相変わらず、いい俳句収集熱、健在。最近のNHK俳句番組より。
どれも有名な句なんだろうけど、初学者の自分は、どれも、へえ~、いい句だなぁと感心することしきりなのだった。
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わがいのち菊にむかひてしづかなる
(水原秋桜子)
天高し雲行く方(かた)に我も行く
(高浜虚子)
露の世は露の世ながらさりながら
(一茶)
よろこべばしきりに落つる木の実かな
(富安風生)
墨の香の溶けゆく雨や嵯峨の秋
(吹風)(すいふう)(=山形由美さん)
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秋桜子の句。菊の花と対峙して、心静まる様子がよいなぁ。余分なもののない、すっきりした佇まいの美しさ。
野に菊の咲く季節になった。家の周りにも、其処かしこ、いろんな種類の菊が目を楽しませてくれる。
菊後の花=雪、という言葉もあるようで、菊の花は、花リレーの取りになるんですね。
競馬の菊花賞のネーミングも、なるほど、頷ける。
(薀蓄話の好きなおっさんにはなりたくないけれど、結局は薀蓄ではないか・・・。)
虚子の句。大きくて、潔くて、素晴らしい。
一茶の句。一茶が50を過ぎて授かった長女を亡くした時の句か・・・。「さりながら」=「だが、しかし」。露のようにはかない命だけど・・・。
太閤秀吉の辞世の歌「露と落ち~」よりも、こちらの方が印象に残る。
富安風生の句。なんだか、ほっとする。あったかい。ほのぼのとしたのがいいなぁ。そして、どんぐりころころだ。
山形由美さんの句。墨の香とは、風流だなぁ。秋の嵯峨も訪ねてみたい。吹風とは、フルーティストらしい俳号ですね。
どれも有名な句なんだろうけど、初学者の自分は、どれも、へえ~、いい句だなぁと感心することしきりなのだった。
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わがいのち菊にむかひてしづかなる
(水原秋桜子)
天高し雲行く方(かた)に我も行く
(高浜虚子)
露の世は露の世ながらさりながら
(一茶)
よろこべばしきりに落つる木の実かな
(富安風生)
墨の香の溶けゆく雨や嵯峨の秋
(吹風)(すいふう)(=山形由美さん)
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秋桜子の句。菊の花と対峙して、心静まる様子がよいなぁ。余分なもののない、すっきりした佇まいの美しさ。
野に菊の咲く季節になった。家の周りにも、其処かしこ、いろんな種類の菊が目を楽しませてくれる。
菊後の花=雪、という言葉もあるようで、菊の花は、花リレーの取りになるんですね。
競馬の菊花賞のネーミングも、なるほど、頷ける。
(薀蓄話の好きなおっさんにはなりたくないけれど、結局は薀蓄ではないか・・・。)
虚子の句。大きくて、潔くて、素晴らしい。
一茶の句。一茶が50を過ぎて授かった長女を亡くした時の句か・・・。「さりながら」=「だが、しかし」。露のようにはかない命だけど・・・。
太閤秀吉の辞世の歌「露と落ち~」よりも、こちらの方が印象に残る。
富安風生の句。なんだか、ほっとする。あったかい。ほのぼのとしたのがいいなぁ。そして、どんぐりころころだ。
山形由美さんの句。墨の香とは、風流だなぁ。秋の嵯峨も訪ねてみたい。吹風とは、フルーティストらしい俳号ですね。
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