高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2024年 10月 22日(火)共同活動 6号路歩道整備

2024-10-28 15:21:01 | 2024年度活動報告

6号路の歩道整備をレンジャー3名とサポートレンジャー11名
2班に分かれ、協力しながら活動しました。


今回は気候が作業日和、働き過ぎない様、時々休みをしっかり入れ
周囲の安全に注意しながら、根っこの部分を修復する作業にかかりました。

登山道としてよく利用する部分で、根をガードしつつ、根っこに引っかかりにくく、
段差を減らす様に努力しました。

1班の整備の箇所は目の前で根っこに引っかかる利用者も見受けられ、なかなか難易度が高かったのですが、
下部の石段も含め歩行者に優しい歩道へと仕上がりました。

2班は大きな石を大胆に敷き詰め広範囲で安定した歩道を仕上げていきました。


大山橋の丸太の再設置は、力持ちの方が率先して動いてました。

 

また、稲荷山コース上下の ”ナラ枯れ看板”を設置して終えました。

多くの方から応援や感謝の声をいただきました。ありがとうございます。
登山道整備作業も何回か関わった方が多く、皆スムーズに動けました。
ありがとうございます。お疲れ様でした。

 

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2024年10 月17日(木)自主活動 モニタリング1000

2024-10-21 15:47:47 | 2024年度活動報告

モニタリング1000  自主活動
サポートレンジャー10名

朝から雨が降り出しそうなどんよりとした雲のため、帰りが遅くならないように植物相調査班と哺乳類調査班に分かれて実施しました。

開花が終わり、実になった状態の植物が多くなる時期ですが、実や種はじっくり見るとおもしろい形をしています。それぞれ違う特徴があり、植物のことをより深く知ることができます。

↓写真:メナモミ


日影のセンサーカメラ設置場所への道中、ニホンジカが大きな甲高い声でピィーーと鳴くのが聞こえました。秋になると聞こえてくる雄ジカの求愛の鳴き声です。つい最近まで残暑が続いていましたが、動物も植物も秋を迎え、季節の移ろいを感じます。


↓写真:ニホンジカの角研ぎ跡

 

1号路のセンサーカメラの電池とSDカードを交換した後、金毘羅台へ繋がるヘアピンカーブで、頭上の枯れ枝を高枝鋸を用いて剪定している作業者がいました。高尾山ではたくさんの関係者がそれぞれの役割を担い登山道の安全をまもっています。そんな現場を目にして、サポレンメンバーもその一員であることを改めて実感しました。

 

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2024 10 06(日)  自主巡回(巡回リーダー研修)

2024-10-11 21:07:54 | 2024年度活動報告

2024 10 06(日)
自主巡回(巡回リーダー研修) サポートレンジャー 17名

サポートレンジャーが活動するときは、予めその日のリーダー『巡回リーダー』を決めています。

巡回リーダー研修では、リーダーの役割や巡回時のポイントを学びます。

午前中は、実際に巡回しながら、巡回時のポイント(安全最優先、施設点検、危険ヶ所など)を確認しました。
今年から巡回リーダーになった3名のリーダーによる、しっかりと安心感のあるリードの下で充実した巡回活動ができました。
各班ともに、点検する中で気になった箇所を整理し、まとめてレンジャーに報告しました。

午後は、ビジターセンターのレクチャールームで講義によって、「巡回リーダーとは」、「リーダーとしての役割」、「安全活動のための留意点」などを確認しました



レンジャーから、「サポートレンジャー活動に役にたつ知識のまとめ、最近の高尾山事情」などのレクチャーがあり、
参加者からたくさんの質問や、意見が出され、とても有意義な研修でした。

 

午前の巡回時の様子を少しお伝えします。

「巡回」をしながら山頂を目指しました。
本日の参加人数17名を3班に班分けして、6号コースに2班 稲荷コース1班でした。

 

 

小雨が降る中の活動となりました。
稲荷山コースでは、横断溝の効き具合は、雨の日ならではの確認場所と感じました。

稲荷山の下がった直ぐの横断溝の溝が無くなっていたり、
雨日が続く為、ぬかるみも何ヵ所か出来ていました。

最近は稲荷山コースも人気で登山者が多いですが
ランナーの方へ、 ゆっくりどうぞと声掛けをしましたが
走って通過される方が殆どだったので 登山者がよける状態が多く
ランナーは、すれ違い時は、どうか歩いて欲しいと思っております。


皆さん、お疲れさまでした。
ありがとうございました。

 

