手のヒラアジのメッキ道鍛練中

千葉県をホームにライトタックルのルアーフィッシングしてます。特に外房のメッキはライフワーク・・・かな?(^^;

追ったら食わせるテクニック

2012-09-12 23:55:21 | トゥイッチいろいろ

このカテゴリー、2010年8月以来2年ぶりの記事追加です。(^^;

釣りをしていれば、誰しも魚と接する少ないチャンスをものにしたと思うはずです。
魚のチェイスが目視できるメッキフィッシングでは、特にその傾向は強いわけで、「追ったのに食わない」ことほど悔しいことはありません。
そんな悔しい思いをしないためにも、「追ったら食わせる」テクニックを身に付けておくのがおすすめです。
ここでは、私の独断と偏見で「こうしたら食わせられる」の幾つかをご案内することにします。

メッキに限らずフィッシュイーターは、逃げるベイトを追いかけて捕食することで成長しています。
当然、捕食が下手な個体は成長できず淘汰されてしまうわけですから、言ってみれば我々アングラーは捕食のプロを相手にしていることになります。
捕食のプロがプロと言われる所以は、「逃げられる前に捕まえている」からだと考えます。
具体的には二つ挙げられます。
一つは、(1)フィッシュイーターは、相手に逃げられてしまうタイミングを知っていて、そのタイミングの前に襲い掛かっていること。
もう一つは、(2)フィッシュイーターは、相手が逃げることができないタイミングを知っていて、そのタイミングに襲い掛かっていること。
このフィッシュイーターの習性を上手く活用して、「逃げてしまいそう」な演出や、「逃げることができない」演出ができれば、エサではないルアーにバイトさせることができるのだと考えます。

(1)逃げてしまいそうな演出
逃げられる前に捕まえるためには、どうなったら逃げられてしまうかをよく知っていると言うことになります。
フィッシュイーターが「逃げられてしまう」と認識するタイミングを理解すれば、それを逆手に取った演出ができるはずだと考えます。
一つは、①ベイトが浅い方に逃げる場合。
もう一つは、②ベイトが広い方に逃げる場合。

①は、いくらフィッシュイーターと言えども、身の危険を冒してまで捕食行動をすることは少ないわけで、行動が制限されたり外敵に狙われたりすることは避けたいはずです。
ベイトが浅い方に逃げてしまう場合は正にこれに当てはまり、捕食を諦めざるを得ないことになります。
そこで、フィッシュイーターは「逃げられる前に捕まえる」行動に出るわけです。
具体的には、スロープに立ってメッキを狙う場合、スロープのブレイクラインを超えるか超えないかの所にヒットゾーンがあるはずです。
これが浅い方へ「逃げられる前に捕まえる」パターンだと考えます。
また、足元のピックアップ際で飛びついてくる現象も、ルアーが急激に浮上しながら水面に近づくことで、「逃げられる」と認識しているのだと考えます。
ルアーが浅い方にトレースされるよう立ち位置を意識することで、追った魚がバイトに至る確率を高めることができると考えています。

②は、追いかけても捕まえられないと判断できる場合も、同じようにその直前に「逃げられる前に捕まえる」行動に出ているようです。
たとえば、ヘチ際をトレースしたルアーを追った魚は、ルアーがヘチから離れようとした瞬間にバイトすることが多くなります。
おそらく、広い方に逃げるベイトは、捕食効率(捕食対象と捕食行動のエネルギー的損得)を意識する関係から、諦めざるを得なくなるのだと思いますが、フィッシュイーターはここでも「逃げられる前に捕まえる」行動に出るようです。
そして、これを逆手に取った演出も十分な効果を発揮すると考えます。
ヘチ際のトレースやストラクチャー周りでは、魚がチェイスした後にわざと広い方にルアーを振ってやります。
これを意識することで、「逃げられてしまう」演出が効き、追った魚がバイトに至る確率を高めることができると考えています。


