高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2015年2月21日(土) 自主巡回 奥高尾【第5回自主研修】

2015-03-08 19:45:35 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2015.2.21(土) 自主巡回 奥高尾 

第5回自主研修  『野生動物のフィールドサイン(痕跡)パート2(実践編)』】

9/21の第3回自主研修の講義に引き続き、三好レンジャーに講師をお願いし、実地研修した。


◆参加者:9名(川原田L、講師:三好R 、体験入会1名)) 天候:晴
◆コース:高尾駅北口~日影沢バス停~小下沢~景信山~小仏峠~小仏バス停~JR高尾駅(解散)

当日、JR高尾駅北口バス停付近に集合。8:45頃には全員が集まり、一本早いバスに乗った。日影バス停下車後、木下沢の入り口にあたる高速高架下の広場で、ミーティングを行った。本日にプログラム、コース、注意事項などとともに、参加者の体調確認を行った後に、三好レンジャーから、高尾でみられる野生動物の特徴など、資料(野生動物のフィールドサインに関する見分け方)に沿って、解説があった。野生動物が多様に生息する場所は、生態系が豊かな自然環境の指標になり、自主巡回の際、サインを見分け、調査の幅を拡げることを提案された。

ストレッチを行った後、木下沢林道を野営場跡地まで進んだ。途中、残雪があり、滑りやすい部分もあったが、軽アイゼンを装備するまでには至らなかった。けものみち(イノシシ?)など確認しながら進み、野営場跡地の広場で休憩。

野営場跡地からザリクボ沢沿いに日頃点検できない指導標や登山道状況など確認しながら巡回。残雪があるところもあり、注意しながら、急登した。途中、ケヤキの大木付近で休憩していたグループ方々から、SR会について聞かれ、説明を行った。北側斜面の尾根道も、雪が残っている部分が散見された。雪の残る木下沢分岐で休憩後、一気に景信山へ向かい、昼食をとった。

景信山から、小仏峠まで、ぬかるみあり、残雪、凍結など冬の多様な悪路を進んだ。途中、盗掘防止パトロールの腕章を見た人から、「盗掘」の意味を尋ねられた。最近の巡回では、赤地に白文字の腕章に気づいて、声をかけられ、パトロールの意義や目的、植物保護の大切さ、レンジャーやサポレン会の紹介にもつながっている。

小仏峠で休憩したが、陽だまりに「ヤマネコノメソウ」が群落で開花していた。野生動物に敬意を表し、小仏峠の狸の置物をバックに集合写真を撮影(していただいた)。

その後、小仏バス停まで下山。途中順調に巡回ができ、予定よりも早いバスにも乗れ、バス停で、振り返りのミーティングを行った。

(記録・写真:リーダMK

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