みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

美味しいものを食べた時

2007年10月29日 | 食べる
ふう~。なんとか月曜終了。
湯船に浸かりながら、なんとはなしに一日を振り返る。

・お昼のランチの新規開拓の店は、今一だったなぁ・・・。
・今月付けで退職する同僚からの餞別?(の逆)のメイプル・パイは、非常に美味だったなぁ・・・。サクッ、パラッとした繊細な食感、メイプルの香りがいい感じ。同系列のうなぎパイも、このパイに比べると粗野に思えてくるなぁ。マールブランシェ、良いなぁ。

などなど他愛のないことばかり。まったく、食い意地の張ったおっさんである・・・。

そう言えば、少し前に読んだ「卵の緒」のとてもいけてる君子さんの台詞に、こんなのがあったけ。

「すごーくおいしいものを食べた時に、人間は二つのことが頭に浮かぶようにできているの。一つは、ああ、なんておいしいの。生きててよかった。もう一つは、ああ、なんておいしいの。あの人にも食べさせたい。で、ここで食べさせたいと思う人こそ、今自分が一番好きな人なのよ」

自分のように好きな人がわからないようなぼんやり人間には、まったくもって、なるほどである。自分の場合は?ん~、誰なんだろう?あの人かな?などと脈絡なく、思いは巡る。こうやって、ぼんやりできるということ自体、自分は一応は健全なんだろうな、と思ったりもする。

しかしだ、社会人たるもの、食い意地の張ったことばかりでなく、あの仕事は、もっとああやって持ってゆくべきだったなぁとか、あの件は、あのストーリーで進めたほうが良かったとか、ちゃんと一日の仕事の棚卸しをしないとなぁ・・・。

前任者が去り、わからないことばかりの仕事で、これからしばらく綱渡りが続くのだけど、綱、切れませんように!

さぁてと、ピアノ練習しよう。
コメント (2)
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