(2)逃げることができない演出
逃げられる前に捕まえるためには、捕まえられるタイミングを確実にものにするということでもあります。
逃げるベイトを観察していると、「ビュビューン、ビュビューン」と間欠的なダッシュを繰り返しています。
フィッシュイーターは、この「ビュビューン」と「ビュビューン」の間に、ベイトが逃げることができないタイミングがあることを知っているのだと思います。
そして、この一瞬の「間」(減速→停止→加速のタイミング)を予測して、カウンターパンチ的な捕食行動を起こしていると考えます。
そう考えると、トゥイッチしたルアーの動きは正に「ビュビューン、ビュビューン」の再現であり、魚がだまされてしまうのもうなずけるというわけです。
あとは、フィッシュイーターの習性を利用して、バイト行動を起こしやすい演出をすればいいことになります。
ズバリ、それは「ポーズ」の演出です。
ここ一番で、ポーズを意識したトゥイッチのアクションを入れるようにすれば、ルアーを追ってきた魚に「食えるかもしれない」を演出することができ、これが追った魚のバイト率を上げる結果につながると考えます。

ここからはテクニカルな説明になりますが、実際に手を動かしながら読んでいただくとイメージしやすいと思います。
仮にトゥイッチのリズムを「タン・タン・タン」と表現すると、ほとんどのアングラーが「タン」の部分でロッドを手前に叩いているはずです。
これでも十分「・」というポーズが発生していますが、これは既に実践されているので、更にポーズを意識したトゥイッチを考えることにします。
「タン・タン・タン」の裏リズムようなものをイメージしてください。
表現すると「ンタ・ンタ・ンタ」になります。
この時、ロッドを手前に叩くのは「ン」ですが、意識するのは「タ」の部分でロッドを向こう側へ放り出すような動きになります。
こう意識することで、「ン」の叩きが弱くなり「タ」と「・」がダブルのポーズになります。
これを最初の「タン・タン・タン」に織り交ぜることで、「食えるかもしれない」演出すなわち「逃げることができない」瞬間を演出することができると考えています。
具体的には、「タン・タン・タン・ンタ・ンタ・タン・タン・タン」こんなリズムがおすすめです。
ほんの少し長いポーズをここ一番で織り交ぜるのが、食わせのテクニックというわけです。
また、ロッドを2回連続して叩く「タタン・タタン」というリズムも食わせのポーズが出やすいリズムです。
これらを複雑に組み合わせることで、より強力に「逃げることができない」瞬間を演出できるはずです。
お試しあれ。



<ご注意>
「タン・タン・タン・タタン・タタン・タン・タン・ンタ・ンタ・タン・タン・タン・・・」
これを読みながら、手を動かしたり声を出したりすると、周囲からヘンな目で見られますのでご注意ください。(~o~)
「そんなのへっちゃら」と言う方はこちらもどーぞ。(~o~)


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2lbフロロのトゥイッチ

2010-08-18 22:58:06 | トゥイッチいろいろ

0814のメッキ釣行で、初めて2lbのフロロカーボンラインを使ってみました。
これまでも、フロロの「高感度」に期待して3lbまでは使ったことがありましたが、トラブル続きでいつも使用を諦めていました。
結局、いつも使うのは3lbか4lbのナイロンライン。
これはこれで扱いやすく、トゥイッチの釣りには欠かせないラインですが、今回あらためてフロロのいいところがたくさん見えてきたのでレポしてみます。(^^)

まず、私のスラッグ出しまくりのトゥイッチには3lbフロロは不向きでした。・・・トラブルの嵐です。(T_T)
ところが、今回使った2lbフロロなら、終日使ってもほとんどトラブルなし。
課題だった「ライントラブル」を見事に解消してくれました。(^^)
次に、2lbラインの飛距離です。
3lbナイロンの約20%増しってところでしょうか?(^^;
とにかく軽いルアーが気持ちよ~く飛んでいきます。(^^)
飛距離と釣果は必ずしも連動しませんが、「飛ぶ」前提を持っていれば強みになることは間違えありません。
そして、今回最大の収穫はやはりフロロの「高感度特性」でした。
メッキがチェイスしているのがわかってしまうんです。(@@;
もう少し詳しく説明すると、(^^;
普通は、ルアーが視界に入る前(はっきり目視できる前)にメッキがチェイスしていても、それを確実に意識することはできません。
しかし、2lbのフロロでやると、視界に入る前のルアーにバイトしたメッキを感じることができてしまうんです。
メッキがバイトしてルアーに触れた時はもちろん、ルアーのすぐ近くでルアーの動きを乱した程度でも、ラインを通して感じることができます。
これはどういうことかというと、見えていないところでチェイスしたメッキを確実に狙いに行けるということになります。
この日も、2lbフロロで大遠投したルアーに、見えないところでチェイスした魚をハッキリと感じることができました。
これを感じとった瞬間に、トゥイッチのパターンを「食わせモード」に切り替えてやることで、かなりの数を稼ぐことができたというわけです。(^^)
もう一つオマケ的なメリットですが、フロロの伸びが少ないのでヒットの衝撃がより大きく伝わってきます。
これは、小さな魚でも楽しめるってことになりますね。(^^;

