変わるので、いつものパターンで騙しきれないケースが発生してしまいます。
特にカスミちゃんは、サイズのわりに小さいベイトを追っているようなので、今回のように気難しい場面が多いように感じます。
難しいとはいえ、なんといってもヒントは「ベイトフィッシュ」ですから、ベイトをよく見て次の手を考えるというのが「現場力」なのかもしれません。

終盤戦もがんばりましょー。(^^)
返信する
群れの巨大化 (手のヒラアジ)
2013-10-31 08:40:00
習志野Mさん>
ども。
>20↑を数釣りたいなあ
今年は魚の絶対数が少ないですからねぇ~。(^^;
まぁ、みんなそう思ってますけど。(~o~)

でも、これからの季節は、回遊する群れが先々で合流して巨大な群れができてくるはずです。
要は「一発当てればウハウハ」な時期になるわけで、それをするにはMさんのような人並み外れた嗅覚を持つアングラーは有利ですね。(~o~)

私の予想では、きっと今年もどこかで「大爆裂」を当てるんだろうなぁ~と思ってます。(^^;
そんなときは必ず呼んでくださいね。(~o~)
返信する
Unknown (saku-37)
2013-10-31 12:32:00
度々失礼致します(^_^;)

《まさに!》旬なご回答で改めて
巨匠のスゴさを再認識。

実はsaku-が仲良くさせて頂いている
房総ロコアングラーの
Jesse- edさんから、かの様な
現象?状況を伺っておりまして.…

巨匠もご存じのNさんも
既にこの事を口にされてました。

お二人とも週末に出撃する
saku-のために平日に色々と情報をくれ
そのおかげ 釣らせて頂いております.…か?(訊くな)

そこから推測するにあたり
今週末はかなり厳しい釣行になろうかと.…(´д`|||)

でも大丈夫です♪
最後はかめさんに頼りますので.…(;゜∇゜)
↑進歩しないヤツの典型的
返信する
ボイルメッキ(^^) (TAT)
2013-10-31 19:16:12
こんばんは。
モンゴーマイウーですか! やらねば!!
メッキボイルですか! 撃たねば!!
エルフィンフィッシュのクリアー、持ってますぜー。
見切られパターンは、ワタシの場合、不知火とかも多用します。
バフェットミュートとかにクリアーがあってもいいですのにね(。-∀-)
返信する
Unknown (手のヒラアジ)
2013-11-01 12:49:09
saku-37さん>
度々ありがとうございます。(^^;

そんなにスゴイことでもないんですが・・・(^^;
このことは2~3年やると身に染みてわかってしまいます。
なぜなら、毎年この時期は、釣れなさすぎて打ちのめされますから。(~o~)
正に房総の今週はそんな感じになるかもしれませんね。

私のように早い時期からメッキを狙っていると、突然メッキがいなくなるように感じてしまいます。
それで、「おでかけ」なんて言い方をしてますが、回遊魚であるメッキにしてみれば、本来の姿に向けて成長しているだけなので、大きなお世話な呼ばれ方かもしれません。(^^;

ちなみに、これが起こった時の考え方を少々。
①昼間のスロープは見込みなし。釣れても単発チビ。
②止水の汽水域も同じく。
③5cmクラスのベイトがどこにいるかで回遊コースが来ます。
④回遊コースはベイトの移動とともに変化する。
⑤ベイトが「点(スポット)」ではなく「線(ライン)」で溜まる場所が有望。例えばテトラの際、堤防の際、サーフのブレイク、堤防の先端など。
⑥夕まずめだけはかなり奥まった場所まで群れで入り込んでくる。この時だけは当りスロープ、当り汽水域もある。
⑦この時期のメッキが追っているベイトはイワシ系の表層魚なので、追えば必ずボイルが起こる。よく見てる人はたくさん釣れる。
⑧ベイトが見当たらないときはボラの下にいる。

他にもありますが、こんなことを気にしながらロードすると、どこかで群れに遭遇する・・・かもしれません。(^^;

がんばってくださ~い。(^^)
返信する
まいう~。 (手のヒラアジ)
2013-11-01 18:27:10
TATさん>
ども。
チビモンゴはメチャ旨ですよ。
身厚でやわらかいのにプリッとしてます。
我が家では以前からアオリより評価高いです。
ただし・・・がんばって一つ釣れてもむなしいだけなので、数釣りできる可能性があるときだけにしてます。(^^;

やっぱり、カスミちゃんにはクリアが効きますね。
「クリアは小さく見えてる」ってのが持論なんですが、ルアーサイズにシビアなカスミちゃんが釣れるってことは、当らずしも遠からずではないかと思ってます。

いよいよ厳しさが増してきそうですが、ラストスパートでがんばりましょー。(^^)
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