みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

秋、しみじみと深まりぬ

2008年10月31日 | 俳句・短歌
俳句は、相変わらず、ぽつぽつと収集中。もっぱらNHK俳句で。
で、選者の、正木ゆう子さん、長谷川 櫂さんのファンだったりする。この辺に少し画像も発見。正木ゆう子さんは、おっとりとした感じがとても好印象。長谷川 櫂さんも精悍で男前、格好いい。
好きな俳人が、いいと言う俳句は、いいなあと思えてくるんだな・・・。
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肌寒し一灯夕餉雨寂
(いっとう ゆうげ あめしずか)
(大田区 井手晃一)

星屑の恋する秋となりにけり
(長谷川櫂)

渡り鳥 わが名つぶやく人欲しや
(原裕(はらゆたか))
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肌寒しの句。どことなく寂しげで、でも感傷的にならず、この落ち着きと潔さが欲しい。言葉どうしの共鳴、余韻もいいではないか・・・。
星屑の句。なんてロマンチックな・・・。降参!長谷川櫂氏、ダンディすぎる。
渡り鳥の句。寂しい心持が、大空を渡る鳥たちに託される。この句はすごく好きだな。素直な思いがいい。

と言うことで、秋、しみじみと深まりぬ。でありますね。
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