今まで「トラブルが多いから」という理由だけでフロロの使用を避けてきましたが、ちょっと工夫するだけで違うものが見えてくるものです。
あらためて、新しいことにトライアルする大切さを学んだ気がします。
もう少しメッキが大きくなるまでは、2lbフロロがメインラインになってしまいそうです。(~o~)

え~、いいことばかり書いてしまいましたが、当然デメリットもありますので、念のためご案内しておきます。
①細いので切れやすい。
当然のことですが、ちょっとキズがあるだけで「手で引っ張って切れてしまう」ラインです。
一匹釣った時はもちろん、ルアーのフックが絡んだ時も必ずラインチェックが必要です。
②結び直しも必要
ラインチェックしてNGだったラインは当然結び直すことになります。
本気でチェックしていると、20分に一回は結び直すことになってしまうので、この作業はかなりうっとうしいです。(^^;
③根掛かりは回収不可能
結節強度をライン強度の80%だとしても、700gほどの強度しかありません。
これでは、根掛かりの回収はほぼ不可能と考えた方がいいようです。
スロープ等の根掛かりしやすいポイントでの使用はおすすめできません。
④一釣行で廃棄
強度に不安が残るラインなので、夏場は特に釣行中の紫外線劣化もバカにできません。
今回も、家に帰ってラインを確認すると真っ白に変色劣化していました。
使い古しのラインは一釣行でも廃棄するのが望ましいと思われます。


<おことわり>
この記事は、決して「切れてしまうかもしれないヒヤヒヤ感」をおすすめするものではありません。
ルアーのロストを減らして魚のキャッチ率を高めるのは釣りの基本です。
くれぐれも、誤解のないようお願いいたします。m(__)m


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カマス用トゥイッチにメッキ不発。

2010-08-07 01:33:33 | トゥイッチいろいろ

このカテゴリー久々の更新です。(^^)

0731の釣行で、夕まずめのカマス風呂を堪能していた時のことです。
スイッチオンで、辺り一面カマス・カマス・カマス・・・
しかも、2/3は20㎝↑のおみやげサイズとあって、メッキなんかそっちのけで完全に漁師モードになってました。(^^;
そこへ、この日出撃中のぱわぁほ~るさんとお連れのYさんが合流。
もちろん、お二人ともすぐにカマス風呂を堪能していただけたわけですが、・・・
ここで、私にとってちょっとした事件が起こったのです。

ぱわぁほ~るさんがカマスに混じってメッキを釣ってくれるわけです。(@@;
しかも、カマス風呂の最中に3匹も。(@@;
私はというと、カマスは連発で釣れてもメッキは釣れません???

ここで、「何が事件なんだ?」と聞こえてきそうですが、ちょっと解説させていただきます。(^^;
カマスを連発で釣るには、トゥイッチのアクションにちょっとだけ工夫を入れています。
「ラインスラッグを出さないようにしながら、ダート幅を抑えて、必ず短めのポーズを入れる。」というものです。
メッキの場合、ルアーが止まった瞬間にバイトするのに対して、カマスは止まったのを「見計らって」バイトしてきます。
ルアーが止まらないとバイトを躊躇してしまう傾向があるようなので、メッキの時よりほんの少しだけトゥイッチのポーズを長く入れるというわけです。
また、ダート幅を抑えてやると、ほんの一瞬ですがルアーが早く止まってくれるので、バイトのタイミングも少しだけ前倒しすることができます。
バイトが前倒しできれば、それだけ魚を早く掛けられるので、1キャスト内のスレ防止となって連釣の確率が高まるというわけです。
さらに、スラッグを抑えてラインの振れ幅を最小にすることで、カマスの歯からラインを守ってやることができます。
この日も辺り一面カマスだらけだったので、こんなトゥイッチで対応していました。

