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高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2015年4月26日(日) 新会員研修会(歓迎登山)

2015-04-26 20:34:57 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

日時:2015年4月26日(日)9:30~16:30

9:30 清滝駅前集合

9:30~11:30 ミーティング後、6号路登山~山頂

11:30~13:00 ビジターセンターで座学、昼食

(SR会活動紹介、「高尾SR会巡視必携」に基づく講義)

13:00~17:00 山頂付近各所で、案内、ふじ道・1号路~金毘羅道~JR高尾駅南口 

懇親会  16:30~18:00 JR高尾駅南口レストラン『多花美(たかみ)』

4月26日、ようやく天候も安定して今日も晴天。高尾山は春爛漫の桜から清々しい新緑の季節へと移る。新装なった京王高尾山口の駅舎から大勢のハイカーが駅前広場に吐き出される。

6号路は、今年も利用者の安全と混雑緩和のため一方通行・登り専用(4月25日~5月6日までの毎日8:00-16:00の間) となり、今日はその2日目である。

活動のスタートに当たり本日の目的とコース等を確認して準備運動のストレッチを行う。

参加者は、新会員歓迎登山及び新会員研修会ということもあって総勢16名である。そこで二班に分かれて巡回。1班は6号路登り専用の現況視察を兼ねて沢沿いの6号路を山頂まで巡回し、2班は尾根沿いの稲荷山コースを山頂まで巡回する。

 11時30分~12時20分まで改装されたビジターセンターで「高尾SR会巡視必携」に基づく利用者対応等を内容とする座学を行う。昼食後は、13時から15時まで山頂付近の各所で案内活動を行った。新会員の皆さんには早速、座学の実践となった。

 下山は、富士道~1号路~金比羅道を経て高尾駅南口へ。反省会を兼ねた懇親会は、大いに盛り上がり楽しいひと時を過ごした。みなさん一日お疲れ様でした。

(記録: HI、写真・編集MK , SI)

 

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2015.4.18(土) 【平成27年度高尾SR会総会】

2015-04-22 16:55:09 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2015.4.18(土)13:00~15:30 【平成27年度高尾SR会総会】   (報告)
◆多摩環境事務所 会議室
◆出席者:都職員 3名  R 3名  SR会員 37名+委任状20名
◆会員総数 71名(内新会員6名)

☆東京都環境局より
  「平成27年度サポートレンジャー設置要綱改正等について」
  ・今年度より緑ボラ養成講座は無くなり、7月より新たに「サポレン認定講座」として
  新会員の募集をかける。

☆東京都自然保護指導員(東京都レンジャー)より
  「平成27年度サポトレンジャー会との連携についての計画」
   ◎サポートレンジャーと人も自然も喜ぶ活動◎
     ① マナー普及 更なる充実
     ② 安全にそして安心できる施設の都民への提供
     ③ 植物の盗掘ができない山にして行こう


   

☆懇親会参加者 SR 22名+R4名
     更に2次会までお疲れさまでした。
 
          by(SI)

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2015/4/16 共同活動【小仏峠-景信山間歩道整備など】

2015-04-17 15:54:18 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者11名(うち都レンジャー4名)

ヤマザクラの花が咲く季節を迎え、久々の好天気のためか平日とは思えないほどたくさんのハイカーがおとずれる中、歩道整備作業を行いました。

作業内容は滑りやすい箇所へのステップ設置。

写真では分かりにくいのですが、滑りやすいため、特に下りでおそるおそる歩いている方が多く見られる場所です。

滑りやすいところを避けて、谷側にわき道ができています。

今回はそこにステップを設置しました。

 

二班に分かれ、作業。

始めは鉄杭の打ち込みに苦労しましたが、皆さんで工夫しながら、二つ目、三つ目と作業がどんどん進んでいきました。

作業後の写真。

早速利用してもらっています。

 

その他、倒れてしまっていた指導標の立て直し、迂回路案内看板の設置、以前共同活動で設けられた水切りのメンテナンスなど、「もし出来るようであれば」という作業も全て行うことが出来ました。

  

久々の安定した天気に恵まれ、怪我もなく、無事作業を行うことが出来ました。

今回作成したステップの状況を今後確認し続けたいと思います。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

バスの時間が迫っていたために振り返りを行うことができませんでしたが、お気づきの事があれば、是非お聞かせください。

 (都レンジャー 野村)

 

 

 

 

 

 

 

 

