参加者:サポートレンジャー13名、都レンジャー1名
コース:JR高尾駅北口~日影バス停~日影沢林道~小仏城山(昼食)~一丁平
~もみじ台北巻き路~高尾山頂VC(解散)
コメント:今年最後の自主巡回。午前9時にJR高尾駅北口に集合、バスにて日影沢入
口まで。そこでミーティング、参加者が多いので2班に分かれ時間差を付けて
巡回する。途中、保護柵を設置する予定の日影沢の4つの地点を紹介・設置内
容などを説明しながら例年通りのコースを巡回。このコースは日当たりが良く
タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、アキノキリンソウ、リンドウ、セン
ボンヤリ(秋花)などが咲いていた。
昼食は昨年と同じくホウトウを作って食べた。女性会員が下ごしらえや調理
をしてくれたので、とても手際よく出来、かつとっても美味しかった。加えて
一部の会員から筋子の差し入れが多量にあり一同大感激。
ただ、食事を多量に作るとバーナーのキャパを越え相変わらず時間がかかる
し、鍋も焦げ付くのは相変わらずである。
昼食後、小仏城山山頂で記念写真を撮り、一丁平を経由して高尾山頂へ。山
頂VCにてミーティングの後解散、ダイヤモンド富士を待つ。これで4回目の
イベントとなるが、毎年晴天!多少雲のかかることもあったがダイヤモンド富
士をしっかり見ることが出来た。
(by SAK)
クリスマスの25日より、本格的に「氷の花」が見られ始めました。
27日には、高さが20cmほどの立派なものも観察できました。
12日に皆さんと設置したロープ柵は、予想が的中。
もみじ台北巻き道の「氷の花」ができるほとんどの場所をカバーできています。
しかし、今回ロープ柵を設置しなかった「一丁平トイレまでの北巻き道」や
ロープ柵がある「一丁平北斜面」での登山道外への踏み出しが目立ちます。
先日は、登山道外への多くの踏み出しを目の当たりにした利用者の方より、
更に充実した対策を望む声がビジターセンターに寄せられました。
現在、レンジャーは極力一丁平方面にパトロールに出かけています。
ただ、レンジャーだけでは目が届いていないのが現実です。
自主巡回その他で来られる時は、ぜひシモバシラ観察のマナー普及をお願いします。
今日は、これからもみじ台北巻き道で、ロープ柵を設けていない場所にできた踏み跡に、注意喚起の看板を設置してきます。(都レンジャー/甲把)
参加者:4名
コース:清滝駅~6号路~大山橋~旧大山道~3号路~高尾山頂~1号路~旧金比羅道~高尾駅
本日の巡回は通常の高尾山内巡回にプラスして、レンジャーの許可をいただき、歴史チームイベントとして、大山橋より江戸時代の両山講(高尾山薬王院と相模の大山阿夫利神社両方をお参り)の江戸庶民が通った旧大山道を上りました。
大山道とは関東各地から相模国大山にある大山阿夫利神社へ参詣者が通った古道の総称で、関東各地に残されています。中でも有名なのは東京の青山通り大山道で現在の国道246号線となっています。道中の参詣者は、白装束に手っ甲脚絆、「六根清浄」の掛念仏を唱えながら5~6人、多いときには20~30人が一団となって大山へ向ったと言われています。
また、関東各地には「大山道」と記された道標が数多く残されており、高尾山にも薬王院御護摩受付所脇に残っています。(写真参照)
歴史チームは通常の自主巡回にプラスし、自主活動として高尾山内や北高尾、南高尾に残る歴史的文化遺産を確認・調査しています。高尾山薬王院や八王子城跡など高尾近辺の歴史に興味をお持ちの方はぜひご参加ください。
過去に開催したイベントとして薬王院の精進料理を食べる会があります。2回目のイベントとして2011年1月10日に上野にある東京国立博物館の見学会を予定しています。
さて、冬の高尾と言えばシモバシラの氷の花ですね、清滝駅前で出発前のミーティング中に、どこへ行けば見られるかと早速質問を受けました。もみじ台北まき道の観察地を案内しましたが、山頂でレンジャーにお会いしたのでシモバシラの状況を確認しましたところ、今年はやや遅れているようで観察地では19日現在まだ観測出来ないようです。
高尾山頂からは1号路、金比羅旧道経由、JR高尾駅まで歩きました。朝の冷え込みに比べ昼間は風もなく穏やかな一日でしたが、冬の日暮れは早く、3時半には夕闇が迫っていました。
本日参加の皆さんお疲れ様でした。(TSR/TF)
参加者10名(うち都レンジャー3名)
今回は、これから心配されるシモバシラの撮影・観察による植生荒廃対策として、ロープ柵を設置しました。従来であれば、もみじ台北巻き道入口すぐに「シモバシラ観察地」を設けるのですが、今回は現状に合せて、内容を変更しました。