ぱわぁほ~るさんが合流してしばらくすると、「メッキ釣れちゃいました~!」と喜んでいます。
「ふ~ん、メッキも回遊してるんだ・・・。」
この時はそれほど気にしなかったのですが、ぱわぁほ~るさん、何とカマスの合間にさらにメッキを重ねます。(@@;
「えっ!?そんなにメッキいるの?」
一方の私は、カマスは連発するもののメッキはかすりもしません。
使っているルアーは、ついさっきまでメッキを釣っていたルアーのままなので、私に釣れてもおかしくないような気もします。???

結局、最後までカマストゥイッチのまま通してしまったので、いつものトゥイッチに戻したらメッキが釣れたかどうかはわかりません。
しかし、ほんの少しポーズを長く入れてトゥイッチしただけで、メッキが一度もバイトしなかったことは間違えありません。
どうやら、意図的に長くしたポーズのタイミング内に、メッキが食うか食わないかの分岐点があったようです。

考えてみれば、一人でやっていると「食わない≒いない」と判断しがちで、今回のように「自分に問題がある」とは考えにくいものです。
でも、仲間と一緒にやっていると、普段見えない微妙な「違い」が見えてきたりするものなんですねー。(^^)
ぱわぁほ~るさんには、今まで意識し得なかった「ポーズの長さ」をあらためて教えていただくこととなりました。
いやぁ~、とってもいいベンキョーさせていただきました。
ありがとうございます。m(__)m

ちなみに、メッキを連発したぱわぁほ~るさんですが、さすがに百戦錬磨のアングラーです。
すぐにポーズのタイミングをカマスに合わせて、後半戦はすっかりカマス連発の漁師モードになっていました。(^^)
アングラーとしてのポテンシャルが高いのか?それとも「食い気」という本能が彼を動かしたのか?
いずれにしても、私なんかよりよっぽど順応性が高いようです。(~o~)


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爆釣!Karmaトゥイッチを斬る

2008-10-17 01:00:53 | トゥイッチいろいろ

1013のKarmaさんとの釣行で、私には全くチェイスがないのに、Karmaさんは止め処なく連発するという現象が起こりました。(@@;
私の先に行こうが後に付いて来ようが、とにかくKarmaさんばかりにチェイス&ヒットとなります。
あげくの果てには、二人並んで同じポイントにキャストしても、やっぱりKarmaさんにヒットします。
釣果の具合は、karmaさん10匹で私が1匹といった感じ。・・・なんとも歯がゆいですが手も足も出ません。(T_T)
ここのメッキはほとんどがロウニンで、もともとロウニンの群れは苦手としていましたが、こうなると、私のトゥイッチアクションに問題があるとしか考えられません。
とにかく、自分の釣りを中断して、Karmaさんのトゥイッチアクションをよく見ることにしてみました。
観る、視る、見る、じっくり見る。
手を見て、ロッドを見て、ルアーを見て、魚を見て、・・・
・・・ここで、あることに気が付いたのです。
Karmaさんはディープ系のミノーを多用しますが、その割りにルアーの左右ダートが少ないようなんです。???
私が同じルアーを使うと必ず左右へ大きくダートしてしまうのに、Karmaさんはキビキビと直線的にトゥイッチしてきます。???
更に、もう一度Karmaさんの「リトリーブする左手」をじっくり見て、何故そうなるのかがなんとなく理解できました。
どうやら、Karmaさんのトゥイッチは、ルアーが左右にダートするのを抑えつけながらアクションさせているようなんです。(@@;
もう少し詳しく説明します。
左右へのダートは慣性モーメントによるスライド現象ですから、瞬時に力がかかってルアーがバランスを崩すときに起こります。
Karmaさんの場合、このスライド現象が大きくなる前に、無意識に(意図的に?)リトリーブを入れてダート幅を抑え込んでいるようなのです。(@@;
例えば、「トン・トン・トン・」という一定リズムのトゥイッチの場合、左右へのダートは「ン」の辺りで起こっているはずです。
Karmaさんは、これを抑え込むために、「ン」の後半辺りから「グリッ」というリトリーブを入れているようなのです。
二つを合わせると「トングリッ・トングリッ・トングリッ・」となりますが、実際にはそんなに間延びしたようなトゥイッチではありません。
どちらかと言うと、むしろキビキビとしたトゥイッチアクションになっているようです。
また、この「グリッ」が入っても、しっかり「・」の瞬間的なポーズも入っており、メッキがバイトするタイミングはちゃんと与えているようなのです。(@@;

