みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●レッスン ラフマニノフ「ヴォカリーズ」3/3

2008年12月17日 | ピアノレッスン
このところ仕事が高負荷で、消耗激しい。ヘロヘロの状態でレッスン・・・。

・ラフマニノフ(コチシュ編)「ヴォカリーズ」
今回、はじめてラストまで弾く。と言っても、いつものごとくつまりながら。
おおむね、いいようだけど・・・。ん~、そういえば、あまりアドバイスもらえなかった・・・。
ラスト1/3の雫の滴り落ちるようなピアニシモのアルペジオ、うっとり。(うまくいけば)

それにしても、つまりながらとは言え、箸にも棒にもかからなかったこの曲が、弾けるようになってきたこと、感慨深い。
2ヶ月前の状態を考えると、ほどんど奇跡的で、改めて、人間に備わった学習能力は凄い!(最近この感想が多いような・・・)

あと、一つ宣言。
バラ4をやる。
ショパンのバラード4番、我が心を惹きつけてやまないショパンの最高傑作。

冒険心?
弾けそうな曲を弾く、やれそうな事だけをやるのは美しくない。
駄目もとで本命に真正面に挑むのが男らしい。たとえ、望みは叶わなくて砕け散っても、それはそれでよし。滅びの美学?
バラ4となら心中もまたよし。

と言うことで、あっけなく、正月休みの予定は決定してしまったのでした。
途方もなく長い道のりだろうけど・・・。
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4 コメント

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バラ4! (daisy)
2008-12-20 09:13:38
いいんじゃないでしょうか?弾きたい曲を成し遂げるのはきっと
達成感があると思います。
って、わたしが言っても説得力が全くないですが(笑)
そらみみ氏の様に、大曲に挑んだ方が練習時間もモチベーションも高まって
早く上達するのかも。。小品も捨て難いけれど、今弾かないとこのまま
なあなあになりそうで色々考えさせられます。
ヴォカリーズってどんな曲ですか??
プレリュードの作品23-6もあまくていい感じですよ~

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素晴らしい! (orange)
2008-12-20 12:07:10
こんにちは。
そらみみさんのショパン、ノクターンを聴いたときから、そらみみさんは、ショパンが得意だと思いました。繊細さと大胆さの両方を表現できるのではと思います。大曲を弾くことは、本当に素晴らしいです。でも、考えてみると、ベートーヴェンのソナタでも、1楽章から3楽章まで、弾くとなると、どのソナタでも、かなり、大変です。バラードのように、1つの曲で完結していると、やり始めたら、結構、どんどん進むかも知れませんね。

そらみみさんの意欲、とても、素晴らしいです。
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長期戦ですが・・・。 (そらみみ)
2008-12-20 21:12:26
daisyさん
さあ、バラ4が成し遂げられる日は、いつになることやら・・・。
大曲、挑んでも、どれも途中で壁にぶちあたるんですよね・・・。
頂上は無理でも八合目ぐらいには行けるかな?

ヴォカリーズはもともと声楽曲で、オリジナルではないんです。
暗闇に様々な光がもつれ合うようなかんじ。
有名曲だから、耳にされたことあるんじゃないかな・・・。

プレリュード23-6は、ん~、これ、甘いのかな?
ロシアの兵士が行進してるような感じだけれど・・・。
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応援ありがとうございます! (そらみみ)
2008-12-20 21:21:41
orangeさん
確かに、バラードも大変だけど、通して弾くソナタはもっと大変かもしれませんね。
バラ4は、気長に行けるところまで、行ってみます。
このぐらい好きな曲だと、練習せずにはいられない感じ。
ひょっとしたら、奇跡が起きるかもしれません。

きっと、一生の間、ずっと挑戦し続けることになるんだろうな・・・。
それはそれでいいかなと。

自分の意欲というより、バラ4の魅力です。
練習して、一歩一歩、この曲に近づいて、染まってゆけること、感慨深いですね。

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