昨年、ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」を読んだところだったので、新型コロナウイルスについて、思うことを少し。
この本では、人類史と病原菌との関わりについて、とても興味深い洞察が繰り広げれて、どうして、ユーラシア大陸の民族が、病原菌に強い免疫を獲得することができて、世界の覇権を握るに至ったかが、エキサイティングに綴られていた。
その中で、とてもショッキングだったのが、新大陸の原住民たちの悲劇・・・。
コロンブスが新大陸を発見して以後、ヨーロッパ人がもたらした病原菌により、80~90%もの原住民が命を落としたということ。
たかだか、500年前の惨事。今の日本なら1億2000万人が命を落とす計算。大惨事すぎて、言葉もないのだけど・・・。
=====
中国から出てくる情報は、戦前の日本の大本営発表と同じに思えて、全く信用できないけれど、
武漢から帰国した日本人の罹患率が1~2%のようで、これはようやく信頼できる数字が出てきたと思う。
この割合で、感染が広がっていれば、武漢の1200万人のうち、10~20万人が罹患している計算になる。
仮に、中国全土13億人に広まると、1000~2000万人が罹患? 死者も何万人の単位になってしまう?
そうならないことを祈るばかり。
でも、もともと中国は人口動態的には、年間1000万人以上が亡くなっているので、母数が多すぎて、よく分からなくなってくるし、
かつて新大陸で起きた悲劇を前にすると、今回の騒ぎは、なんだか霞んできてしまう気もする。
=====
毒性の強い病原菌は、宿主が死んで、自身も滅んでしまうし、人類に駆逐されてしまうので、実は、子孫を残すと言う点では賢明ではない。
そういう意味では、毒性があまり強くない今回のウイルスは、生存戦略としては、優れている。
ひょっとしたら、誰もが、病状が出てこない、いろんなウイルスに、知らないうちに少しずつ感染している?
害をなさなければ、研究者に騒がれることもないだろうから。
その方が、ウイルスや病原菌は、確実に子孫を残すことができる。
ウイルスや病原菌は、大部分は、宿主に害を及ぼすけれども、まれに、いい影響を与えるウイルスや病原菌もいるかもしれない。
我々の細胞に入り込んだミトコドンドリアのように。
腸内フローラも、ではないけれど、結局、お互い、うまくやっていける菌やウイルスと共生して、生きているんだと思う。
善玉ウイルスのようなものは聞いたことがないけれど・・・、あるんだろか???
音感が飛躍的に高まるようなウイルスがあれば、感染してみたいかも。
ちょっと不都合なウイルスを人間の都合で排除するのは、進化のチャンスを逃しているのかもしれない。
あと中国の人たちは、今回の災厄で、他の民族よりも、免疫は強くなるのかな???
とにかく早く収束しますように!
=====
銃・病原菌・鉄は、大変な名著だと思う。
この本のおかげで、今回のコロナウイルスの事件は、少し違った視点で見ることができるかもしれない???
この本では、人類史と病原菌との関わりについて、とても興味深い洞察が繰り広げれて、どうして、ユーラシア大陸の民族が、病原菌に強い免疫を獲得することができて、世界の覇権を握るに至ったかが、エキサイティングに綴られていた。
その中で、とてもショッキングだったのが、新大陸の原住民たちの悲劇・・・。
コロンブスが新大陸を発見して以後、ヨーロッパ人がもたらした病原菌により、80~90%もの原住民が命を落としたということ。
たかだか、500年前の惨事。今の日本なら1億2000万人が命を落とす計算。大惨事すぎて、言葉もないのだけど・・・。
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中国から出てくる情報は、戦前の日本の大本営発表と同じに思えて、全く信用できないけれど、
武漢から帰国した日本人の罹患率が1~2%のようで、これはようやく信頼できる数字が出てきたと思う。
この割合で、感染が広がっていれば、武漢の1200万人のうち、10~20万人が罹患している計算になる。
仮に、中国全土13億人に広まると、1000~2000万人が罹患? 死者も何万人の単位になってしまう?
そうならないことを祈るばかり。
でも、もともと中国は人口動態的には、年間1000万人以上が亡くなっているので、母数が多すぎて、よく分からなくなってくるし、
かつて新大陸で起きた悲劇を前にすると、今回の騒ぎは、なんだか霞んできてしまう気もする。
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毒性の強い病原菌は、宿主が死んで、自身も滅んでしまうし、人類に駆逐されてしまうので、実は、子孫を残すと言う点では賢明ではない。
そういう意味では、毒性があまり強くない今回のウイルスは、生存戦略としては、優れている。
ひょっとしたら、誰もが、病状が出てこない、いろんなウイルスに、知らないうちに少しずつ感染している?
害をなさなければ、研究者に騒がれることもないだろうから。
その方が、ウイルスや病原菌は、確実に子孫を残すことができる。
ウイルスや病原菌は、大部分は、宿主に害を及ぼすけれども、まれに、いい影響を与えるウイルスや病原菌もいるかもしれない。
我々の細胞に入り込んだミトコドンドリアのように。
腸内フローラも、ではないけれど、結局、お互い、うまくやっていける菌やウイルスと共生して、生きているんだと思う。
善玉ウイルスのようなものは聞いたことがないけれど・・・、あるんだろか???
音感が飛躍的に高まるようなウイルスがあれば、感染してみたいかも。
ちょっと不都合なウイルスを人間の都合で排除するのは、進化のチャンスを逃しているのかもしれない。
あと中国の人たちは、今回の災厄で、他の民族よりも、免疫は強くなるのかな???
とにかく早く収束しますように!
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銃・病原菌・鉄は、大変な名著だと思う。
この本のおかげで、今回のコロナウイルスの事件は、少し違った視点で見ることができるかもしれない???
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