1112 オヤトメ2011前哨戦

1112　昨年に続き今年も伊豆のメッキ大会「オヤトメ2011」に参加してきました。
例によって、本番の前にちょいといたずらしてたわけですが、これが意外と凄かったので「前哨戦」として記事にすることにしました。
・・・ってことは、本編はそれほど重たくないってことですね。(^^;
まぁ、とりあえず前哨戦をお楽しみください。(~o~)

00:00　前夜20:00に都内のCommyさんを拾って下田のオヤトメ本部会場に到着。
本来なら到着早々に「寝る」なんてことはできないのですが、ド干潮＆霧雨でさすがにいたずらを諦めて寝ることにしました。
03:00　狭い車中でシートを倒しての仮眠ですから、なかなかグッスリは眠れません。
寝返りをうつ時に薄っすら意識が戻ったところで、ヘンな音が聞こえました。
「ピッ」？
薄目を開けると、隣のCommyさんもモゾモゾと寝返りをうっているのが見えます。
すると、今度は、
「ブッ」！
「ワチャ～、マジっすかっ！Commyさんっ！車中で「ブッ」は反則ですよっ！」
とはいうものの、Commyさんは浅い眠りのまま「寝屁ぇ」していたようで、罪の意識もなく眠ったまま。
怒るわけにもいかず、ひとまず車外へ緊急避難となったのです。(~o~)

外に出ると雨は上がっていて、風もほとんど吹いていません。
せっかくだからと、一服しながら目の前の海をのぞきに行ってみます。
すると、
ピチャピチャピチャピチャピチャ・・・
もの凄い数のベイトが公園の岸壁際に接岸しているではないですかっ！(＠＠;
特に何かに追われている様子ではないものの、あまりにも凄い数のベイトなのでしばらく柵沿いに歩いてみることにします。
すると、
シャバシャバシャバ・・・シャバシャバシャバ・・・
一面のベイトが何かに追われているエリアがあるじゃないですかっ！(＠＠;
しばらく見ていると、「ジュボッ！」っともの凄い吸い込み音が聞こえてきます。
間違えなくでかいシバスの捕食音です。

これは寝てる場合じゃないと、急いで車に戻ってタックルセット、当然Commyさんも叩き起こします。
とりあえずメッキタックルをセットして岸壁に戻ると、更に凄いことになってました。
辺り一面のボイル、ボイル、ボイル！(＠＠;
まるでゲリラ豪雨が降っているような状態です。(＠＠;
ザザザザザァ～、ジュボッ！、ザザザザザァ～、バコッ！、ザザザザザァ～、バシャ！(＠＠;
慌ててボックスの中で一番大きな70mmのミノーを付けてキャスト！
・・・。
・・・。
・・・。
まぁ、シバスのボイルなんてこんなもんだってことは知っていますが、目の前のボイルを見ていると何かやらなきゃいられません。
フローティングミノーでストップ＆ゴー。
ペンシルベイトで水面クネクネ。
ポッパーで派手なスプラッシュ。
・・・ダメです。
もう一度シンキングミノーに戻して軽くトゥイッチを入れたところで、ようやくツボにはまったようでした。
「ゴンッ！」
「キター！」
思わず声が出てしまいましたが、思ったほど重くありません。？
意外とスルスル巻けてしまいます。
・・・セイゴ？
足元まで来た魚を抜き上げたところで、ようやくボイルの正体が判明しました。
デカカマス、34cm！(＠＠;
　公園の岸壁でこんなの釣れちゃうんですから、伊豆ってすごいですね。(^^;

この一匹を皮切りに、軽くトゥイッチ作戦が功を奏してヒットを重ねていきます。
考えてみれば、昨年の年末から今年の2月にかけて、房総でもこれと同じことをやっていました。
「いやぁ～、こんなところで役にたつとは思いもよらなかった。(^^)」
Commyさんと二人で尺弱～35cm級を6～7本取ったところで、Commyさんに一際デカイのが来ます。
ドデカカマス、38cm！(＠＠;
　このくらいになると、ドラグ使わないと取れません。(^^;

そして、私にも重量級の一発がきました。
スーパードデカカマス、極太41cm！(＠＠;
＊　残念ながら現場の画像ないので水揚げ後の画像です。m(__)m
　極太君の胃袋には80mmのトウゴロウが3匹も入ってました。(＠＠;

05:00　デカカマスのアタリが遠のいてくると、「ジュボッ」っという捕食音が一層頻繁になってきます。
「やっぱり、カマスだけじゃなくシバスもいますよね。」
「そうだね、あれは絶対シバスだよね。」
あらためて話題にして二人とも納得した直後、Commyさんのロッドがかわいそうなくらい曲がっています。
「ついにやっちゃいましたか？」
「やっちゃいました。(^^)」
ドラグをヒーヒーいわせながら足元まで寄せてくると、軽く70cmは超えていそうなシバスが目の前でもんどりうっています。
「でかっ！(＠＠;」
当然、メッキロッドで抜けるはずがないので、慌てて車までネットを取りに帰ります。
急いでネットを組み立てて走って岸壁に戻りましたが、・・・そこにはこちらを向いたCommyさんが待っていました。
オーバーハングした足元に突っ込まれてブレイクしてしまったそうです。
う～ん、残念。(T_T)

05:30　辺りが白んでくると、それまで一面に浮いていたトウゴロウの群れが一気に沈んでしまいました。
当然のようにボイルも沈静化して、先ほどまでのゲリラ豪雨のような水面がうそのようです。
そこへ、オヤトメ参加者と思われるアングラーが一人、また一人と車から出てきますが・・・時すでに遅し。
Commyさんの「寝屁ぇ」のおかげで、ちょっとだけ得をした気分で07:00の受付を待つこととなったのでした。(^^)
・・・大会前に「釣り運を使い果たした」ともいいますが。(~o~)



「そんなこととはつゆ知らず、数十メートル先の車で爆睡していた。」
YESの方は「ポチ」してください。(~o~)