忘年会続きで、記事の鮮度が悪くなってしまいました。・・・すいません。(^^;
1226 気が付けば2009年の週末も最後となってしまいました。
年末年始の出撃予定はまだ決まってませんが、とりあえず釣り納めということでいつもの出撃です。
前日の忘年会後遺症で昼まで「生ゴミ」状態、14:00になってようやく頭と体が正常に動き始めたので出発しました。(^^;
15:30 中途半端な時間に到着となりましたが、とりあえずベイトが溜まっていそうなポイントでメッキを探してみます。
風下のコーナーにハクの群れがチラホラ見られますが、メッキがボイルしている気配はありません。
だめもとで表層、中層、ボトムと、順番に探ってみましたが、案の定メッキの姿を確認することもできませんでした。
2009年の房総メッキはショボイ結果に終わってしまいましたが、また来年に期待することにします。(^^)
17:00 いつのもアジングです。(^^;
最初のポイントに到着すると、辺り一面のライズ、ライズ、ライズ、さらにあっちこっちでハクが逃げ回ってます。(@@;
期待してライズの中へ一投目。・・・異常なし。?
二投目・・・異常なし。?
三投目はロッドティップを上げて表層をトレースしてみますが、やっぱり異常なしです。?
あらためてライズをじっくり見てみると、どうやらライズの主はそうとう小さそうです。
ライズの主を釣り上げないとスッキリしないので、ジグヘッドを0.7gに落としてワームも半分にちぎってみます。
軽いリグになってトレースの速度が下がったのが良かったのか、ここからは毎回バイトが出るようになりました。
・・・が、フッキングしません。
しばらく続けていると、ようやくフッキングしました。
案の定、アジ約10cm、いわゆるジンタ君ってやつです。(^^;
苦笑いしながら丁重にお帰りいただきました。(~o~)
その後もバイトは続きますが、なかなかフッキングに持ち込めずけっこうしびれます。(^^;
たくさん釣れるなら「南蛮漬け」用にキープするんですが、15分に1匹のペースではおみやげにもなりません。
結局、1時間以上やってジンタ君ばかり5つでしたが、全部お帰りいただきました。
気を取り直して2ヶ所目。
ここでもあちこちで似たようなライズが頻発しています。
0.7gのジグヘッドのままワームだけちぎらないヤツを付け直してキャストすると、またもや「プルッ」のジンタ君アタリです。
でもやっぱりフッキングしません。
しかたなく、小さめのワームに付け直して2つゲットでしたが、これも丁重にお帰りいただきました。(^^;
3ヶ所目、明るい常夜灯の下をのぞいてみると、今度はジンタ君の群れがサスペンドしているのが見えます。
・・・またこれか。(T_T)
念のため見えているジンタ君を避けて遠巻きにキャロリグを引いてみますが、たまにプルッとアタるのはまぎれもなくジンタ君。
「よ~し、こうなったら徹底的にジンタ君をいじめて南蛮漬けしてやる。!」
まずは、手持ちのキャロリグでジンタ君に本気で挑みます。(^^;
普通にリトリーブしていると、たまに「プルッ」ときますがほとんどフッキングすることはありません。
どうやら、バイトしてもシンカーの重さにはじき返されているようです。
それならってことで、ボトムバンピングをしながらジグヘッドにシンカーのウェイトがからないようにしてやります。
すると、ようやくいくつか釣れるようになりました。(^^)
しかし、この方法では常に空アワセをしているようであんまり楽しくありません。
「アタリを取りながら釣らないとおもしろくない。・・・」
ってことで、今度はジグヘッドリグに戻します。
0.7gのメバル流弾丸でゆ~っくり中層をトレースした時にアタリが出ますが、やっぱりなかなかアワセが効きません。
思いっきり食い込ませるつもりで巻き続けても、ワームのケツだけしゃぶったまま足元まで来てまだフッキングしてない始末です。(T_T)
これも10分に一匹のペースとなってしまい効率的ではないようです。
それじゃぁってことで、今度はジグヘッドでしゃくりながらフリーフォールで食わせることにしてみます。
しゃくりが空アワセになるとおもしろくないので、しゃくった後のフリーフォールからラインにテンションがかかったところでアタリを取ってみます。
すると、けっこういい感じにフッキングに持ち込めるじゃありませんか。(^^)
この方法で3~5キャストに一匹のペースとなり、劇的に効率アップとなりました。(^^)
ところが、しばらくしゃくり&フォールを続けていると、あることに気がついてしまいました。
それは、どんなに綺麗にワームをセットしても、フリーフォール中はスパイラルしながらフォールしているということです。
そして、足元でジンタ君のバイトを見ていると、スパイラルするフォールについていけず、結局ラインにテンションがかかってジグヘッドの動きが落ち着いてからバイトしているようなのです。
ってことは、フリーフォール中に食ってるのではなく、ラインテンションがかかってカーブフォール的な動きになった後にバイトしていることになります。
「なんだ、フリーフォールはあんまり意味ないのか。・・・」
そこで、今度はしゃくりを軽くしてラインスラッグを出さないようにしながら、しゃくり→即カーブフォールとしてみました。
正確にいうと、「しゃくり」ではなく「さびき」のイメージです。
すると!カーブフォール中に明確なアタリが出て、そのまま放っておくと明らかにフックを咥え込んだアタリに変わってくれます。
当然、アワセのタイミングもバッチリ判断できて、釣り自体も楽しめるようになってきました。(^^)
この「さびき&カーブフォール」を始めると、なんと二投に一匹のハイペースにアップしたのでした。(~o~)
試行錯誤を続けながら、3時間ほどまじめにジンタ君に勝負を挑んだ結果、オールジンタ君63匹のお持ち帰りとなったのでした。(~o~)
美味しい南蛮漬けが山ほどできました。(~o~)
今までアジングにはノーアクションのリトリーブが最適と考えていましたが、今回の結果を見ると、魚の食い込みの点でカーブフォールが最適となります。
ジンタ君相手にアジングの結論を出すのは多少強引ではありますが、今後いつものサイズでも確認していきたいと思います。
「たかがジンタ君、されどジンタ君」一年の締めくくりでいいベンキョーさせてもらいました。(^^)