もともと「シモバシラ観察地」は、八王子市有林内のすでにあった踏み跡を、観察地として整備することで撮影・観察場所を提供すると同時に、そこを楽しんでもらう(満足のいく写真を撮ってもらう)事で、他の場所での登山道からの踏み出しを減少させるねらいがありました。
しかし、ここ2年ほど「シモバシラ観察地」に被写体になり得る氷の花ができず、「シモバシラ観察地」以外のロープ柵がない場所で、登山道外への踏み出しによる植生荒廃が目立つようになってきました。
そこで、残念ですが「シモバシラ観察地」はしばらくお休みとし、シモバシラの同定ができる11月頭に、自主巡回で居合わせたメンバーと新たなロープ柵候補地を検討しました。検討に当たって、シモバシラが群生している場所と登山道から少し山側にシモバシラがあり、撮影の際思わず登りたくなる場所の両方がカバーできるよう考慮しました。
植樹などと違い、今回のような活動の成果は、目に見えて現れるものではありません。現状が維持される事が成果だからです。しかし、これからも登山道脇にシモバシラはもちろん、ナルコユリやヤマユリ、ツルニンジンなどが咲き、それを楽しむ人がいる。その光景を思い描きながら、地味な活動を続けていければと思います。
今回はロープ柵の設置以外にも、登山道整備用のこもの運搬及び固定杭の製作、日影沢の植生保護ロープ柵の準備も行えました。参加いただいた皆さん、ありがとうございました。(都レンジャー/甲把)
参加:6名(内、都レンジャー1名)
行程:清滝~ケーブル~山頂~もみじ台周辺(昼食)~ビジターセンター裏(竹釘作成)~もみじ台周辺~山頂(解散)
すでに今年で3回目(レンジャー・サポートレンジャー共同で行うようになってからは2回目)となった、山頂~一丁平間の菰敷きですが、5日はその1回目となる作業を行いました。
昨年用意した菰は200枚、今年はなんと1.5倍となる300枚を用意しました。今回はその内の80枚を使い、奥高尾方面階段下からもみじ台便所手前までの区間に菰を敷くことができました。重い菰を運び、敷いてくださった皆様、ありがとうございました。
本来なら、もう少し登山道がぬかるんでから敷いた方が良いのですが、毎年ぬかるむことが分かっており、登山者の通行量の多いもみじ台周辺だけは、先行して敷いてしまうことにしました。
敷いている間に、多くの方から「今年も敷くんですね。ありがとうございます!」「ご苦労様です!」と声をかけていただき、作業にも熱が入ったのではないかと思われます。
今、レンジャーが高尾における一番大きな問題として考えているのは、「登山道外への踏み出し」です。何らかの理由で登山道外へ踏み出す方が増えた結果、登山道の拡幅、複線化や、登山道周辺の植生荒廃が進んでいます。一見自然や植生の保護とは関係が無い様に思える菰敷きですが、これは「ぬかるんで歩きにくい登山道を避けて登山道外を歩く人が多いなら、登山道を歩きやすくすれば良いのではないか?」と考えた結果です。もし自主巡回の途中などで質問を受けたら、説明をお願いいたします。
次の作業予定は、15日のシモバシラ観察地説明です。また皆様のご協力をお願いいたします。なお、残りの220枚(昨年の残りも入れると240枚)は、1月12日に行います。奮ってご参加ください。(都レンジャー・福田)
参加者:3名
コース:高尾山口~梅ノ木平~中沢峠~三沢峠~草戸山~四辻~高尾山口駅
今日は夕方から雨との予報でですが朝は快晴でした、12月ですがあたたかい一日で高尾山口駅9時に出発しました、ほどなく国道20号の左側の歩道には下が見えないほどに落ち葉が積もって心地良い歩きでしたが、この落ち葉の処理も大変だなーと心配しながら歩いていると突然別世界に行ったと思われる建造物が目の前に入ってきました、高速道路のインターチェンジです、だいぶ出来ているので完成もあと僅かと思います。
うかい鳥山を通過して中沢峠の登山口に来たが以前あった小さい標識が無くなっていたので写真を撮ってから倒木を伐採した箇所を確認しながら歩を進めました、途中ところどころ段差のあるところでは土嚢が積んであるのでだいぶ歩きやすかったが多少汗ばんだ。
中沢峠に出てからは尾根づたいを歩くので気持ちよく散策でき見晴らし台で休憩、ちょうど男性二人連れの先客があり、どこから来ましたかとか話をしたが私らの腕章を見つけるとここのベンチがガタがあることやそこの路が歩きにくいなどビジターセンターに話をしたがちっとも直してくれないと息巻いていました、そこで私が具体的な場所を問いただすとどれもかしこもあっちもこっちもそうだという、私はここまで歩いてきてもそれほど歩きにくいところはなかったので不満はありませんが人によっては歩きにくいと感じるところがあるのかもしれないと思いながら後半の道のりを歩きましたが結論は出なく今後の宿題として今日の自主巡回は高尾山口駅に2時45分に到着し終了としました。(TSR/MI)