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2015/4/12 自主巡回ー裏高尾

2015-04-15 20:31:20 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:SR5名

コース:高尾駅北口~日影~日影沢林道~八王子管理道~一丁平北巻き道~もみじ台南巻き道~山頂(解散)

本日の活動内容:①日影沢内コドラートでの植生調査、②もみじ台南巻き道でヤマユリとイナモリソウの個体数調査

        ③開花植物調査

本日のテーマ :スプリングエフェメラルを求めて

 高尾に来る人たちの数がとても多く、小仏行きのバスは3台運行、陣馬行きのバスは2台運行が常態化している。

春は日影沢を訪れる人たちが多く、ほとんどが20人~30人の団体である。これらの人たちが花を見るため踏み込

みをする。

 また、個人で来る人たちは車でやってくるが、駐車場代わりにみんな道路脇に駐車する。林道は狭いから斜面部分

に乗り入れて駐車している。これはもう人の踏み込みによる被害の比ではないくらい影響が大きい。八王子市内や県

外ナンバーの車も結構いる。

    

①植生調査

  最近、”高尾の植物が回復してきている!これは関係者の努力のたまものではないか!”との意見も聞かれるが果

 たしてそうなのかどうかはわからない。調査するものにとっては期待感もあるから改善しているようにも思うが、

 自然を相手にするときはもっと長いスパンで見なくてはならない。まだ調査を始めてから5年目に入ったばかりで

 ある。とにもかくにも地道に続けてゆくしかない。

②ヤマユリとイナモリソウの個体数調査

  この調査は、主にフェノロジーの変化を調べることにより、環境変化の有無を推定しようとするものである。今

 年は例年よりも発芽や開花が遅いように思われる。

③開花植物調査

  今日は31種の開花植物が見られた。

 <今日見られたスプリングエフェメラル> ニリンソウ、トウゴクサバノオ

   スプリングエフェメラルとは、早春に芽吹き・開花し夏前までに地上部が枯れて消え、次の春まで地中で球根

  や根茎で冬を過ごす小さな草本植物をいう。

     

                               ニリンソウ                       トウゴクサバノオ

 <今日見られたスミレ>

  

  タチツボスミレ  タカオスミレ    エイザンスミレ    マルバスミレ     スワスミレ     ナガバノスミレサイシン 

  

  アオイスミレ   ナガバノアケボノスミレ シロバナタチツボスミレ  オトメスミレ  オカスミレ        ミスズスミレ

  <その他の開花植物>

 

    マルバコンロンソウ ツルカノコソウ    ミヤマカタバミ      フタバアオイ       ヤマルリソウ      ヨゴレネコノメ

   

 ウワバミソウ    ユリワサビ      ヒトリシズカ      シュンラン       チゴユリ       センボンヤリ

  

 レンプクソウ   キバナカタクリ

 <雑 記>

  

          新装オープンのビジターセンター

  

      伐採後の山頂からの眺望                      下から見上げるとこんな感じ

  

      リニューアルされた高尾山口駅

                                                                                                                                 (記:坂 内)

 

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「東京都自然公園利用ルール」

2015-04-04 23:55:18 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2014年度・高尾SR会目標

《高尾山と周辺をもっと知ろう! 良さを伝えよう! まもる仲間を増やそう!》

東京都環境局のホームページに掲載されました。

高尾山とその周辺に関連する情報を提供します。

http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2015/03/70p3u400.htm

「東京都自然公園利用ルール」を策定しました

平成27年3月30日

東京都 環境局

多摩地域の自然公園(高尾山や御岳山、雲取山等を含む国立公園や国定公園など)では、登山客の増加や、ペット連れでの登山やトレイルランニングなど、利用の多様化が進んでいます。
東京都は、この利用者数の増加、多様化を踏まえ、お互いが気持ちよく楽しめるようにするために、また、利用による自然への影響を軽減させるために、ルール(マナーを含む)をお示しすることが大切であると考えています。そのため、自然公園の利用のあり方等について、検討会(委員長:千葉大学名誉教授 油井正昭)を設置し、御意見を聞きながら策定を進めてきました。
このたび、東京都は「東京都自然公園利用ルール」(別添1)(PDF形式:1.40MB)を策定しましたので、お知らせいたします。これに基づき、マナーと併せてルールを守り、東京の自然を満喫してください。

 

 

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「高尾の森自然学校」開校

2015-04-04 23:54:07 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2014年度・高尾SR会目標