ここで、私のトゥイッチの本質も少々ご案内させていただきます。(^^;
本来リズム感の全くない私は、メッキを始めた当初「トン・トン・トン・」といった基本的なトゥイッチさえできませんでした。
なにしろ、トゥイッチを覚えた時には、こんなことまでやって右手と左手のタイミングを体に染み込ませたくらいですから。(~o~)
今でこそ数種類のトゥイッチパターンを使いますが、その本質は、ロッドの叩きとリトリーブを交互に行う極めて単純なトゥイッチなんです。
更に、数年前までリップレスミノー一本槍でメッキを釣っていたためか、どうもルアーを強く叩きすぎる傾向があるようで、今では得てして悪影響となっているようです。
微妙なリズムとタイミングを必要とするKarmaさんのトゥイッチが『ミュージシャン系感性トゥイッチ』とするなら、私のは『体育会系染み付きトゥイッチ』といったところでしょうか?(~o~)

さて、「爆釣!Karmaトゥイッチ」の正体がなんとなく見えたわけですが、私にあの微妙なタイミングを再現できるはずがありません。(T_T)
そこで、手やロッドを視界からはずして(頭がこんがらがるので)、ルアーのアクションだけを見ながら「Karma風アクション」に近づける工夫をしてみました。
かなり試行錯誤しましたが、次の方法で「爆釣!Karmaトゥイッチ」のアクションになんとなく近づけることができたのです。
①リトリーブを止めず一定速度で巻き続ける。
②「トン・トン・・トン・トン・・トン・トン・・」のリズムで2回ずつトゥイッチする。
③力を入れず弱~いトゥイッチにする。
少々解説しますと、
まず①は、微妙なタイミングの「グリッ」ができないので、リトリーブし続けることで「ン」の後の「グリッ」を強制的に演出します。(^^;
そして②は、リトリーブし続けるとポーズがなくなることから、ポーズ(らしき間)を演出するための「・・」です。
更に③は、左右に大きくダートさせないための「弱~く」となるわけです。(^^)

一時は、Karmaトゥイッチに圧倒された焦りから、ルアーを強く叩いてしまう悪い癖が出て悪循環していました。
しかし、上記の「即席Karma風トゥイッチ」を意識してからは、途端にチェイスが増え、最後はKarmaさんとほぼ一緒くらい?のヒットペースにまで回復したのです。(@@;
私の即席トゥイッチにどのくらいの再現性があるかはわかりませんが、Karmaトゥイッチが最後までメッキを引っぱり出し続けていたことは間違えありません。
ん~・・・恐るべき「爆釣!Karmaトゥイッチ」なのでした。(^^)


(ご注意)
この記事は、決して私の「即席Karma風トゥイッチ」をおすすめするものではありません。
「爆釣!Karmaトゥイッチ」に興味のある方は、百聞は一見にしかず、是非Karmaさんと釣行してホンモノをご堪能ください。(^^;


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トゥイッチパターンの続き(その5)

2005-10-09 02:22:50 | トゥイッチいろいろ

前回は、組み合わせやローテーション用のトゥイッチパターンから脱線してしまいましたので、少々軌道修正します。(^^;