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2024年 9月18日(水) 共同活動 一丁平草刈り

2024-09-23 14:15:30 | 2024年度活動報告

共同活動  一丁平草刈り

 リーダーレンジャー3名     サポートレンジャー10名

高尾山山頂ビジターセンターに集合にて 各自ヘルメットをかぶり、手袋を付け、作業用姿になり道具を持ち一丁平付近へ移動をしました。

暑い中での作業だけに、水分補給はこまめに声掛があり、ミニ休憩も配慮いただきました。

先ず、登山道脇の草や低木が通行に邪魔ではないか これから花が楽しめるなどを確認しながら出来る限り残す方向を語りながら歩きました。

次に、登山者がこれから楽しめそうな草木へは リボンとクリップ等で加工されたその時だけの印を付けて 伐らない様に皆へ周知して作業に入りました。

作業は、矢羽根案内板を隠す草を案内板が見える状態へカットから
ベンチ、野外のテーブル周りを短時間で出来る限り丁寧な作業をしました。

歩道脇の目立つヶ所や、ススキの広がり過ぎ等を剪定していきました。
また、クズの蔓、樹々に巻き付き覆いかぶさり 樹々の原型を隠すものへも
少し対応しました。
全体的に何回か手を入れている為 登山道は歩きやすい状態を保っている様子でした。

平日なので登山者は多くはない状態でしたが、
皆さんが「 ありがとうございます。」「お蔭様で 歩きやすいです。」など
嬉しい言葉をかけていただきました。

天候の変化を気にし、早めに作業は終了になりました。
お疲れ様でした。ありがとうございました。

 

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2024年9月14日(日)自主活動 モニタリング1000

2024-09-18 20:32:57 | 2024年度活動報告

モニタリング1000  自主活動

サポートレンジャー17名

日影沢にて、毎回同じ地域を調査していますが、9月中旬となっても夏のような日が多いせいか植物に焦りに近い変化が見受けられ、数名で驚きを隠しきれませんでした。植物も困っているのでしょうか?
本来5月中旬に可憐な薄ピンクの小さな花が咲く植物が、やや白くなりながら間違いなく蕾から実までを付けていました。何年間か活動をやっていますが初めての確認でした。

また、環境としては、9月上旬の台風10号に伴う大雨の影響にて
キャンプ場より先数ヵ所の道路修復作業が行われており 道幅ギリギリのトラックが行き来しており、「山側へ避けてください!」の大声が何度もかかりました。

トラックは危険ですが、危険ヶ所を修復していただいているので、心から頭が下がります。
私たちの地味な調査風景をみて、作業されている方から  この先の路肩の草を抜いてしまいましたが・・・すいませんね、との声をかけていただき、その声にありがとうございます。と数名で返答いたしました。

数名のランナーも確認しましたが、調査中の場へ近くなると 歩いていただいておりマナーが良く和やかな雰囲気でした。

今回も調査に熱中して、喉がカラカラになり、区分ごと確認作業時には、水を飲んでとの声掛けが大切だと思う状態でした。

 

哺乳類のデータ回収メンバーは、11時頃に9名で元気に山内へ向かい
無事活動を終えました。

 

合間に出合った虫

フクラスズメ幼虫

アケビコノハ幼虫

お疲れ様でした。ありがとうございました。

 

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2024年 9月8日 【共同活動】歩道整備 6号路

2024-09-15 13:54:39 | 2024年度活動報告

6号路の歩道整備にプラスして前回8月下旬に予定が台風の影響で中止になった、堅果類調査も山頂周辺で実施しました。

本日のリーダーはレンジャーでした。
レンジャー4名 サポートレンジャー7名

◎先ず堅果類調査を山頂周辺にて実施しました。
堅果類調査について、簡単にお伝えしますとドングリの成り具合の豊凶調査です。
双眼鏡を使って枝先についているドングリを、手に持っているカウンターで「カチカチカチ」と ひとつひとつ数える方法です。堅果を餌とする野生動物への影響を予測するため行っております。

 

次に6号路へ向かいました。先日9月上旬まで動きの遅いノロノロ台風10号により高尾山でも何ヵ所か水害が発生しましたが、今回は、土砂により変化の大きかった6号路の大山橋付近の水路整備等の作業を行いました。

◎大山橋周辺では、上流、中央部、大山橋上の3班で土砂撤去を実施し、水路を整え流れを安定させる作業をしました。また大雨が降ると流れが変わってしまうかもしれませんが、現状のベストを尽くしました。

◎硯岩より下の根っ子ゾーンの整備も行いました。今年、何回か同じ様な作業を行っているので、皆が作業工程を理解しているためスムーズに動けており、狭い場所でしたが、利用者への声がけ、安全にも配慮し作業を進められました。

 

 

暑い一日お疲れさまでした。 多くの方のご協力に感謝いたします。

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2024年 8月23日(金) 共同活動 堅果類調査(陣場山)

2024-08-28 14:36:46 | 2024年度活動報告

陣場山山頂周辺で 堅果類調査(どんぐりの豊凶調査)を実施しました。

ツキノワグマの出没予測のための基礎資料となる調査です。

本日のリーダーはレンジャーでした。
レンジャー4名 サポートレンジャー10名、半数はこの調査に初参加メンバーでした。


双眼鏡で調査木を見てどんぐりの数を数えていきます。

 

今年の夏は、連日の猛暑日で、雨が降れば豪雨や雷雨となり連年とは違います。
どんぐりへの影響も気になるところでした。

調査内容として、
クリは、昨年同様の実りです。
コナラは、1個も見つからない状態でした。凶作になるのでしょうか?

