高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2008/10/19 自主巡回 高尾山内

2008-10-19 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:5名
コース:清滝駅(集合)~6号路・1号路~高尾山~1号路・金比羅台~高尾山口駅(解散)

 去る8月28日の集中豪雨で通行止めとなっていた6号路が本日解除になった。そこで、今回の自主巡回は予定を変更し、都レンジャー福田、中原の両氏及びビジターセンターの佐藤氏の参加をいただいて復旧箇所の確認・点検及び6号路全体の状況確認も併せて行うことになった。
 琵琶滝を経て大山橋へ向かう途中に通行止めの原因となった現場があった。山側の斜面が崩落し、同時に登山道の一部も崩落したのである。整備改修工事の結果、通行可能な登山道に復旧した状況が確認できた。しかし6号路は、もともと道幅が狭い上に多くの利用者が行き交うコースでもあるため、復旧した箇所には、「通行注意、上り優先でお願いします」と記載したプレート(写真)を取り付けた。
 当日は、約2ヵ月振りの6号路開通を待ちわびていたかのように登山者が大勢頂上を目指した。これからの紅葉シーズンを前に、1号路と稲荷山コースに加えて6号路の開通で多くの登山者を迎える舞台が整った。(SR/HI)

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6号路の利用再開と、予定変更のお知らせ

2008-10-17 09:43:15 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

8月末のゲリラ豪雨以来、ずっと閉鎖していた6号路ですが、ようやく再オープンの目処が立ちました。

19日(日)より、6号路の利用を再開いたします。

つきましては、19日に予定されておりました登山道チームによる自主巡回に都レンジャーが同行させていただき、危険箇所などの判断についてレクチャーするという予定を、少し変更させていただきたく思います。
当日の集合場所・集合時間に変更はありませんが、工具や資材を用意し、6号路を上りながら、業者による補修工事では対処できなかった細かい部分の補修を行いたいと考えています。また、当日は管理センター職員も同行しますので、プロの目から見た「危険・安全」の判断などを学べる良い機会になるのではないかと思います。

どうかふるってご参加ください。なお、当日は久しぶりということで、混雑が予想されます。当面の間、「登り優先」ということを周知していくつもりですが、くれぐれも事故、トラブルの無いよう、気をつけて作業を行いたいと思います。

突然の予定変更で申し訳ありませんが、宜しくお願い申し上げます。(都レンジャー・福田)

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2008/10/13 共同巡回 高尾山内

2008-10-14 13:50:46 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:2名+レンジャー2名
コース:清滝~稲荷山コース~5号路~富士見台~鳥のみち~一丁平~鳥のみち~高尾山頂下
 三連休の最終日で、昨日12日ほどではないが、かなりの人出だった。メンバーからは「稲荷山コースでこんなに行列したことはなかった・・・。」との声が。多分、6号路が通行止めとなっているため、利用が集中したのだろう。
 先日の作業日に張ったロープを確認したところ、多少弛んでいたので、張りなおした。何でこんなに早く緩むのか?登っていく利用者を観察していると、手摺がわりにする人がかなり多い。小学生の一人は階段でつるっと滑り、慌ててロープを掴んでいた。こうやって、すぐに弛んでしまうらしい。
 6号路との分岐点で小休止をしていると、暖簾をくぐるがごとく、気軽にロープ柵を利用者が入っていく。土砂崩れのため通行止めであることを説明し、戻るよう指導すると、「何で分岐のところで止めない!」との言葉。土砂崩れ箇所以外の通れるところは通すべきだということらしい。6号路の土砂崩れ状況を知っているということは、もしかして・・・?今回は強行突破ということはなく、稲荷山コースへと進んでもらった。
5号路と高尾山頂階段の合流点で、アサギマダラにマーキング。昨日午後の冷えが影響しているのか、ここ数日何頭も見られたのが、今日は1頭だけ。通る利用者に解説をする。こうやって解説で調査の存在を広めていけば、理解が得られ、利用者も調査者となっていくのだ。
青年の森で昼食。ここには直翅目昆虫が多く、食べ終わってからしばし、数種を捕まえて観察する。モリオカメコオロギ・ツヅレサセコオロギ・ハヤシノウマオイ・アオフキバッタ・タンザワフキバッタ(セアカ型)が見られた。
一丁平までは北側のまき道を行き、途中、ツリフネソウについての解説1件。一丁平便所の裏は昔捨てられたガラスが破片となって散らばっていて、気持ちのいい光景ではない。さらに危険だ。懸案事項とする。
一丁平で小休止中、アサギマダラを発見!ひっつきむしだらけになりながら2頭にマークをつけた。
帰り道もメンバーの「アサギマダラ目」は続き、3頭を追加。アサギマダラが溜まりやすい5号路・高尾山頂下で本日のまとめをして、解散となった。