《高尾山と周辺をもっと知ろう! 良さを伝えよう! まもる仲間を増やそう!》

東京都環境局のホームページに掲載されました。

高尾山とその周辺に関連する情報を提供します。

 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/03/20p3r800.htm

「高尾の森自然学校」を開校します。

平成27年3月27日
東京都環境局
セブン‐イレブン記念財団

都とセブン-イレブン記念財団は、本年4月10日に環境体験学習の拠点となる「高尾の森自然学校」を、八王子市川町に開校します。
5月上旬から、都民の皆さんに自然の魅力を体感してもらえるよう、様々な活動やプログラムを提供していきます。

 

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2014年度 高尾山 情報 報告

2015-03-31 23:58:59 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2014年度 高尾山 情報 報告

★ 2014 巡視報告  ★ 2014 共同活動 ★ 2014 イベント報告  ★ 2014 お知らせ

★★ 2014年度 巡視報告(37) ★★

4月   2日 自主巡回 南高尾  13日 自主巡回 裏高尾 

5月   4日 自主巡回 山内  18日 自主巡回 裏高尾  24日 自主巡回 奥高尾

6月   4日 自主巡回 南高尾【標識確認】  14日 自主巡回 北高尾【第1回自主研修「八王子城秘話,よもやま話」】 

        22日 自主巡回 裏高尾

7月   7日 自主巡回 北高尾  12日 自主巡回 奥高尾  21日 自主巡回 裏高尾  26日 自主巡回 山内

8月   6日 自主巡回 山内  17日 自主巡回 裏高尾  23日 自主巡回 南高尾【峠道を辿る】 

       31日 自主巡回【第2回自主研修 さわって、匂いをかいで樹を知ろう!】 

9月   3日 自主巡回 山内【登山道や案内板等の点検と利用マナー普及 】  13日 自主巡回 南高尾 

       21日 自主巡回 裏高尾【第3回自主研修】 

10月   1日 自主巡回 北高尾  18日 自主巡回 裏高尾  25日 自主巡回 裏高尾~山内【高尾の滝と修行】

11月   3日自主巡回 山内【6号路の一方通行案内】  22日 自主巡回 山内 

12月   3日 自主巡回 南高尾【第4回自主研修「巡視中における簡単なロープ」】  

         21日 自主巡回 奥高尾~山内【テーマ:巡回の基本ルールに忠実に:
                                    高尾山とその周辺をもっと知ろう! 良さを伝えよう! まもる仲間を増やそう!】

2015

1月   7日 自主巡回 山内【薬王院初詣、シモバシラ観察マナー指導】  10日 自主巡回 奥高尾【景信山「水切溝」メンテナンス等清掃整備】

       18日 自主巡回 裏高尾【案内板などの清掃、植物観察、通常活動】   24日 自主巡回 奥高尾【冬の高尾を満喫しましょう】

2月   4日 自主巡回 北高尾  14日 自主巡回 南高尾【雪による障害枝、枯木などの処理】    21日 自主巡回 奥高尾【第5回自主研修】

        28日 自主巡回 山内【冬ならではの高尾からの眺望】

3月   4日 自主巡回 裏高尾【山歩きの基本マナーを確認する】   14日 自主巡回 北高尾【高尾山とその周辺をもっと知ろう!「八王子城」】

        28日 自主巡回 南高尾

 

★★ 2014年度 イベント報告(8) ★★

4月   27日 新会員歓迎登山 山内 

6月   21日 研修【安全登山】  28日 緑のボランティア養成講座 基礎講習  

9月   27日 交流会【奥多摩SR会/高尾SR会】  28日 研修【安全作業,地形.地質.植生】

10月   12日 講習【山の中での救急法】

2015

3月   7日 研修【巡視員研修】  15日 研修【自然観察会ーさがわの森および御霊谷林道】

 

★★ 2014年度 共同活動(18) ★★

4月   6日 共同活動マナー普及  16日 共同活動【景信山横断溝設置作業 第二弾】

5月   5日 共同活動【高尾山~小仏城山/6号路利用者カウント】 

6月   8日 共同活動【大雨後の巡視】  18日 共同活動

7月   6日 共同活動【小仏峠 木段付け替え作業】 17日 共同活動

8月   3日 共同活動【南高尾巡視と草刈り】

9月   10日 共同活動【3号路_歩道整備】  30日 共同活動【3号路_歩道整備】

10月   8日 共同活動  15日 共同活動 

11月   23日 共同活動

12月   7日 共同活動【シモバシラ観察の踏込防止ロープ柵の設置作業】  27日 共同活動【シモバシラ、マナー普及】

2015

1月   11日 共同活動【こも敷き】

2月   15日 共同活動【滝山自然公園巡視】  

3月   29日 共同活動【小仏川石積み補修】

 

