高尾駅北口から小仏行きのバスで日影に向かう途中で雨が降りだし、日影沢入口の広場に集合した時は雨脚が強まっていました。日影沢キャンプ場まで行き雨宿りをしながら様子を見ました。
雨が上がり植物調査8名と哺乳類調査2名に分かれて9時55分開始。
植物相調査では小さな蕾、花、実を見つけては調査票に記録しますが、ときどき雨粒が落ちてくるので、用紙が濡れないようにするのが大変でした。
高尾駅北口から小仏行きのバスで日影に向かう途中で雨が降りだし、日影沢入口の広場に集合した時は雨脚が強まっていました。日影沢キャンプ場まで行き雨宿りをしながら様子を見ました。
雨が上がり植物調査8名と哺乳類調査2名に分かれて9時55分開始。
植物相調査では小さな蕾、花、実を見つけては調査票に記録しますが、ときどき雨粒が落ちてくるので、用紙が濡れないようにするのが大変でした。
東京都レンジャーとの共同活動で陣場山の堅果類(どんぐり)調査をしました。
東京都の山にはツキノワグマが生息していますが、ツキノワグマは夏の 終りから秋にかけて、どんぐりなど堅果類の実を好んで食べます。
どん ぐりなどの実り具合とツキノワグマの人里への出没の多さには関係が あると考えられています。そこで東京都レンジャーとサポートレンジャーは共同で、2013年 度よりどんぐりなど堅果類の豊凶調査を実施しています。
双眼鏡で調査対象の木を見てどんぐりの数を数えました。
暑い夏は涼しい道で巡回しようと、9時35分に日影沢入口に集合。いつもモニタリング1000で植物相調査を行う場所で花を見ながら、日影沢林道から萩原作業道で一丁平に向かいました。
涼しい道・・のつもりでしたが、この日は想像以上の暑さで日傘が欲しいと思うほどでした。
それでも、いつもの植物相調査場所を超えていろいろな花々、同行レンジャーからの小仏層についての解説、リーダーからの希少植物や鳥の巣の跡についての解説など、見どころ満載の巡回でした。
植物調査に夢中になる場面もありましたが全員熱中症にもならずに、予定どおりの時間で高尾ビジターセンターに到着しました。
猛暑が予想されたため、当初の予定を1時間繰り上げ8時30分集合にしましたが、それでも既に気温は33度!
もう1時間早くてもよかったかも・・・
四辻入口からは樹冠の下、林道、尾根沿いに心地よい涼風も吹き、熱射を受けず巡回できました。コースは木陰が多いとはいえ、連日の猛暑のため山全体が温まっており、熱中症にならないように、こまめな水分補給と休憩を普段より多めに取るよう心掛けました。
途中、指導標を点検しボルト締め、サポートレンジャーの活動をカードを渡して紹介しました。
帰りの梅の木平からTKAO599ミュージアムまでは木陰のない20号沿いを歩くため、かなり暑く我慢の道のりでした。
暑くて水場もトイレもなく厳しい面もありましたが、いろいろな植物にも出会えました。南高尾は高尾山より利用者が少なく、のんびり歩きたい場合は穴場的な山かもしれません。
3号路の5つの木橋と4号路のみやま橋の点検・清掃を行いました。
3号路の木橋は踏板の隙間に詰まった泥を自作の道具で突いて綺麗に落とし、箒で掃いて綺麗にしました。
清掃が大変だったのが4号路の吊り橋。
補強のために設置された中央部の板の両側に泥や落ち葉が積もってましたが、サイドに掻き出す隙間が無いため、手で持ち上げて捨てなければなりませんでした。次回は対応できるように道具を準備します。
陣場と陣馬。東京都と神奈川県では表記が違うのをご存知でしたか?
東京都では「陣場」を使い、神奈川県では「陣馬」を使ってます。
(バス停の「陣馬高原下」は東京都なのに「陣馬」というように例外もあります)
今回、『たまには陣場から陣馬に、東京都から神奈川県へ至る登山道管理の違いを見る』のテーマのもと、「都立高尾陣場自然公園」から「県立陣馬相模湖自然公園」へ南北方向に縦断しました。
高尾駅バス8:35発~陣馬高原下バス停9:15~底沢峠10:50~陣場山頂12:15~昼食~12:45発~栃谷尾根コース~栃谷休憩所14:15~陣馬山登山口バス停14:58発~(バス)~15:10藤野駅着~JR高尾行き15:17発
天気予報に翻弄されましたが、終日、猛暑になることもなく、ほぼ予定コースタイムで無事に巡回を終えることが出来ました。
途中、指導標の点検や清掃を全員で行いました。各自が準備した道具で緩んだボルトを締め、標識に水をスプレーしブラシで擦り清掃。苔むした標識も文字もくっきりとしました。
登山道の複線化防止のために設置されているロープやバリケードが外された箇所があったので、修復しました。
途中、東京都と神奈川県の登山道整備の違いも見ることができ、夏植物開花などを観察しながら、楽しく巡回することができました。