*今年、高尾山では、裏磐梯・グランデコスキー場で9月4日にマークされた個体が10月4日に一丁平で、群馬県丸沼で8月10日にマークされた個体が十一丁目茶屋下300mで10月10日に、それぞれ確認されています。
(都レン 中原)

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陣馬山補修隊の活動報告

2008-10-04 17:28:57 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

神奈川主催による「陣馬山補修隊」の活動が無事終了しました。
ご参加いただいた皆様本当にありがとうございました。

今回は一ノ尾根の土居木階段が土砂流出等により浮いてしまい、
それを避けて歩行することによる階段周辺の裸地化を解消するため、
階段の補修を行いました。
補修を行ったものは40段を超えていたように思われますが、
参加者が多かったので予定どおり完了する事ができました。
参加されたSRさんは、階段の土砂流出を防ぐための土嚢埋めや
ロープ杭の設置など大活躍されていました。

作業場所まで1時間あまり登山したあとの力仕事はかなり大変でしたが、
利用者の方々からの温かい感謝の言葉に疲れも和らいだ気がしました。

帰り際、7月の東京都主催による補修を行った山頂の階段を見ましたが
土砂が流出することもなく、多くの方に利用されているのを
とてもうれしく感じました。(都レンジャー・甲把)

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陣馬山補修隊 追記その2

2008-10-02 17:18:34 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

神奈川より詳細の情報をいただきましたので改めて追記します。
道具については神奈川にて準備していただきますが、軍手は持参してもらいたいとの事。
(甲把が予備を持って行きます)また、のこぎりなどがあれば使う機会があるかも知れないそうです。

雨天の判断は、前日の17:00横浜地方気象台発表の、
神奈川県西部の当日6:00~12:00の降水確率が50パーセント以上の場合、
中止です。電話0465-177で確認できます。(基本的に連絡はまわしません)

また、帰りについてですが、状況により
A:和田峠まで道具を運び、乗り合いの車に乗せてもらい和田へ移動し、15:47和田発バスに乗る(藤野16:01着)
B:和田峠を経由せず山頂より和田まで徒歩で移動し、15:47和田発バスに乗る(藤野16:01着)
C:和田峠まで道具を運び、徒歩で移動、15:40陣馬高原下発バスに乗る(高尾16:20着)
のいずれかとなります。

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陣馬補修隊の追記

2008-10-02 08:56:18 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

陣馬補修隊参加後の下山方法ですが、補修隊と共に徒歩で「和田」に移動後、
バスにて「藤野駅(高尾より二つ目)に移動、15:40藤野駅解散予定です。
道具については、補修隊が準備したものをお借りします。

通常よりも早い集合時間で大変かとは思いますが、
ご都合がつく方は是非ご参加下さい。
3日22:00まで「ウェブリーグ」にて参加表明をお待ちしております。
(都レンジャー・甲把)

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2008/10/1 自主巡回 高尾山内

2008-10-01 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:3名
コース:清滝駅前~ガラガラ道~2号路~3号路~5号路~もみじ台~一丁平(昼食)~もみじ台南巻き道~高尾山頂VC~富士道~1号路~金毘羅台~清滝駅前

 朝まで台風15号の影響でかなりの雨が降り、山頂には雲がかかり雨は上がったもののたいへん静かな高尾山口。
 今回のコースは、8月末の集中豪雨の爪痕はあちらこちらで見られるものの登山道自体は問題なく歩行可能だった。
 2号路から3号路にかけて足元にはカヤの実がたくさん落ちている。中には小動物の食痕と思われるものもあり、カヤの爽やかな香りが漂ってくる。リスかムササビの仕業かなと、静かな森の中、一生懸命食べている動物たちの姿を想像するとなんだかワクワクしてくる。(VCに立ち寄って解説員の林さんに伺ったところ、どうやらムササビの可能性が高いとのこと)
 この時期、端境期であまり秋の花など見られないかと思いきや、アズマヤマアザミ、ノハラアザミ、トネアザミ(タイアザミ)、ミズヒキ、キンミズヒキ、アキノタムラソウ、ヤマハッカ、シロヨメナ、ユウガギク、シロヤマギク、ツルニンジン、ツリガネニンジン、カシワバハグマ、オクモミジハグマ、またアキノキリンソウ、ヤクシソウなども咲き始め高尾の山はすっかり秋の風情。圧巻は一丁平への登山道に覆いかぶさるように穂をだしたススキ。季節は確実に歩を進めていた。
秋を感じさせるものはお花だけではなかった。ムラサキシキブ、ガマズミ、ゴンズイ、ヒヨドリジョウゴ、ホウチャクソウなどの実も紫や赤く色付き目を楽しませてくれた。利用者の数も少なく道を尋ねられることもなく、秋を堪能する巡回となった。(SR/TS)

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