ミズナラの実は、落ちていましたが、
数はあるものの調査相応の標本木は特定できませんでした。

暑い中ありがとうございました。

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2024年8月5日(月)自主活動 モニタリング1000

2024-08-10 08:42:13 | 2024年度活動報告

2024年8月5日(月)晴れ モニタリング1000

サポートレンジャー15名

7月から続く猛暑中、日影沢は樹々に覆われる部分が多く涼しい範囲になります。集合場所へ朝のミーティングが始まる前の身支度時には、足元に、カツラの落ち葉がハラリハラリと散っており暑いながら どこか秋のイメージ?暑い日々が多すぎて雨不足じゃないか?との声も出ていました。

植物調査は、午前中に2ヶ所を終え、一緒に活動していたメンバー数名も 哺乳類調査班に混ざり お昼頃にいろはの道から登り調査地へ、植物調査班は、お昼後に残りの調査を継続し雷雨を警戒しながら活動を終えました。

毎回、植物に対するメンバーの敏感な対応は、本当に素晴らしい、ただ気が付いたら、水を飲んで! との声に 殆どの方が 忘れていた!!と急いで給水タイムの間を取っている状態でした。

 

 

 

植物が多いので、虫や鳥が多く自然の流れを感じられる、今回は、蝶、トンボ、サワガニ、クモ、冬虫夏草、トカゲ、スケバハゴロモ、ガの幼虫ナド、多く目に止まる活動でした。

 

 

 

暑い中お疲れ様でした。

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2024年7月17日(水)(6号路)歩道整備 集合時間・場所変更 共同活動

2024-07-19 20:53:34 | 2024年度活動報告

2024年7月17日(水)(6号路)歩道整備 集合時間・場所変更 共同活動

レンジャー5名、サポートレンジャー13名は、1班 2班 3班に分かれ活動しました。

1班 木橋土砂掻き・横断溝設置、土のう作り 木橋の土砂を除去し、歩道に水切りを設置。

除去した土砂を麻袋に詰めて100m下の根っこゾーンへ運搬

2班 根っこゾーンの埋め込み・整地作業 根っこゾーンは足の置き場を考え、

石の大きさと根っこのラインをそろえたり、浮かないような工夫が必要

根っこゾーンの段差を解消するために、階段を付ける作業は、午前から午後へと繋がった

午前中:2班 午後:3班がその続きの作業を 受け持った。

3班 大石や中石 運搬 作業 運搬速度が大変早く、あっと言う間に大量の石が集まり、

何故??体力のある方が集まったのでしょうか

それにしても、皆よく動く、大きな石が欲しいという声に、率先して運んでくれるメンバーあり

気持ちのいい活動に登山者からの感謝の声が 飛び交っていました。

また、狭くなってしまった道でしたが、協力して通行いただき

ありがとうございました。

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2024年7月11日(木)木橋清掃 自主活動

2024-07-11 22:16:48 | 2024年度活動報告

2024年7月11日(木)木橋清掃   自主活動

当初の計画は5号路、6号路の木橋の清掃でしたが、6号路の歩道整備も併せて行いました。

サポートレンジャー 14名  レンジャー2名

活動コース: 高尾山頂~5号路~6号路~清滝
活動時間: 10:00~15:00 1班、2班、3班

午前中は、まず1班・3班が5号路の木橋清掃、2班は6号入口の水たまりを5号路に溜った土砂で埋める作業を実施。

その後、6号路上部(大山橋まで)の木橋を3班に分かれて清掃し。6号路の水切り溝1か所の土砂の除去も行いました。




午後は、レンジャーも合流し、2班に分かれて6号路(硯岩付近)の歩道整備。

木の根が露出した箇所に、川から運んだ石を敷き詰めて、歩きやすくするための作業をしました。




レンジャーから、「どのような路面が安全か」、「どうしたら作業した箇所が壊れないか」等について

アドバイスをもらいながら作業しました。

なかなかピッタリ石をはめ込むことができず、 思っていた箇所の全ては完了できませんでした。

また、整備した箇所がルートとして適切だったかの見直しも必要との指摘もありました。

歩行者の安全を第一に考えて、どのような歩道整備を行うか、難しさと大切さを改めて考えました。

皆さま お疲れ様でした。

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