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手のヒラアジのメッキ道鍛練中

千葉県をホームにライトタックルのルアーフィッシングしてます。特に外房のメッキはライフワーク・・・かな?(^^;

手のヒラアジ流、アタリを取らないヒイカエギング。(^^;

2018-12-22 16:28:12 | 湾奥ヒイカ研究会

今年の千葉ヒイカは、そこそこ好調が持続していますねぇ~。(^^)

でも、このヒイカエギングを侮ることなかれ、簡単なようで実は奥が深く難しい釣りだったりします。

一つ二つ釣るなら簡単・お手軽な釣りと言えますが、すぐ隣で10倍くらいのハイペースで釣りまくる名人がいたりしませんか?

そのレベルに到達するには、なかなか難しい釣りだということです。

そう言う私も、相変わらず隣の名人の足元にも及びませんが、ヒイカ歴もずいぶん長くなったので、そこそこ我流のノウハウが積み上がっていたりします。(^^;

今回は、「手のヒラアジ流」を前提に、隣の名人に肉薄する?ノウハウをご案内しようと思います。(^^)

 

まずは「手のヒラアジ流」のヒイカエギングの心得です。(^^)

①しゃくらない。

②浮かさない。

③アタリをとらない。

④風に負けない。

 

「えっ?」とか「何っ?」とか聞こえてきそうですが、大まじめな話なので一つずつ説明させていただきます。

 

①しゃくらない。

魚食性の強いアオリイカの場合は、「しゃくり」によって発生するエギのダートアクションが、集魚効果やバイト誘発効果を発揮します。

しかし、ヒイカはアオリイカとは食性が異なるので、高速で逃げ回るベイトを追いかけたりしません。

しゃくりによる素早いアクションが、必ずしも集魚効果やバイト誘発効果を生んでいるとは限らないのです。

個人的には、エギを激しく動かしすぎると、臆病なヒイカが逃げてしまうとさえ考えています。

なので、私のヒイカエギングは「しゃくらず持ち上げる」程度のアクションとなります。

持ち上げの幅は、せいぜいエギが2030cm浮き上がれば十分と考えています。(^^)

 

②浮かさない。

もう少し詳しく書くと「浮いた状態のエギをそれ以上浮かさない。」ということになります。

要するに、ボトムが取れていないエギをもう一度アクションさせないという意味です。

特にシーズン後半(11月下旬以降)は、ボトムが取れていないと、ヒイカがいないレンジで釣りをすることになってしまいます。

ボトムに定位したエギをアクションさせたら、必ずまたボトムを取ることが重要です。(^^)

 

③アタリをとらない。

これは釣りの楽しさを削ぎ落とすことにもなるため、人にオススメするべきか少々悩みます。(^^;

しかし、ボトムエギングであることを前提に、あえて「手のヒラアジ流」をご案内させていただくことにします。(^^)

着底したエギにヒイカが抱き付くタイミングを意識してみると、着底から23秒後であることがわかりました。

アオリイカの動きと比べると、かなりゆっくりな動きです。

追いかけてサッと抱き付くような動きではなく、フワフワと近づいてペトッと抱き付くような動きと考えられます。(見てないので)

このタイミングを上手く活用して、エギを抱いてから放す前に次のアクションに移行できれば、十分釣りが成立するというわけです。

そして、着底しているエギはラインテンションをかけた状態よりかけない状態の方が、水の動きに同調してフワフワと動いてヒイカのバイトを誘発していそうなのです。(見てはいません)

結局どうするかというと、①で持ち上げたエギはランテンションを抜いて着底させ、「5秒」待ってまた持ち上げる、これを繰り返すのです。

これで、ヒイカに食い気があれば、かなりの確率で抱いて放す前にアワセのアクション(次の持ち上げ)を入れることができるというわけです。

アタリを感じてアワセにいくのではなく、「乗っているかどうか、エギを持ち上げて確認してみる」というイメージです。

まぁ、フツーと言えばフツーですが、「テンションをかけない」「5秒間隔でしゃくらず持ち上げる」と覚えていただければOKです。(^^)

 

④風に負けない。

これは秋から冬がシーズンとなるヒイカエギングにとって、人間様マターとしてかなり重要なことだったりします。

北風の強い日が多くなるこの時期、軽いミニエギが操作できず、冷たい北風にモチベーションまで吹き飛ばされてしまうこともしばしばです。T_T

何より、横風に吹かれるとラインスラックが出て、着底さえも感じ取れなかったりします。

この難敵北風に対抗するには、リグを重たくするのが一番なのですが・・・、経験的に重たいエギほど乗りが悪いことは誰しも認識していたりします。

それでは、重たいエギはどうして乗りが悪いのか?