⑧トゥイッチ&ポーズ
メッキはルアーの早い動きに良く反応しますが、早い動きばかりを続けているとあっと言う間にスレてしまいます。なんとなくイメージしていることですが、「スローで釣れるものならスローに釣った方がポイントを潰さない」ように思えます。
このトゥイッチパターンは、メッキの群れが濃くて、後から後からメッキが沸いてくるような時に有効だと考えています。(そんなことはめったにありませんが・・・)1秒間に1回くらいのリズムで、ラインスラッグを出しながら「パチン、ポーズ、パチン、ポーズ・・・」と繰り返します。パチンとトゥイッチを入れるたびに、メッキがあたふたと動いてだんだん活性が上がっていく訳ですが、一度に群れ全ての活性を上げてしまわずに、ほんの数匹だけをバイトに足りる活性に上げてやろうと言う企画です。(^^; 活性が上がらなかった連中は、次回のキャストにとっておくと言うわけです。(^^;
本当にそんなに上手く行っているのかどうか分りませんが、私はスローで釣ればポイントの長持ち効果があると信じています。過去に、立ち位置を変えないで、一つの群れから27匹釣ったことがありますが、(どんな群れだったんだ?・・・と言う別の問題もありますが・・・(^^;)その時も、トゥイッチ&ポーズを多用して意識してスローな釣りをした記憶があります。
このトゥイッチそのものは何も難しくはありませんが、これをやる時はジャストサスペンドのミノーをおすすめします。フローティングのミノーを使うと、浮き上がる動きに反応して群れの活性が上がってしまうような気がします。ジャストサスペンドのルアーでピタッと止めて、わざとメッキにルアーを見せてしまうイメージです。群れの中の1匹だけがバイトしてくれればいいのですから。(^^)

*これをやるために、タックルケースの中に必ずジャストサスペンドのルアーを入れてあります。フレッシュウォーターでセッティングしている「サスペンド」は、ソルトウォーターでは浮き上がってしまいます。このトゥイッチのためだけなら多少アクションを犠牲にしてフックサイズを上げても大丈夫です。

・・・また次回。(^^)


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トゥイッチパターンの続き(その4)

2005-10-07 01:20:38 | トゥイッチいろいろ

通常組み合わせやローテーションに使うトゥイッチの種類としては、そろそろネタが尽きてきましたが、もう少しがんばってみます。(^^;

⑦メタルジグの「逆水切りリトリーブ」
これは、トゥイッチのパターンとは言えませんが、カテゴリー:メッキとの出会い>ジグ名人の中に出てくる名人技を再現するために自分で工夫してみたものです。(^^; 10g前後のメタルジグを付けて、パターン④のブルブルトゥイッチをしながらパターン②のノースラッグトゥイッチをスローでやります。メタルジグのウエイトや浮力に合わせてスピード調節が必要となりますが、スピードとタイミングさえ合えば、メタルジグが約50cm刻みに水面に頭だけを出しながら(まるで小石の水切りを裏返したように)水面直下を走ってきます。本来、名人はトゥイッチの力加減とタイミングだけでこれをやってたようですが、とても私にはマネができないため、多少トゥイッチに力が入ってもメタルジグが水面から飛び出さないようにブルブルを入れてルアースピードをセーブしていることになります。比較的上手くできるのはファントムⅡ等の浮力のあるメタルジグだと思います。こんなバカなことを考えている割には未だにマスターしておりませんが、このメタルジグの逆水切りアクションがメッキに恐ろしく効くことは間違えありません。興味のある方は是非トライアルしてみてください。(^^)

ちょとずれましたが、次回は軌道修正します。(^^;


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トゥイッチパターンの続き(その3)

2005-10-01 21:41:26 | トゥイッチいろいろ

やっぱり、言葉では上手く伝わっていないみたいですが、やりかけた事なので最後まで続けます。(^^;

