たくさんある訳ではなく、勝手に細かく分けてるだかもしれませんが・・・また続きです。(^^;
⑤レロレロトゥイッチ
これをトゥイッチと言っていいかどうか分りませんが、なんとなくトゥイッチの動作をゆ~っくりやることになるので、「レロレロトゥイッチ」と言うことにしておいてください。(^^;
このトゥイッチは、夜メッキに有効なトゥイッチです。・・・メッキではそれしか使いようがありません。でも、夜釣れるメッキを狙うには間違えなくこれが一番です。
アクションの詳細の前に、夜メッキのパターンの話をしなければなりませんが、「夜メッキ」とは、20cmを越えるメッキともなると、常夜灯の明りとベイトの状況によって夜でも釣れます。夜釣れるメッキは得てして、常夜灯周りに集まったベイトの周辺を、食うでもなく食わないでもなくウロウロしているようです。そんなヤツらにやる気を出させて釣ってしまうためのトゥイッチがこれです。(^^)
メッキを釣っている方はご存知だと思いますが、ヤツらはとんでもなく早く泳ぐことができ、かなり視力に頼ってエサを追いかけているようです。しかし、夜になるとどうも自慢の視力が効かないのか、(鳥目なのかなぁ?)昼間よりスローで感覚的な追いかけ方をするようです。それでもメッキはメッキ。(^^;ツボにはまったアクションを入れると、ちゃんと興奮して活性が上がってくるのです。
トゥイッチのイメージは正に「レロレロ」。②でご紹介したノースラッグ系トゥイッチをスローモーションでやるイメージです。「ピタッ」と止まるポーズは意識しなくてもいいと思います。できるだけ滑らかにアクションさせることがキモです。視力を奪われたメッキが、側線感覚だけでエサを追いかけているような状況を頭に描きながらトゥイッチするといいと思います。夜メッキは、昼間のようにひったくるようなバイトをせず、どちらかと言うと吸い込むようなバイトをします。バチヌケのシーバス的なアタリが出るのも特徴です。また、トゥイッチがスローなので、オートフッキングにならないため、バイトが出たら確実なフッキングが必要となります。
・・・また次回。(^^;
お役に立ったら「ポチ」お願いいたします。m(__)m
トゥイッチパターンのご紹介その2です。(^^)
③トトン。トゥイッチ
トゥイッチという技法は、わざとルアーのバランスを崩しながらリトリーブすることになるので、本来そのルアーが持っているアクションのポテンシャルを落としながら使用することが多いようです。例えば、潜行深度です。ただ巻きなら30cm潜るルアーでも、トゥイッチすると20cmしか潜らなかったりする経験がありませんか?この「トトン。トゥイッチ」は、ルアーの持つ潜行能力を生かしながらトゥイッチする方法です。
ハンドル1回転につき、小さいトゥイッチ「ト」とやや大きいトゥイッチ「トン」を連続で行います。それがなんとなく「トトン」というイメージなんですが・・・(^^; もう一つ重要なのは、その後の「。」で、ここはポーズになります。
アクションの傾向は、最初の小さな「ト」でルアーがリップに水圧を受けて潜行姿勢になります。やや頭を下げた状態ですね。その直後に、やや大きな「トン」が来ることで、潜行深度を維持もしくは更に潜りながらダートすることになります。「。」はポーズでルアーの姿勢を整える効果があり、次の「ト」でキチンと水を受ける準備をしているイメージです。
これを「トトン。トトン。トトン。・・・」と連続でやると、ただ巻きで30cm潜るルアーをトゥイッチしても、しっかり30cm潜らせることができます。(^^) ややスローなトゥイッチになってしまうのが欠点ですが、先行者に叩かれた後や、一つの群れをじっくり長く釣りたい時などに有効です。(よりスローなトゥイッチで釣ると、スレずに長く釣れる傾向があります。)また、更にスローな「トントン。」のリズムにアレンジしても有効だと思います。
④ブルブルトゥイッチ
これは、名前の通りロッドを持った手をブルブル震わせながら、ハンドルを三角に巻くトゥイッチです。(^^) 私の場合、このトゥイッチだけがロッドアクションでポーズを作らずに、ハンドル操作でポーズを作っています。ハンドルを1/2回転ずつ回すアレンジも有効です。
ルアーアクションは、ご想像の通りチョコマカチョコマカしたアクションに加速と減速が加わるイメージですが、追っても食わないメッキに効果があるような気がします。自分では、弱った魚が目の前から逃げてしまうような演出をイメージしているのですが・・・メッキにはどう映っていることやら。(^^; 自分自身のトゥイッチアクションが小さいので、追ってくるメッキをじっくり見ながら、ハンドル操作でスピードを調節できます。メッキの動きに合わせてルアーアクションを調節する余裕が生まれるはずだと思います。食わせる過程がスリリングなので、1尾釣ると「してやったり。」という満足感に浸れる・・・・のは私だけでしょうか?(^^;
・・・また次回。
お役に立ったら「ポチ」お願いいたします。m(__)m
メッキにはトゥイッチという技法から生まれるアクションが有効です。そんなことは、少なくともコレを読んでいる方は承知の事ですが、それではトゥイッチのパターンはどのくらいあるのでしょうか?