一つは、フォールが早いから。

ヒイカが中層にいる場合、しゃくった後のフォールに抱き付いてきますが、フォールが早いと抱き付くタイミングを与えられないからということです。

もう一つは、着底したエギが揺れないから。

重たいエギと軽いエギを風呂に放り込んで水を動かしてみると、軽いエギほど水の動きに同調してフラフラとよく揺れます。

③でも前述しましたが、この揺れがエギ着底時にヒイカのバイトを誘発しているようなのです。

それでは、エギを重たくしながら「よく揺れる」ようにするにはどうするか?

シンカーとエギをセパレートしてフレキシブルにしてしまえばいいわけです。

追加シンカーと言えば「アゴリグ」が一般的ですが、これはシンカーに固定されたスナップでエギと連結する仕様です。

しかし、ヒイカエギングで使用するエギは、1.5号とか1.8号というミニサイズ。

エギ自身が持つ浮力が小さいことを考えると、スナップでの連結でもエギの揺れを制限していたりするのです。

そこで、連結部分を「糸」にしてしまう発想が有効となります。

この方法は、2010年に記事でご案内しておりますので こちら をご参考にしてください。

ちなみに、私の場合、風に負けないウェイトとなると、こんな感じに2gのシンカーを付けてしまいます。

 

さて、風に負けない重たいリグで、5秒間隔でボトムを探る「手のヒラアジ流ヒイカエギング」ですが、キャッチ率を高めるコツもご案内しておきます。

ラインテンションを抜いてボトムでフラフラ揺れるエギにヒイカを抱き付かせる場合、一つだけ欠点が発生します。(でも大丈夫、欠点は利点にもなりますから)

それは、ヒイカがエギを「横抱き」してしまうのです。

ヒイカにエギを追いかけさせた場合、かなりの確率でカンナに近い場所を抱いてくれるのですが、着底してフラフラしているエギに対しては、カンナから離れた部分を横抱きしてしまうようなのです。

そのため、持ち上げて「乗っているかどうか確認」してイカの重さを感じても、カンナに掛からずスッポ抜けが多くなってしまうのです。

しか~し、しゃくらず「持ち上げる」だけのアクションなので、ヒイカがカンナに触れないまま脱落している場合が多く、この場合、高確率で追い抱きしてくるのです。(@@;

この時、スッポ抜けを感じ取れるのはエギがボトムからかなり離れてからなので、そこからエギをフリーフォールさせてもう一度ボトムを取ると、通常の「持ち上げアクション」より着底に時間がかかることになります。

さらにヒイカは遅れてエギを追ってきますので、通常なら着底後2~3秒後に抱くところ、4~5秒後くらいで抱き付くことになるわけです。

そこで、カンナに掛からずスッポ抜けした場合は、「6~7秒」待ってもう一度持ち上げてみることが重要となるのです。

せっかく乗ったヒイカがスッポ抜けると、何かとあせり気味なアクションになりがちですが、いつもより「1~2秒」よけいに待てるかどうかが、もう一つ取れるかどうかに繋がるというわけです。

ちなみに、私の場合、スッポ抜け後の追い抱きキャッチ率は6割以上になっていると思います。(感覚的ですが)

 

長々と説明してまいりましたが、決して難しい釣り方ではなく、ラインテンションを張ってアタリを取る釣り方よりむしろ易しい釣り方とも言えます。

冒頭で、ヒイカエギングは「難しい」などとご案内しましたが、この釣り方なら小さなお子さんでも釣りのビギナーでも同じことができるはずです。

エギの着底を感じられて、「5秒」待てればいいだけなのですから。(∼o∼)

ファミリーフィッシングに打って付けのヒイカエギングですから、是非とも「手のヒラアジ流アタリを取らないヒイカエギング」をマスターして「釣果の伴う釣り」として楽しんでください。(^^)

結果が出た際には、ご意見・ご感想もコメントいただければ幸いです。(^^)

 

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