⑥食ってくれ~トゥイッチ(その場トゥイッチ)
数日前に野地さんのHPでも話題になりましたが、野地さんのチョコマカトゥイッチと同じです。メッキは足元まで激しくチェイスしてくることがありますが、目がいいからか、8の字なんかをやるとアングラーの動きを見てあっという間に逃げて行ってしまいます。でも、最後まで追ってきたヤツはやっぱり取りたい。・・・そこで、この「食ってくれ~トゥイッチ」が効果を発揮するわけです。(^^)
これは、ルアーにほんの少しの負荷をかけて、ルアーを泳がさずに反対側を向かせるテクです。ほとんどルアーが進まないまま右左右左・・・とアクションさせることになります。これならラインの残りが少なくなっても、足元でメッキの気を引くアクションを続ける事ができます。(^^)
ルアーにほんの少しの負荷をかけるには、ラインスラッグを利用します。ラインスラッグが取れる直前にロッドを戻してやると、ラインの自重分くらいの負荷がルアーにかかる事になります。メッキに使用する5cmほどのルアーなら、ちょうど向きを変えるくらいの負荷になります。その場で首を振るイメージですね。(^^) また伝わりにくいことをしますと、「ト・ト・ト・ト・ト・・・・」トが小さいイメージです。(^^;
ただし、このトゥイッチをやるには「リズム感」が必要です。正確に同じリズムで同じ力でトゥイッチできて初めて「食ってくれ~」となるはずです。
・・・実は、私はこれが苦手です。リズム感が乏しくてマスターできません。(^^;

・・・また次回。(^^)


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トゥイッチパターンの続き(その2)

2005-09-30 23:27:56 | トゥイッチいろいろ

たくさんある訳ではなく、勝手に細かく分けてるだかもしれませんが・・・また続きです。(^^;

⑤レロレロトゥイッチ
これをトゥイッチと言っていいかどうか分りませんが、なんとなくトゥイッチの動作をゆ~っくりやることになるので、「レロレロトゥイッチ」と言うことにしておいてください。(^^;
このトゥイッチは、夜メッキに有効なトゥイッチです。・・・メッキではそれしか使いようがありません。でも、夜釣れるメッキを狙うには間違えなくこれが一番です。
アクションの詳細の前に、夜メッキのパターンの話をしなければなりませんが、「夜メッキ」とは、20cmを越えるメッキともなると、常夜灯の明りとベイトの状況によって夜でも釣れます。夜釣れるメッキは得てして、常夜灯周りに集まったベイトの周辺を、食うでもなく食わないでもなくウロウロしているようです。そんなヤツらにやる気を出させて釣ってしまうためのトゥイッチがこれです。(^^)
メッキを釣っている方はご存知だと思いますが、ヤツらはとんでもなく早く泳ぐことができ、かなり視力に頼ってエサを追いかけているようです。しかし、夜になるとどうも自慢の視力が効かないのか、(鳥目なのかなぁ?)昼間よりスローで感覚的な追いかけ方をするようです。それでもメッキはメッキ。(^^;ツボにはまったアクションを入れると、ちゃんと興奮して活性が上がってくるのです。
トゥイッチのイメージは正に「レロレロ」。②でご紹介したノースラッグ系トゥイッチをスローモーションでやるイメージです。「ピタッ」と止まるポーズは意識しなくてもいいと思います。できるだけ滑らかにアクションさせることがキモです。視力を奪われたメッキが、側線感覚だけでエサを追いかけているような状況を頭に描きながらトゥイッチするといいと思います。夜メッキは、昼間のようにひったくるようなバイトをせず、どちらかと言うと吸い込むようなバイトをします。バチヌケのシーバス的なアタリが出るのも特徴です。また、トゥイッチがスローなので、オートフッキングにならないため、バイトが出たら確実なフッキングが必要となります。

・・・また次回。(^^;


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トゥイッチパターンの続き

2005-09-30 00:37:35 | トゥイッチいろいろ

トゥイッチパターンのご紹介その2です。(^^)