トゥイッチパターンの微妙な違いでルアーのアクションも変わってきます。このパターンを複雑に組み合わせれば、間違えなくメッキが釣れる確率も高くなります。
私が意識して組み合わせしているパターンを幾つか紹介します。(勝手に名前をつけて区別しておりますので、あしからず。(^^;)
①スラッグ系トゥイッチ
トゥイッチのテンポは至ってノーマルですが、叩いたロッドを早めに戻してやることで、ラインスラッグを出しながらトゥイッチします。ラインスラッグを取りながら次のトゥイッチに入るため「パチン、パチン」と音がするイメージです。このトゥイッチからは、「ギラッ、ギラッ」といった派手なヒラ打ちアクションと、「ピタッ、ピタッ」と止まるポーズが生まれます。メッキがルアーを追ってバイトする瞬間が確認でき、フッキングとなる次のトゥイッチに大きな衝撃が生まれるので、最も釣り応えのあるトゥイッチだと思います。
②ノースラッグ系トゥイッチ
①のラインスラッグを出さないようにするトゥイッチです。叩いたロッドをできるだけ戻さないようにトゥイッチすることで、ラインスラッグを出さずにルアーにテンションをかけたまま次のトゥイッチに入ります。ルアーにラインテンションが掛かっているため、大きなヒラ打ちアクションが出ない代わりに、ルアーがダートしてポーズが出にくくなります。そこそこアピールがある割りに1キャストのルアー回収が早くなるため、ポイントチェック時に多用しています。特に私のオススメの「ラパラCD5リップレス」でこれをやると、ほんの1~2分でかなり広範囲をチェックすることができます。お試しあれ。(^^)
・・・また次回。(^^;
お役に立ったら「ポチ」お願いいたします。m(__)m
ある時、ムツ・カマス狙いで出かけていた勝浦港で、偶然話しかけたエサ釣り師から「サビキでカイワリも釣れるよ」と聞き・・・カイワリ?・・・シマアジ?・・・ヒラアジ?・・・メッキ!? その時点で頭の中に甦ったのは、かの有名な野地文雄さんの「西伊豆メッキロード」と言う記事でした。それまで、排水口絡みのメッキしかやったことがなく、「あんな風にポイントをロードしてメッキが狙えたら楽しいだろうなぁ~、西伊豆っていいところだなぁ~」程度に読んでいた記事でしたが、エサ釣り師の一言で『西伊豆』と『外房』が完全に重なってしまったのです。(^^;
あとは行動あるのみ。(^^; 漁港ロードでメッキを狙うヒントを野地さんの記事から学んで、ひたすらしらみ潰しに外房の漁港を叩いて回りました。すると、スロープのブレイクラインからメッキがわんさか出てくるじゃないですか!(@@; 漁港ロードを経験したことのなかった私には、まさに目からウロコでした。
それ以来、・・・もうずいぶんたちますが、・・・相も変わらず外房のメッキに振り回されっぱなし。と言う次第です。(^^;
もともと幼魚期には区別がつきにくいそうですが、尾びれの上半分にも黄色が出ているのがオニヒラアジで、下半分だけに黄色がでているのはロウニンアジだそうです。更に、「オデコが張っているのがロウニンアジ」と思っていましたが、なんとこれは個体差だそうです。(@@;
ひとまず、「オニヒラアジ」の記事をいったんクローズして改めて掲載いたします。申し訳ありませんでした。
夜中に下田に到着して、街中の川をのぞくとイナッコがウヨウヨ。橋の上からはいい感じにライトが照っているので、夜パターンを試してみました。結果が出るまでに15分ほどかかりましたが、イナッコの下から読み通りに23cmが出てまずはヨシヨシ。(^^)
しばらく仮眠の後、本格的にロードを開始したものの・・・何か変。群れがいそうな場所からまったく反応がない。しかも、野地さんからの指南書とも重なるポイントで無反応。・・・居付きのメッキを4つ取っただけで午前中が終了してしまった。
野地さんからもメールでアドバイスをもらって作戦を練り直し、川の中の居残りメッキに標準を絞る事に。干潮でポイントが少ないながら、単独で居残っているメッキを4つ追加することができた。昼食後にいくつかのポイントを回ったが、どのポイントもメッキの姿すら見えない。結局、再度川の居残りメッキに的を絞って日没まで勝負することにした。
先程より潮位が増し、それなりに叩けそうなポイントが増えているものの、さすがに先ほど叩いてしまった後とあって、ホイホイと出てくる状況ではない。現場で出会ったメッキマンに聞くと、「セイゴばかり」とのこと。しかし、メッキは確かにいるので、ふだんはやらないような激しいトゥイッチを試みるとこれがビンゴ!息を止めて気合を入れて「ダダダダダダダ・・・・」と足元まで一気にトゥイッチするイメージ。メッキの頭の上を通過した瞬間に、チェイスなしにリアクションバイトする感じです。(^^; この「気合トゥイッチ」を川筋に沿って2m間隔で続けた結果、日没までに7つ追加となりました。・・・手首を代償に・・・痛い。(^^)
ほとんど暗くなってから、最後の悪あがきでサーフをチェックすると、群れではないものの活性の高いメッキを2つ追加。トータル18尾で伊豆ロード終了となりました。
伊豆らしいポイントからメッキが出ず、イメージした釣りが出来ませんでしたが、現場合わせの対応力は身につくことになったかもしれません。(^^;