★★ 2014年度 お知らせ(6) ★★

6月   2日 研修会「安全登山研修」開催

7月   5日 小仏峠の階段改善にご参加下さい。

10月   19日「高尾山マガジン」で紹介されました。

11月   23日 12月3日まで、琵琶滝側からガラガラ道の入口は通行止め   「東京都自然公園利用ルール(案)」への意見が募集。

2015

1月   1日 2015年もよろしくお願いします。

 

★★ 学べる気になる写真集 ★★

☆ 八王子城秘話,よもやま話   ☆ 研修 さわって、匂いをかいで樹を知ろう!   ☆ ツチグリ  ☆ 巡視中における簡単なロープ

☆ アオゲラ  2015/2   ☆ こも敷き 2015/1   ☆ シモバシラ観察の踏込防止ロープ柵の設置作業 2014/12

 

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2015年3月28日(土) 自主巡回 南高尾

2015-03-29 21:57:27 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2015年3月28日(土)自主巡回 南高尾

参加 5名(L:齋藤)

コース:高尾駅南口~三和団地分岐~四辻~草戸峠~榎窪山~三沢峠分岐~貴布神社~高尾山口(解散)


三和団地上の登山口で、巡視必携を参考に、準備運動・ミーティング。唐突なサブリーダー指名にも拘わらず、快諾してくれたS氏。終着の高尾山口まで責務を果たして下さった。
四辻まで急登だが、保全活動をしつつ、キブシ・アブラチャン・ヒサカキの花盛りを楽しむ。アオキの白の珍実!
稜線の南方に出て、眼下に高尾霊園、そして遠望。北方には高尾山稜、直登するケーブルカーの迫力。四辻からの登山客も、草戸峠では70人を超えていた。昼食をしながら、一丁平から高尾山・薬王院・十一丁目茶屋・城山の眺望。草戸山では初対面の人達と会話が弾む。
保全活動をしつつ三沢峠へ。四辻からイノシシの痕跡が酷い。県境とあって登山客も湖見学・墓参・マラソンなど多彩。コース情報や植生・サポレン等の質問が多いので対応。北方へ下山。榎窪川ではヒキガエル・スミレ・ヨゴレネコノメ等が協奏曲?中沢川・入沢川の
合流付近で、K氏に乞い、鎮守貴布祢神社を参拝。一気に高尾山口へ急行。出会った入山者約180名、振り返りを行い解散。

・保全活動
道際の障害枯損木、枯枝・葉の処理。管理標・案内板の汚染が目立ち、特に木柱の虫害・腐蝕が甚だしい。


・総括
26年度サポレン最終の自主活動。参加メンバーに感謝致したい。当コースは県境に面し、登山客も様々。また、変化に富んでおり尾根筋は植生の宝庫。高尾山群を一望できるのは言うまでもないが、角度を変えれば、眼前の景色に親しみ、見はるかす眺望に時を忘れさせてくれた。何故か、孤独を欲しいままにしての単独登山者も多かった。保全活動せずなら、大垂水峠へと足を向け、稲荷山コースに次ぐ8番目に県境コースと称したいくらいの魅力あるコース。下山時は、貴布祢神社を参拝して、活動中の安全を報告し無事終了。

・当日出会えた主な山野草
①ヨゴレネコノメ、②アズマイチゲ、③ニリンソウ、④カタクリ、ミミガタテンナンショウ、⑤ナガバノスミレサイシン、⑥シュンラン、⑦ユリワサビ他

 

(記録MS、写真提供及び編集 MK)

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2015/3/29 共同活動 小仏川石積み補修

2015-03-29 15:44:54 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者13名(うち都レンジャー2名)