③トトン。トゥイッチ
トゥイッチという技法は、わざとルアーのバランスを崩しながらリトリーブすることになるので、本来そのルアーが持っているアクションのポテンシャルを落としながら使用することが多いようです。例えば、潜行深度です。ただ巻きなら30cm潜るルアーでも、トゥイッチすると20cmしか潜らなかったりする経験がありませんか?この「トトン。トゥイッチ」は、ルアーの持つ潜行能力を生かしながらトゥイッチする方法です。
ハンドル1回転につき、小さいトゥイッチ「ト」とやや大きいトゥイッチ「トン」を連続で行います。それがなんとなく「トトン」というイメージなんですが・・・(^^; もう一つ重要なのは、その後の「。」で、ここはポーズになります。
アクションの傾向は、最初の小さな「ト」でルアーがリップに水圧を受けて潜行姿勢になります。やや頭を下げた状態ですね。その直後に、やや大きな「トン」が来ることで、潜行深度を維持もしくは更に潜りながらダートすることになります。「。」はポーズでルアーの姿勢を整える効果があり、次の「ト」でキチンと水を受ける準備をしているイメージです。
これを「トトン。トトン。トトン。・・・」と連続でやると、ただ巻きで30cm潜るルアーをトゥイッチしても、しっかり30cm潜らせることができます。(^^) ややスローなトゥイッチになってしまうのが欠点ですが、先行者に叩かれた後や、一つの群れをじっくり長く釣りたい時などに有効です。(よりスローなトゥイッチで釣ると、スレずに長く釣れる傾向があります。)また、更にスローな「トントン。」のリズムにアレンジしても有効だと思います。

④ブルブルトゥイッチ
これは、名前の通りロッドを持った手をブルブル震わせながら、ハンドルを三角に巻くトゥイッチです。(^^) 私の場合、このトゥイッチだけがロッドアクションでポーズを作らずに、ハンドル操作でポーズを作っています。ハンドルを1/2回転ずつ回すアレンジも有効です。
ルアーアクションは、ご想像の通りチョコマカチョコマカしたアクションに加速と減速が加わるイメージですが、追っても食わないメッキに効果があるような気がします。自分では、弱った魚が目の前から逃げてしまうような演出をイメージしているのですが・・・メッキにはどう映っていることやら。(^^; 自分自身のトゥイッチアクションが小さいので、追ってくるメッキをじっくり見ながら、ハンドル操作でスピードを調節できます。メッキの動きに合わせてルアーアクションを調節する余裕が生まれるはずだと思います。食わせる過程がスリリングなので、1尾釣ると「してやったり。」という満足感に浸れる・・・・のは私だけでしょうか?(^^;

・・・また次回。


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トゥイッチパターンは何種類?

2005-09-29 00:20:16 | トゥイッチいろいろ

メッキにはトゥイッチという技法から生まれるアクションが有効です。そんなことは、少なくともコレを読んでいる方は承知の事ですが、それではトゥイッチのパターンはどのくらいあるのでしょうか?
トゥイッチパターンの微妙な違いでルアーのアクションも変わってきます。このパターンを複雑に組み合わせれば、間違えなくメッキが釣れる確率も高くなります。
私が意識して組み合わせしているパターンを幾つか紹介します。(勝手に名前をつけて区別しておりますので、あしからず。(^^;)

①スラッグ系トゥイッチ
トゥイッチのテンポは至ってノーマルですが、叩いたロッドを早めに戻してやることで、ラインスラッグを出しながらトゥイッチします。ラインスラッグを取りながら次のトゥイッチに入るため「パチン、パチン」と音がするイメージです。このトゥイッチからは、「ギラッ、ギラッ」といった派手なヒラ打ちアクションと、「ピタッ、ピタッ」と止まるポーズが生まれます。メッキがルアーを追ってバイトする瞬間が確認でき、フッキングとなる次のトゥイッチに大きな衝撃が生まれるので、最も釣り応えのあるトゥイッチだと思います。

②ノースラッグ系トゥイッチ
①のラインスラッグを出さないようにするトゥイッチです。叩いたロッドをできるだけ戻さないようにトゥイッチすることで、ラインスラッグを出さずにルアーにテンションをかけたまま次のトゥイッチに入ります。ルアーにラインテンションが掛かっているため、大きなヒラ打ちアクションが出ない代わりに、ルアーがダートしてポーズが出にくくなります。そこそこアピールがある割りに1キャストのルアー回収が早くなるため、ポイントチェック時に多用しています。特に私のオススメの「ラパラCD5リップレス」でこれをやると、ほんの1~2分でかなり広範囲をチェックすることができます。お試しあれ。(^^)

・・・また次回。(^^;


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