小仏川遊歩道の石積み箇所の補修作業を今年も行いました。

付近では、ヤマエンゴサクやアズマイチゲ、キバナノアマナが開花し、地元の方が設置した柵によって守られています。

現地にある石や枯れ木を用いて道を明確にしたり、複線化した道を塞いだりすることで植生への踏み込みを最小限に

抑え、植物の回復を目指します。

午後は、日影沢でマナー普及活動を行いました。ハナネコノメはもう終わりかけですが、キクザキイチゲやニリンソウが

見頃で、観察や撮影の人も訪れています。観察会で来ていた団体の方々が植生に踏み込んでいたというお話もあり、

人の多い高尾ならではの問題点が感じられました。

皆さんに着用いただいている「盗掘防止」の腕章に関心を示された方もいました。盗掘も踏み込みも多くの目で監視を続ける

必要がある活動だと思います。今後とも皆さまのお力をお貸しいただきたいと思います。

活動に参加された皆さん、ありがとうございました。

来年度も引き続き宜しくお願い致します。                        

                                                       (都レンジャー 田邉)

 

 

**共同活動に女性の会員にも参加してほしいというご意見があり、呼びかけの文書を矢内さんが作成されましたので、こちらに掲載させていただきます**<事務局>

↓こちらの文書をクリックしてご覧ください。

 

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3月15日 自然観察会ーさがわの森および御霊谷林道

2015-03-25 00:34:22 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

実施日時:2015年 3月15日 9時~16時

実施場所:さがわの森および御霊谷林道 

講  師:株式会社エコロジーパス取締役 北澤 哲也氏(元東京都レンジャー)

参 加 者:TSR会員 16名 さがわの森管理人 2名 

研修の目的: 「生物多様性の保全のあり方と進め方について」として、企業やNPO・ボランティアが取り組む生物多様性保全活動の現状

を現地で学ぶ。

また、植物や昆虫を中心にその生態を知ることなどを通して、自然環境の保護・保全の大切さを理解する。

 

Ⅰ.講師紹介と講師挨拶および案内していただく、“さがわの森”を管理しておられるNPO法人の方の紹介。つづいて本日の研修目的と

  行程確認。今日は女性の参加者もおられるので、バイオトイレカーも出していただけることになった。

 

Ⅱ.9時45分御霊谷林道入り口出発、

 

     御霊谷林道入り口              スミレについて             バイオトイレカー

 動・植物の観察については

     ①    入口案内板上のナメクジの歯舌痕観察

     ②    アオキの生態および鳥との関わりについて

     ③    イノシシやテンなどの生痕

     ④    アオイスミレとタチツボスミレの見分け方について

     ⑤    アオキの葉にいた毛虫

     ⑥    ヤマアカガエルとアズマヒキガエルの卵およびオタマジャクシ

     ⑦    ヒナスミレ・セントウソウ・ニリンソウなどの開化植物の観察

   ⑧ カントウカンアオイの花

   ⑨ 主に高尾で見られるカシ類について

   ⑩ キジョランの葉についたアサギマダラの幼虫

   ⑪ オニシバリの花

   ⑫ ヒノキやスギを例に木の仕組みや性質について

   ⑬ スゲに見られるシカの食痕

   ⑭ タヌキのためふん

          

     アオイスミレとタチツボスミレ      アメリカシロヒトリ?       ヒナスミレ         ニリンソウ

          

   アズマヒキガエル(卵)   タヌキのためふん     ヨゴレネコノメ       トエイカブト        セントウソウ

            

   シカの食痕      カントウカンアオイ(花)      オニシバリ        アサギマダラの1齢幼虫     アサギマダラの2齢幼虫

 

Ⅲ.昼食後、「高尾百年の森」の管理方針・利活用・今後の取り組みについて管理されているNPO法人の方から説明を受けた。

  国立公園や国定公園などの自然をそのまま残す(現状維持)という管理とは違い民有地においては人と自然の共存を念頭に多くの生

   物種が共生できるように適度な管理を行う。そのため下草刈り・間伐・除伐などのいわゆる雑木林の手入れ、森林研修・小学生を対象

   とした体験教室を行っている。

 

        高尾百年の森について                           集合写真

  

 Ⅳ.最後にさがわ「高尾百年の森」の管理状況を見学のため山内をまわり、間伐・除伐・皆伐の様子と回復してきた植生などを見学した。

 

 Ⅴ.感  想

     日常私たちが行っている活動とは違った観点での管理のあり方を聞きとても興味のある観察会であった。

     実際には、自然環境保護保全・エコに対する取り組み・子供たちに対する環境教育などなど数多くの話を聞き今後の活動のために

      も大いに参考になった。

    最後にこのような機会をつくって頂いた都に対して感謝しています。

 

   

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